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詩人・絵詞作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

馬頭観世音

2024年03月03日 20時47分57秒 | 日記

 

 お昼前に散歩しました。
 勾配のある坂を下りていくと、馬頭観世音があります。説明板を読むと、坂を登ってくれていた馬たちの供養のようでした。
 
 夕方より、マンションの管理組合の理事会でした。4月の総会まで仮理事長のよなうことをしています。仕事中にもホイホイとメールが来て、創作に集中できず、やや不眠です。読みたい本もあるのですが、なかなか集中できません。というわけで俳句のアンソロジーを読んでいます。こころやすらぐひとときです。
      大きな木大きな木陰夏休み      宇田喜代子
 いいなぁ。
 
 
     峠
 
  くすの木は
  ときどき峠へのぼっていく
  海がみたくなり
  ひとがくるとじっとうごかない
 
  ある日
  のぼってきたじいさまが
  ぼそっといった
  ──歩いても、いいがな。
 
  ふたりは
  峠から海をみつづけた
  くすの木は
  クジラをながめながら
  じいさまは
  とおい国の孫をおもいながら
  気がむくと
  山はせのびしてくれた
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
馬頭観世音 (ひでちゃん)
2024-03-04 06:17:40
内田麟太郎さま
膝の神様かもしれませんねえ。なむなむ・・・。
詩はふぇすブックでなく、ブログの方がいいです。「続きを読む」が邪魔ですねえ。
大変じゃない (内田麟太郞)
2024-03-04 09:52:26
ひでちゃん様
 観音様は殺人鬼も救ってくださるから、膝痛はもちろんだよね。ブログまでは大変じゃない。わたしは仕事と割り切っているけど。
背伸び (木枯しモンジャロウ)
2024-03-05 11:07:40
山の背伸びが、いいですね。

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