立正大淞南高4－2で甲子園ベスト8進出＜速報＞

3回戦の立正大淞南高と東農大二高は、後半に粘りと集中打を見せた立正大淞南が4－2で9回に逆転勝ち、初出場でベスト8に進んだ。
インフルエンザの影響でベンチ入りが14人、ベンチ前で組む円陣も小さいながら、選手たちは伸びやかに闘った。

1回裏には内野エラーふたつから1点を先行され、さらに1点追加された。しかし、リードされてからもあきらめることなく後半8、9回に好機が訪れる。
相手左腕に重圧をかけて8回ノーアウト満塁、そこで主砲4番崎田がライト犠牲フライで2－2の同点。
直後のスクイズこそ失敗したが、最終回には2アウトから1番主将の林田が3塁打を放ち、続く2番小野がセンター越えの2塁打で逆転、
さらに3番後藤がライト線を破るヒットで4点目。

最後はエース崎田が三振に仕留めてゲームセット。

先行されても焦らず、じっくりと勝機をうかがうその果敢な攻撃は、終始みられたベンチの明るさがもたらしたものだった。
それは14人でつかんだ勝利、輝かしいベスト8だ。

立正大淞南　０００００１０１２　４　　崎田‐成田　三塁打:林田　二塁打:後藤２ 小野
東農大二　 　１００１０００００　２　　加藤‐町田　二塁打:加藤


文・写真/岩瀬孝文（立正大学スポーツ広報）

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