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皆で日本を救おう!大作戦会議

地震じゃない、これは戦争だ。ぐずぐずしていると本当に日本沈没だ。皆で知恵を出し合うのが、皆で日本を救おう大作戦会議だ!

ありがたみ

2011年04月28日 02時35分36秒 | 日記
 諸君。こんばんは。

 元気?

 私はここの所咳が出てね。

 一昨日病院に行ってきた。

 以前かかったことがある病院の副院長の先生が4月に独立されたというので挨拶も兼ねてね。

 行ってみてびっくりした。

 だって3階建てで、1階には調剤薬局が入っており、2階は独立された先生が担当する内科、3階は独立された先生の奥様である医師が運営の責任者である眼科。

 確かに、ワン・ストップ・サービスだ。

 1階の自動ドアを開けて中に入ると、なんとエレベーターが。

 大学病院とか綜合病院じゃないですよ。個人経営の病院。

 個人病院、しかもドクターはご夫婦二人(笑)の病院にエレベーターってないでしょ、普通。

 名前を呼ばれ、診察室に入ると、先生の見覚えのある顔が。

 例によって、私が『先生、凄い病院ですね。エレベーターまで付いてますよ。』とかましてみると、先生は少しはにかみながら、『そうね。でも、患者さんの中にはお歳を召された方もいますからね。』とのこと。

 なるほど。

 まあ、現在の私だったら、2階、3階位だったら階段であがれるけど、後15年位したら、エレベーターがないときついだろうなというのが実感だ。

 診察の結果、咳止め剤や痰を切る薬、抗生物質を処方された。

 基本的には、そんなに心配なく、もし咳が長く続くようなら、また来てくださいとのこと。

 行きますって。こんなピカピカの病院(あんまり病院という感じはしない。待合室部分はそんなに広いとは言えないけれど、バロック音楽が流れていて、リラックスできる感じであり、なんとなくホテルのティー・ラウンジみたい。診察室内も広く明るく、カルテは電子カルテ。X線撮影や体重測定等のスペースも別。そうとうのお金がかかっているはずだが、やはり相対的に若い世代の開業医の理想像というのはどの辺あたりかが垣間見えて興味深い。)ならね。

 しかし、貼り紙にも書いてあったんだけど、エレベーターが現在動くのも、電力がきちんと供給されているからだ。

 この点、東京電力の電力供給が『ルーティンである。』というような趣旨の馬鹿げた発言をしたヘンテコリンな危険人物が政府内に居ることは以前の記事で書いた。

 電力供給が『ルーティン』つまり、単なる繰り返しの単純作業と言いたいのだろうか。

 確かに、一見すると、電気はついて当たり前で、電力供給事業なんて誰でも出来そうだ。

 しかし、電力供給には常に障害が付きまとう。

 例えば、落雷がそうだ。

 夏のゲリラ豪雨とともに、物凄い雷が落ち、電気がたまに消えることありませんか。

 それでも、比較的短時間に電気が再びつくのは、東京電力ほかの各電力会社が、一定の確率で落雷が起きることを前提として、緻密な送電計画を立て、電力供給をコントロールしているからだと思う。

