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Booklog 内田麟太郎の本棚
ともだちや絵本ギャラリー実行委員会より、大牟田市ともだちや絵本美術館に寄贈されたオブジェ。
エッセイの続きを書いていましたが、絵本美術館開館が3日後の10月1日に迫り、あちこちから電話やメールが。
夕方はNHKラジオ福岡に電話で出演。私のミスで最後の最後に電話が聞こえなくなりアセリマシタ。
303BOOKSより「内田麟太郞詩集」は5月出版予定ですと。自重したがいいのか。アホをやったがいいのか。リンちゃう、迷っちゃう。
明日よりブログはしばらく休みます。
ある絵本のラフスケッチ(部分)より。
日本児童文学者協会+童心社共催の絵本テキスト大賞最終審査が終わりました。
審査委員は、童心社編集長大熊悟、絵本作家浜田桂子、作家加藤純子のみなさんと、私でした。
結果は 『日本児童文学』11/12月号に掲載されます。
年ごとに、童話の文章ではなく、絵本の文章の応募作が増えてきて喜んでいます。
惜しくも選ばれなかったけれど、将来の可能性をもっておられる方もずいぶんとおられました。
ご精進を願っています。
大牟田市ともだちや絵本美術館のイベントは、こちらよりご覧ください。予約が必要なものもあります。 ↓
https://www.city.omuta.lg.jp/kankou/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&type=top&id=15539
廃校の備品です。ともだちや絵本美術館のお店で使われます。
どこに使われているかをお探しください。
開館まで、あと6日になりました。
25日・土曜日はムジナと診療所へ。特に変わったこともなく、いつものお薬をもらってきました。
26日。大牟田へ着替えなどを送りました。それから詩を二つ、もにょもにょと。
今日は小雨も降り、なんとなく春らしいので、アホ調詩をどうぞ。
LE PROGAES サビニャック
高校時代に好きだったユーモアポスターの第一人者レイモン・サビニャック(仏)のキーホルダーです。
今朝、朝日新聞の片岡義男さんへのインタビューを読んでいたら、片岡さん曰く「エルビス・プレスリー。歌声は黒人と白人の完璧な、白人によるアマルガム(融合)でした」。そうだ、そうだ。プレスリーファンだった私は頷いていました。
絵本もまったく同じです。絵と言葉のアマルガムです。でもアマルガムになるには溶解温度を潜る必要があります。でも、ねぇ、童話(常温)のまま提出する人が多いんですね。「炉で溶けてこい! 溶けて死んでこい!」と怒鳴る私がいます。
月曜日に最終選考会がある絵本テキスト大賞の作品整理をしていました。面白い作品のみ5点を、それぞれの選考委員が推薦し、審議することになっています。
そのあとナンセンス絵本テキストを書きメール添付で。速攻で社長さんより電話が。「とてもいいです」。なんとなく、訳もなく、不思議なことが起こるナンセンス絵本です。詩の心も隠れていますとも。
朝、テレビ東京「シナぷしゅ」で絵本 『ぴぽん』を見て電車の人に。
朝日新聞Nさんのインタビューを受けました。同紙が月一回カラーで連載しているロングセラー誕生話「きみが生まれた日」です。
これまでに「14ひきのねずみ」「ぐるんぱのようちえん」「ぐりとぐら」「ねずみくんのチョッキ」などが取り上げられています。掲載は10月下旬です。
帰宅してメール開き、返事をしたり発信した後は、こんなものを。
ともだちのイス。無事に大牟田に到着しました。写真提供は村上しいこさん(たぶん、大牟田市→じゅん太郎工房→しいこさんの順で届いたのでしょう)。
朝一で眼科へ。白内障のなんとかかんとかと言われましたが、まだ様子を見ましょうで終わり。その足で散髪屋さんへ。帰宅は午後一時。
お昼を頂き、あちこちにメールを。
「鬼ヶ島」の作品を最終チェックしてメールで編集者へ。
火野葦平「麦と兵隊」(改造社・定価壱圓)が古本屋さんから届きました。。
発行 昭和十三年九月十九日。十一月三日で十一刷。総ルビ。
ともだちや絵本美術館の若いスタッフさんです。画像は大牟田市のホームページより拝借しました。
『鬼ヶ島』へ送る詩、四編選び(その中から編集者にさらに選んで頂きます)、つづいて「食べる」で400字のコメントを。
昼寝から起き詩を三編書きました。二編はやや真面目。一編はなぜかおかしいアンポンタンな詩。アンポンタンをどうぞ。
南塚直子さんが陶板で描いてくださった詩画集 『ともだち』の装丁案が届きました。装丁をしてくださったのは名久井直子さん。詩の絵本 『ひばりに』、詩画集 『空よ!』も同じ名久井さんです。
会社のプリンター出力なので、やや色味が落ちるのですが、なんとも可愛く、また綺麗なので紹介させて頂きます。発売は11月、小峰書店です。
これボクの詩画集?と首をかしげるほど、絵も詩も装丁もカワイイノデアリマシタ。
休日なので雑用とごろごろで過ごしていました。
「内田麟太郎詩集」を読む 唯一真理主義に陥らぬ思考 - 日本経済新聞
内田麟太郎は、詩人としてより「さかさまライオン」(絵・長新太)や「ともだちや」(絵・降矢なな)シリーズの絵本作家(本人は「絵詞(えことば)作家」と称する) ...
