リコの文芸サロン

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清き泉のごとし

2019-01-30 | 短歌

平成31年4月30日の今上天皇のご退位と5月1日の新天皇の即位と私たち国民は
歴史の大切な場に立ち会う幸に恵まれています。
今上陛下のご長女である黒田清子さまは今年50歳に成られますが、
あまり
マスコミに登場なさる事が無いのでお人柄は以外に知られていません。
先日、『ひと日を重ねて』「紀宮さま・御歌とお言葉集」の本を見つけました。

清子さまのイメージは山奥に湧く清らかな泉の様な感じがします。
清子さまのお人柄が伺える御歌を紹介します。
 御歌より

〇小人らの座りし跡か輪になりて白ききのこの草間に並ぶ  (平成3年・22歳)

〇卵抱く母鳥の目はかなしかり身じろぎもせず我を見てゐし  (平成10年・29歳)

〇たちおとすはさみ鈍りぬ牡丹花の咲きにほひたる花のいきほひ   (平成12年・31歳)

〇吹く風さへうつりゐるらむみどり児はひとみつぶらに空に見ひらく  (平成14年・33歳)

〇とざされし氷の中に秋とどめもみじ葉の赤あざやかに見ゆ   (平成16年・35歳)

〇新しき一日をけふも重ねたまふたゆまずましし長き御歩み   (平成17年・36歳)
                      両陛下の長き御歩みをおもひて

 

 若菜つみ 昭和56年4月

       

                              昭和天皇、香淳皇后を東宮御所にお通しして 昭和59年4月

 

 新年のご一家 平成15年1月

 


  

  両陛下とご婚約の春に 平成17年4月                 平成17年11月・初版発行


 

コメント
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