 大体、海外では電力供給がいい加減で、年中停電していることが少なくないことは誰でも知っているはずである。

 それにもかかわらず、東京電力(その他の電力会社)の電力供給事業をルーティン・ワークと断じるのは、電気はつくのが当たり前と考え、電気のありがたみに感謝しない、天に唾するような大馬鹿野郎と言わざるを得ず、こんな人が政権の中枢に居る国家では心の底から節電の必要性など感じないから(だから、民放のくだらない番組が、くだらないニュースやアホらしいバラエティを垂れ流していても、民放は放送停止にならないわけでしょ。民放を含む放送事業は国の放送免許に基づくものであるから、国が本当に節電を呼びかけるなら、まずくだらない民放の放送免許を取り上げればいい。私はNHKもどうかと思うが[特に大河ドラマが救いようがないほど酷いことは他の記事で既に書いた。]、少なくとも、NHKの各アナウンサーはニュースを読むプロだと思う。すなわち、震災関連のニュースを読むときは、トーンが低くなり、話す速度も限界まで下がり、全体に落ち着いた雰囲気が醸し出されている。ラジオ・ニュースを聴くと、アナウンサーの力量がよりはっきりする。画像がないから、絵でごまかすことができないからだ。これに対して、民放のアナウンサーの読む震災関連のニュースは聞くに堪えない。全体にキンキラして、東日本大震災までお祭りさわぎにしてしまっている。そうだからこそ、アナウンサーではないが、レポーターというこれまた何故画面に登場するのか意味不明の職業の人が、放送中のCM時に、自分の姿が放映されていないと思い込んで、(被災地で)大笑いしているのが日本中に中継されてしまい、次の日から降ろされるという失態を演じるわけでしょ。つまり、民放なんかいらないのだ。少なくとも震災時には。)夏のクソ暑い時に、電力供給が危ぶまれることになるわけである(多分、今年の夏も、震災のことなど忘れて、クーラーの付いた涼しい部屋で高校野球をのんびり見る人が続出するんでしょう。私は高校野球なんか見ませんよ、絶対に。そもそも興味もありませんし。その代わり、クーラーは付けさせてもらいます。設定温度は上げるかもしれないけど、汗かきの私はクーラーがないと、確実に健康上の障害が発生すると思うので。)。

 諸君。また会おう!

真犯人は誰だ。その2

2011年04月26日 07時21分34秒 | 日記
諸君、おはよう。

 さて、今度は首相補佐官なるヘンテコリンな肩書を持つ細野氏が、変なことを言ってるようだな。

 なんでも、福島第一原子力発電所の、多分1号機だと思うが、圧力容器内の圧力が高まり、そのままだと容器が破損する可能性があるので、
蒸気を外に排出して圧力を下げるベントという作業を実施することを、恐らく政府内で、東日本大震災の発生した平成23年3月11日の深夜に決めた。

 ところが、福島原子力発電所を所有し運営している東京電力がベントを中々実施しなかった。

 そのため、平成23年3月12日の午前6時50分に、東京電力に対する命令に切り替えて実施させたというのだ。

 しかし、諸君。

 おかしいと思わないか?

 もし、ベントが必要不可欠な措置だとすれば、なぜ最初から東京電力に対する命令を発令しなかったのだ。

 更に、細野氏は『東京電力は発電というルーティンに慣れているから、ベントのような大きな決断をすることには慣れていないのかなという感想を持っている。』という趣旨の発言をしているようだ。

 だが、ベントの結果、福島第一原子力発電所の外に出てしまうのは何だ?

 原子炉、少なくとも原子炉が入っている建物内の蒸気でしょ。

 その蒸気には当然、放射性物質が入っている。

 猛毒のプルトニウムも入っているかもしれないし、放射性ヨウ素も入っているかもしれないし、セシウムも入っているかもしれない。

 そんな蒸気を東京電力が国の命令もないのに、勝手に排出していいのか?

 駄目なのでは?

 だって、放射性物質が福島第一原子力発電所から外部に漏れたため、今大変な問題になっている、当該地域の方の避難あるいは一時帰宅の可否が発生し、各地のホウレンソウやらキュウリ等に放射性物質が降りかかったとして、風評被害が発生したんでしょ。

 だから、東京電力としては、そんなデリケートな問題が発生する恐れがある、ベントを一民間企業が決められるわけがなく、ベントを実施するのなら、日本国の命令を発令してほしいと考えるのが当然だ。

 加えて、ベントの遅れに関しては、あのろくでもない人の関与が疑われている。

 そのろくでもない人とは、管首相その人である。

 すなわち、管首相は、カイワレ大根騒動の時から明らかなように、パフォーマンスがお好きなようだ。

 それで、私の記憶に間違いがなければ、平成23年3月12日に福島第一原子力発電所に乗り込んで、内容は明らかではないが、同発電所の責任者(?)等と協議しているようだ。

 では、何が疑惑かと言うと、管首相が乗り込んだことにより、ベントの実施が益々遅れたらしいということだ・

 良く考え得ほしい。

 そもそも、非常事態時に、自衛隊の出動等を決めることができる、国家の危機管理の最高責任者である管首相が、わざわざ事故が起きている所に簡単に出かけてしまうこと自体がおかしい。

 なぜなら、管首相の身に何かが起こったら、誰が危機管理の責任を取るのかが分からないからだ。

 その点を置くとしても、管首相が福島第一原子力発電所に居る限り、東京電力としては、せっかく命令が発令されたのに、ベントを実施できないはずだ。

 というのは、ベントにより排出される蒸気の中には前述のように、放射性物質が大量に含まれている可能性があるわけで、それを排出すれば、東京電力の現地社員はもとより、国家の最高責任者である管首相にも放射性物質が降りかかり、被爆してしまうからだ。

 そのため私は、この話しについては、限りなく真実に近い疑惑だと考えている。

 つまり、日本政府の福島第一原子力発電所に対する対応は、最初から根本的に間違っていたのであり、東京電力は細野氏から批判される謂われは全くないのである。

 諸君。また会おう!