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大牟田の、ともだちや絵本美術館へ旅立つ「ともだちのイス」。
画像は村上しいこさんのブログより拝借しました。
今日は雑事で忙しい日でした。
最後の絵(長新太、味戸ケイコ、山本孝)が大牟田へ旅立ちました。山本さんの絵は行事絵本シリーズが終わったお祝いに頂いたものですが、大牟田にある方が多くの方に見て頂けるでしょう。
数日前に「ばばしゃん」という真面目な詩を書いたので、本日はアンポンタンな詩を。アンポンタンが本業です。
銀の鈴社 1600円+税
とてもいい詩集でした。わたしはすべての少年詩集を読んでいませんが、本年度のベスト3に入る詩集ではないでしょうか。
ギンモクセイの枝先に
ギンモクセイの枝先に
シオカラトンボとまってる
羽を透かして灰色の
雲は流れてゆくけれど
シオカラトンボ動かない
雨が降っても動かない
ギンモクセイの枝先の
葉っぱと同じ傾きで
シオカラトンボとまってる
夏のおわりがとまってる
このわたし内田麟太郞どのが、ゆ~るゆ~ると絵?も描いた絵本 『ぴぽん』が、テレビ東京「シナぷしゅ」で放送されます。
放映日:2021年9月22日(水)朝7:35~ 再放送:同日17:30~
放送後は、TVer・YouTubeなどのネット配信も行います。
今日も絵本テキスト大賞予選通過作品を読んでいました。
長野ヒデ子 石風社 800円+税
かこさとしさんの絵本は子供たちが大好きです。「からすのパンやさん」「だるまちゃん」「どろぼうがっこう」 ……。その原点が、川崎のセツルメント時代の手作り紙芝居にあったと、長野ヒデ子さんが熱く熱く語っています。熱く語られすぎていて、ときどき笑わせてもくれます。
かこさんは子供たちが大人たちと違うところで反応することを「発見」します。これは大発見といっていいでしょう。ことにこどもの本や紙芝居を書く人には。
かこさんの手作り紙芝居はセツルメントで大人気でした。いいえ、小さなお祭りだったみたいです。
長野さんは最後に絵本と紙芝居の違いを、きちんと整理して書いてくださっています。紙芝居を書きたい人には必読の本です。そして若き日のかこさとしさんを知りたい方には。
セツルメントとって? 調べてくださいな。
詩をひとつ書き、絵本テキスト大賞の応募作を読んでいました。面白いけど並列的なんだよねとつぶやきながら。起承転結。起承転転、序破急ね。
ばばしゃん
ぼくが
一ばんかなしませたひとは
ばばしゃん
ばばしゃんは
西の町のお墓にねむっている
ぼくは
とおい東の町でくらしている
ひるねをする
頭を西にして
(ばばしゃんに足をむけてねむるなんて)
ねむっているぼくに
ばばしゃんが
そっと夏布団をかけてくれる
noのno
午前中は少年詩を二つ推敲していました。
午後から旧仕事部屋へ。さすがはプロです部屋はきれいな空っぽに。(こんな部屋だったっけ?)と、しばしぼんやり。
28日17時15分から10分ほど、NHKラジオ福岡「はっけんラジオ」に登場します。ともだちや絵本美術館運営・環境デザインの岡大輔さんと一緒です。エリアは福岡から沖縄までですが、ネットで「らじるらじる」を開き「福岡」を選択して頂ければ日本中どこででも聴けます。
あとテレビで絵本「ぴぽん」が。某全国紙に「ともだちや」が登場しますが、近くなりましたら。
文/リール・ネイソン 絵/バイロン・エッケンシュワイラー 訳/石井睦美
光村教育図書 1400円+税
お母さんも、お父さんも、友だちも、みんなシーツなのに ……。
なぜ、ぼくだけキルトなのと悲しい思いをしている、ぼくですが、キルトだったお陰でステキな冒険をします。子供たちに「みんなとちがっていても大丈夫」というメッセージが楽しく伝わってくる絵本です。この楽しくがいいですね。
私は原文を知りませんが石井さんの訳は、物語にぴったりな文体で、良くこなれた言葉のぬくもりが伝わってきました。
小説などの文字は、文庫と単行本で文字組が変わっても作品の値打ちに関係ありませんが、絵本はそうではありません。階段の場面では文字も階段を降りていくように、階段の段に沿って文字がレイアウトしてあります。これがもし翻訳版だけのレイアウトならば、タカハシデザイン室に拍手しましょう。
絵はご覧の通り、色の演出がなかなか緻密です。
午前中は、ともだちや絵本美術館について、西多摩新聞の取材を受けていました。
午後は、裏のアパートで少年詩を書きながらクロネコさんを待っていました。ともだちや絵本美術館へ最後のコレクションが旅立っていきました。
美術館は予定通り10月1日に開館します。ただしオープニングは招待者だけで、ひっそりと。
だれもいない秋
午前中はムジナと大牟田へ送る絵の梱包をしてました。7梱包。
長さん絵はすべて大牟田へ。長さんも嬉しいでしょう。「ここが内田さんが遊んでいた延命公園なの」。
午後は昨日の議事録をちょっと直し返送。あとはのんびりとしていました。
こんな嬉しいものがありました。