その鳥を

     神楽坂

　午前中は「鳥」という少年詩を書き、午後から都内へ。
　まずは京橋にあるギャラリー繭の伊藤秀男展へ。面白い作品がいっぱいでした。ほしいなぁ。でも、大牟田の絵本ギャラリーのために貯金中。がまんです。在廊の伊藤さんとぼしょぼしょぼしょ。すこ～し痩せらたようでした。そこへ岩崎書店の編集者がお二人。わたしは引き上げ神楽坂へ。

　17:30より日本児童文学者協会の理事会。各部報告。各部メンバーの承認など。若い方とベテランの方5名が入会してくださいました。ご高齢者の退会もありますが、前進していると言っていいでしょう。なによりも入会してくださった方には、これを機に力作を書いてほしいものです。

　二次会は鮒忠へ。元乙女一人と元青年7人。今、おじいさんの私は、酒豪？の6人に「失礼！」して中座させて頂きました。酒豪の中には、ひでちゃんやモンジャロウさんや、津久井さんや詩人さん(2人）や組の方や。 

　　　　　　　鳥

　　だれもいない島にうまれたから
　　その鳥はうたをしらない

　　だれもいない島にうまれたから
　　その鳥はさびしさをしらない

　　だれもいない島にうまれたから
　　その鳥は鳥をしらない

　　だれもいない島にうまれたから
　　その鳥をだれもしらない