危険人物その2

2011年04月26日 07時20分50秒 | 日記
諸君、おはよう。

 さて、今度は首相補佐官なるヘンテコリンな肩書を持つ細野氏が、変なことを言ってるようだな。

 なんでも、福島第一原子力発電所の、多分1号機だと思うが、圧力容器内の圧力が高まり、そのままだと容器が破損する可能性があるので、
蒸気を外に排出して圧力を下げるベントという作業を実施することを、恐らく政府内で、東日本大震災の発生した平成23年3月11日の深夜に決めた。

 ところが、福島原子力発電所を所有し運営している東京電力がベントを中々実施しなかった。

 そのため、平成23年3月12日の午前6時50分に、東京電力に対する命令に切り替えて実施させたというのだ。

 しかし、諸君。

 おかしいと思わないか?

 もし、ベントが必要不可欠な措置だとすれば、なぜ最初から東京電力に対する命令を発令しなかったのだ。

 更に、細野氏は『東京電力は発電というルーティンに慣れているから、ベントのような大きな決断をすることには慣れていないのかなという感想を持っている。』という趣旨の発言をしているようだ。

 だが、ベントの結果、福島第一原子力発電所の外に出てしまうのは何だ?

 原子炉、少なくとも原子炉が入っている建物内の蒸気でしょ。

 その蒸気には当然、放射性物質が入っている。

 猛毒のプルトニウムも入っているかもしれないし、放射性ヨウ素も入っているかもしれないし、セシウムも入っているかもしれない。

 そんな蒸気を東京電力が国の命令もないのに、勝手に排出していいのか?

 駄目なのでは?

 だって、放射性物質が福島第一原子力発電所から外部に漏れたため、今大変な問題になっている、当該地域の方の避難あるいは一時帰宅の可否が発生し、各地のホウレンソウやらキュウリ等に放射性物質が降りかかったとして、風評被害が発生したんでしょ。

 だから、東京電力としては、そんなデリケートな問題が発生する恐れがある、ベントを一民間企業が決められるわけがなく、ベントを実施するのなら、日本国の命令を発令してほしいと考えるのが当然だ。

 加えて、ベントの遅れに関しては、あのろくでもない人の関与が疑われている。

 そのろくでもない人とは、管首相その人である。

 すなわち、管首相は、カイワレ大根騒動の時から明らかなように、パフォーマンスがお好きなようだ。

 それで、私の記憶に間違いがなければ、平成23年3月12日に福島第一原子力発電所に乗り込んで、内容は明らかではないが、同発電所の責任者(?)等と協議しているようだ。

 では、何が疑惑かと言うと、管首相が乗り込んだことにより、ベントの実施が益々遅れたらしいということだ・

 良く考え得ほしい。

 そもそも、非常事態時に、自衛隊の出動等を決めることができる、国家の危機管理の最高責任者である管首相が、わざわざ事故が起きている所に簡単に出かけてしまうこと自体がおかしい。

 なぜなら、管首相の身に何かが起こったら、誰が危機管理の責任を取るのかが分からないからだ。

 その点を置くとしても、管首相が福島第一原子力発電所に居る限り、東京電力としては、せっかく命令が発令されたのに、ベントを実施できないはずだ。

 というのは、ベントにより排出される蒸気の中には前述のように、放射性物質が大量に含まれている可能性があるわけで、それを排出すれば、東京電力の現地社員はもとより、国家の最高責任者である管首相にも放射性物質が降りかかり、被爆してしまうからだ。

 そのため私は、この話しについては、限りなく真実に近い疑惑だと考えている。

 つまり、日本政府の福島第一原子力発電所に対する対応は、最初から根本的に間違っていたのであり、東京電力は細野氏から批判される謂われは全くないのである。

 諸君。また会おう!

