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詩人・絵詞作家・内田麟太郎オフィシャルブログ

じいさんは杖に凭れて善光寺

2024年07月05日 21時57分41秒 | 日記

  暑いので公園に人影はなく、椋鳥の群れだけが餌をついばんでいました。

  ただ、礼状を書いていました。

 自分はどんな詩を求めているのだろうと考えたら、ジョアン・ミロや元永定正さんの絵のような無条件に楽しい笑いを宿した作品だと思えました。哄笑や、苦い笑いや、さびしい微笑みなど、何かの物語に凭れた笑いではなく。むつかしいなあ。

 全国高校生大作書道展(独立書人団主催/毎日新聞社など後援)で、鳥取城北高校書道部3年生の矢崎心悠(こはる)さんが、私の「なみ」を88個の「へ」の字で表現され、3位準大賞を受賞されたそうです。お目出度うございます。そして、ありがとうございました。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良識 (木枯しモンジャロウ)
2024-07-05 19:43:25
奈良教育大附属小は、子どもたちを伸ばす、良識あるすぐれた実践をしているのですが。権力が教育(好きな言葉ではないですが)に介入してくると、ロクなことはないですね。
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いいこと (内田麟太郞)
2024-07-05 22:04:54
木枯らしモンジャロウ様
 文科省が介入してきていいことってあったのでしょうか。寡聞にして聞きませんね。文科省ではないですけど悪書追放運動も大失敗しましたし。教育と創作はなによりも自由が大切だと理解してほしいですね。いつか芸大の先生が「きちんと授業に出てきた学生で、大成した画家はいない」とおっしゃってましたが頷けます。
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免疫力 (絵本の河)
2024-07-05 23:10:50
「なみ」は、好きな作品です。
「心悠」こはるさんも素敵なお名前ですね!

笑うと免疫力は、翌日まで持続するそうです。
無条件に楽しい笑いを宿した作品を
お待ちしております
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 (ひでちゃん)
2024-07-06 04:21:19
内田麟太郎さま
臭そうな「波」よかったですね。書いた人、楽しかったでしょう。こういう話、いいですね。
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ユーモア (内田麟太郞)
2024-07-06 10:13:36
絵本の河さま
 無条件に笑えるというのは一番ムツカシイデスネ。でも、書けたら一番嬉しいです。
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無臭 (内田麟太郞)
2024-07-06 10:17:15
ひでちゃんさま
 どうやって「なみ」に出会われたのでしょうか。「へ」の微妙なひとつひとつの変化、それでありながら単一の世界に挑戦してくださったのが嬉しいです。
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