暑いので公園に人影はなく、椋鳥の群れだけが餌をついばんでいました。
ただ、礼状を書いていました。
自分はどんな詩を求めているのだろうと考えたら、ジョアン・ミロや元永定正さんの絵のような無条件に楽しい笑いを宿した作品だと思えました。哄笑や、苦い笑いや、さびしい微笑みなど、何かの物語に凭れた笑いではなく。むつかしいなあ。
全国高校生大作書道展(独立書人団主催/毎日新聞社など後援)で、鳥取城北高校書道部3年生の矢崎心悠(こはる)さんが、私の「なみ」を88個の「へ」の字で表現され、3位準大賞を受賞されたそうです。お目出度うございます。そして、ありがとうございました。
文科省が介入してきていいことってあったのでしょうか。寡聞にして聞きませんね。文科省ではないですけど悪書追放運動も大失敗しましたし。教育と創作はなによりも自由が大切だと理解してほしいですね。いつか芸大の先生が「きちんと授業に出てきた学生で、大成した画家はいない」とおっしゃってましたが頷けます。
「心悠」こはるさんも素敵なお名前ですね!
笑うと免疫力は、翌日まで持続するそうです。
無条件に楽しい笑いを宿した作品を
お待ちしております
臭そうな「波」よかったですね。書いた人、楽しかったでしょう。こういう話、いいですね。
無条件に笑えるというのは一番ムツカシイデスネ。でも、書けたら一番嬉しいです。
どうやって「なみ」に出会われたのでしょうか。「へ」の微妙なひとつひとつの変化、それでありながら単一の世界に挑戦してくださったのが嬉しいです。