甚だしい責任転嫁

2011年04月26日 07時19分24秒 | 日記
 諸君、おはよう。

 さて、今度は首相補佐官なるヘンテコリンな肩書を持つ細野氏が、変なことを言ってるようだな。

 なんでも、福島第一原子力発電所の、多分1号機だと思うが、圧力容器内の圧力が高まり、そのままだと容器が破損する可能性があるので、
蒸気を外に排出して圧力を下げるベントという作業を実施することを、恐らく政府内で、東日本大震災の発生した平成23年3月11日の深夜に決めた。

 ところが、福島原子力発電所を所有し運営している東京電力がベントを中々実施しなかった。

 そのため、平成23年3月12日の午前6時50分に、東京電力に対する命令に切り替えて実施させたというのだ。

 しかし、諸君。

 おかしいと思わないか?

 もし、ベントが必要不可欠な措置だとすれば、なぜ最初から東京電力に対する命令を発令しなかったのだ。

 更に、細野氏は『東京電力は発電というルーティンに慣れているから、ベントのような大きな決断をすることには慣れていないのかなという感想を持っている。』という趣旨の発言をしているようだ。

 だが、ベントの結果、福島第一原子力発電所の外に出てしまうのは何だ?

 原子炉、少なくとも原子炉が入っている建物内の蒸気でしょ。

 その蒸気には当然、放射性物質が入っている。

 猛毒のプルトニウムも入っているかもしれないし、放射性ヨウ素も入っているかもしれないし、セシウムも入っているかもしれない。

 そんな蒸気を東京電力が国の命令もないのに、勝手に排出していいのか?

 駄目なのでは?

 だって、放射性物質が福島第一原子力発電所から外部に漏れたため、今大変な問題になっている、当該地域の方の避難あるいは一時帰宅の可否が発生し、各地のホウレンソウやらキュウリ等に放射性物質が降りかかったとして、風評被害が発生したんでしょ。

 だから、東京電力としては、そんなデリケートな問題が発生する恐れがある、ベントを一民間企業が決められるわけがなく、ベントを実施するのなら、日本国の命令を発令してほしいと考えるのが当然だ。

 加えて、ベントの遅れに関しては、あのろくでもない人の関与が疑われている。

 そのろくでもない人とは、管首相その人である。

 すなわち、管首相は、カイワレ大根騒動の時から明らかなように、パフォーマンスがお好きなようだ。

 それで、私の記憶に間違いがなければ、平成23年3月12日に福島第一原子力発電所に乗り込んで、内容は明らかではないが、同発電所の責任者(?)等と協議しているようだ。

 では、何が疑惑かと言うと、管首相が乗り込んだことにより、ベントの実施が益々遅れたらしいということだ・

 良く考え得ほしい。

 そもそも、非常事態時に、自衛隊の出動等を決めることができる、国家の危機管理の最高責任者である管首相が、わざわざ事故が起きている所に簡単に出かけてしまうこと自体がおかしい。

 なぜなら、管首相の身に何かが起こったら、誰が危機管理の責任を取るのかが分からないからだ。

 その点を置くとしても、管首相が福島第一原子力発電所に居る限り、東京電力としては、せっかく命令が発令されたのに、ベントを実施できないはずだ。

 というのは、ベントにより排出される蒸気の中には前述のように、放射性物質が大量に含まれている可能性があるわけで、それを排出すれば、東京電力の現地社員はもとより、国家の最高責任者である管首相にも放射性物質が降りかかり、被爆してしまうからだ。

 そのため私は、この話しについては、限りなく真実に近い疑惑だと考えている。

 つまり、日本政府の福島第一原子力発電所に対する対応は、最初から根本的に間違っていたのであり、東京電力は細野氏から批判される謂われは全くないのである。

 諸君。また会おう!

