さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

水無月つれづれ キノコ

2016-06-30 12:30:00 | 倫勝寺の日々

 

6月も晦日。梅雨真っ盛り、であります。

今年も半分過ぎました、あっという間ですね。

まもなく大相撲は七月場所を、お寺は7月のお盆を迎えます。

7月8月の二ヵ月、それぞれお盆の月ですから、お寺は結構忙しい時期になります。

とくにそれぞれの13日から16日までは「棚経」といって、それぞれのご家庭に里帰りしているお先祖様にお経を上げに伺います。

各ご家庭の事情から、最近は夏の合同供養「施食会」で「棚経」や「初盆」の供養とされる方も多くなりましたが、できればご自宅の仏壇の前でご供養させていただきたいものです。

 

棚経にはそれにまつわるいろんな話があって、なかには江戸時代のキリシタン弾圧に利用されたとする話もあります。

各家庭の仏壇の中に耶蘇教の痕跡がないか確認するため、住職が一軒一軒、檀家まわりをした・・・ということなのですが、今では考えられないようなことが実際にあったのでしょうね。

暑い夏になりそうです。体調を整えて7月を迎えましょう。

 

      

 

鳳倫閣前の外トイレ裏の斜面。のぞいてみたらキノコがたくさん生えています。

この数日の雨とたかめの気温もせいで、一気に生え出てきたようです。

ピンク色のものや大人のこぶし大のまあるいヤツ、やたらおおきな団扇のようなもの・・・いろいろです。

「梅雨茸」という季語になっていますが、秋のキノコとは少し趣の違うかんじがします。なんか陰鬱というか、じめじめというか・・・。

う~ん、どんな味なんだろう。。。

キノコは知っている人じゃないと手が出せません。

食べてみたいんだけどなあ・・・命は惜しいしね・・・どなたか種類を知っている方がいたらご教示ください。

       

ひおうぎ水仙や水連も咲いています。

今日はここまで。

 

 



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