最近やたらと不思議な夢を見る。
それは自分ではずっと反復夢だと思っていてカウンセリングや退行催眠の様な物も使って原因や病名をはっきりさせたかったのだけれど
結局 原因も分からず医者もただの杞憂だと言うふうに言っているのだが
その夢は確実に僕を不安で寂しい感情にさせて 僕の精神性を幼稚へと導く。
この反復夢のお陰で僕は未だに誰かに今を尋ねないと自分だけがこの時間に閉じ込められていて
まるで自分の時間だけが凍結されている様な錯覚に陥る。
極めて不安定で そして 今 自分自身が成長して今を生きているという実感が持てない。
ニートだった事が影響しているのか それとも幼少期にいきなり母から祖母に育ての母が変更された事に未だに動揺しているのか。
誰の景色か分からないけれど ノスタルジーに焦がれる事も多くなった。
まるで手塚治虫先生の「どろろ」の様に自分に欠けている物を取り返していく様な、そんな心持ちにもなる。
常に何かが心の中に大きく足りていなくて渇望している。
それは愛であり熱中であり変化であり上昇である。
僕の頭で思い描く行動に身体や脳の元気さが追従出来ないことが増えた。
それは加齢であり、やらなければならないことが増えたのだと思う。
ただ、起きてやるべき事を消化してそれから寝るというサイクルが勿体ないと感じる様にはなるぐらい
やりたい事が山の様にあるし、自信にも満ちているけれど、僕においては
時間が決定的に足りない。
有難い話だよ。このご時世に。