危険人物

2011年04月26日 04時09分12秒 | 日記
名前はあえて書かないけれど(笑)、国家戦略担当相が、『原発14基の新規増設は不要。』であるとか述べたらしい。

 では、その代替手段はどうするのかというと、さすがに風力発電であるとか太陽光発電であるとは言わなかったようであるが、蓄電池(?)を使ったり、送電設備の高度化により解決できるというそうなのだ。

 諸君。本当に原発14基分の電力を、そんな姑息な手段で賄えると思うかね。

 私も、原子力発電所は作らないで済むのなら、その方がいいと思う。

 しかし、我が国は、残念ながら、オーストラリアのような天然資源に恵まれた国ではないからこそ、原子力発電をこれまで推進してきたし、これからも推進する必要があるため、14基の新たな原子力発電所の建設が計画されてきたはずなのである。

 原子力発電所は、いわば必要悪なのである。

 だから、本当に原子力発電所14基分の電力を、送電設備の高度化等により補える(そもそも、送電設備というのだから、それ自体は電力を産まないはずであり、送電設備の高度化で、なぜ不足する電力の代替になるのか意味不明である。私の読み間違いなのであろうか。)と国家戦略担当相が考えているのだとすれば、救いようのない大馬鹿者ということにならないか。

 この先、日本中で停電が起こらないことを切に祈る次第である。

(追記)

 この国家戦略相氏、さすがに日本国の戦略を担当するという立場のためか、今度は消費税増税についてまで言及。

 そもそも、東日本大震災に被災した地域の復興費用について、国債を発行すること自体、民主党の選挙前公約あるいはマニュフェスト違反のはずなのに、国債発行を当然の前提として、その国債の将来の償還費用の財源として、消費税増税が妥当だみたいな発言をしだした。

 そして、消費税を選択すれば、被災地域の住民の方々に配慮できるとして、具体的には、一旦収めた消費税の(被災地域住民の方々への)還付をすればよいということらしい。

 しかし、元来、消費税は、どんなに御用学者が詭弁を弄しても、逆累進性があることは否定できない、不公平な税である。

 それに加えて、被災住民の方々への還付ということになれば、手続的コストが膨大になることが予想されることをひとまず置くとしても、確かに被災住民の方々は助かるかもしれないが、被災地域以外の経済的弱者の方々との間の不公平という問題が出てくるのは火を見るより明らかである。

 一体、この人の頭の構造はどうなっているんだろうか。

 無茶苦茶である。

(追記2)

 無茶苦茶と言えば、国家戦略相だけでなく、民主党も無茶苦茶というか、末期的様相を呈してきた。

 というのも、党側の重要人物(自衛隊を『暴力装置』と呼んで物議をかもした人物である)が、東日本大震災に被災した地域の復興に係る費用等については、所得税増税で賄うべきだと言い出したからだ。

 その重要人物氏の話しの言わんとするところは、税を取るには担税力(たんぜいりょく。文字通り、『税』金を負『担』する能『力』)が必要であるが、被災した人は職も失い収入もないのであって、消費税増税に対応する担税力がないのであるから、後から還付するにせよ、消費税を増税して、被災した人達からも、少なくとも一旦は税負担をしてもらうのはおかしい。

 これに対して、所得税増税によれば、被災した人は所得がゼロとは言えないまでも、相当少なくなっているので、所得税は相対的に少なくなり、消費税増税による場合のデメリットを回避できるという点にあると思われる。

 私は今回の大震災からの復興費用は全部国債の発行に賄うべきだと考えているので、国家戦略担当相の意見、重要人物氏の意見のいずれにも与しないが、どちらが論理的かと聞かれれば、当然、重要人物氏の方を採る。この人は伊達に司法試験に受かっているのではないのだ。司法試験に合格すると、なぜか登録してお金を払えば税理士としても仕事ができるので、細かいことは別として、担税力というような、税法の肝とも言える概念については当然理解しているのである。

 しかし問題なのは、閣内に居るかどうかは違うにせよ、いずれも民主党内に一定の影響力を有しているはずの二人が、東日本大震災からの復興費用をどう賄うかというような、極めて緊急性を要し、かつ、重要な問題について、全く違うことを言っているというのは、如何なものか。

 党内民主主義が機能しているとも言えなくもないが、民主党は、野党ではなく、政権を担う与党である。

 したがって、復興費用の財源というような問題については、党内で意見が一致していなければ、日本国の政治的意思が決定できないわけで(意見が割れているのであれば、党外に公表すべきではない。)、民主党は、もはや与党とは言えないはずである。

 本当にでたらめの極致であり、このような非常事態にも関わらず、日本国政府が政権の体をなしていないのに、日本国が消滅しないのが不思議である。

 色々と問題があるのは確かであるが、官僚機構が粛々となすべき仕事をしているからではなかろうか。