原尻英樹 海鳥社 1500円+税
西村繁男さんと、大牟田の夏祭り大蛇山を舞台にした大牟田弁の絵本を出します。版元は光村教育図書です。
その大蛇山も長崎のジャオドリも、ルーツは中国・福建省の蛇祭りであることが語られています。蛇祭りをするのは『魏志倭人伝』の「倭」と呼ばれた人々です。倭は背の低い人という蔑称。元をたどると古代国家・越(紀元前600年~紀元前330年)の人たちで、楚に破れ各地へ散った人たちが倭とよばれたそうです。そして日本へ来た人たちが「倭人」に。頼山陽の詩「雲か山か呉か越か」の越のことでしょう。水稲と製銅においてすぐれていたといいます。
福建省といえば、私には水上生活者が蚤民とさげすまれていたのを思い出します。おそらく水稲を営む人たちによって、水上生活者をさげすむ構造が生まれたのしょう。河童伝説のひとつに、この蚤民が九州に上陸したのが河童だという、説があります。熊本県八代には、河童上陸の碑があります(私はまだ見ていません)。水稲の上陸地にほぼ重なります。島伝いに船でこの国へやってきた人たちです。
今日は、短期連載のエッセイを書いていました。
お知らせ❗ 「かっぱのこいのぼり原画展」 ~原画ってええやん~ 絵本「かっぱのこいのぼり」 (内田麟太郞 文/岩崎書店)の 原画展が開催されます✨ 流泉書房店内(愛媛県松山市) 4/27(土)~5/19(日) 11時~19時※日曜17時まで ☝関連イベント 「こいのぼりをつくろう」 5月4日14時~17時 来たってや~😁 pic.twitter.com/I64cVKLGat
(ノ゚ρ゚)ノ ォォォ・・ォ・・ォ・・・・
ボクには、わかりません。頭が悪いんでしょうね!!
いいですねえ、その話。どんどん広がって行きそうですね。民の歴史は興味深いです。
こちらもこいのぼりの季節になりました。商売繁盛?
おじいちゃんは福建省出身です。(^0^)
木枯らしモンジャロウさま
純日本人なんているわけはないんですけどね。ヘイトは教養に比例しているそうです。やはり教育が大事でしょうか。文化人類史など。
ひでちゃんさま
縄文の思想は、現在の山間地や漁労を営む地方に残っているという本は、面白かったですよ。稲作以前の文化です。