(上は佐藤錦)
所用で山形の佛性寺に帰ってきました。
現地で様々な打ち合わせやお参りがありましたので、今回は2泊3日になりました。
家族には申しわけないけれど、久しぶりに幼馴染と会って近況を伝えあったり、親族で食事をしたりしてきました。
さて、故郷はちょうどサクランボの出荷が始まるころ。
佐藤錦はまだでしたが、他の品種が結構店先に並んでいました。
紅さやか、紅秀峰、ほかに初めて見る品種もあります。
親戚の東根市内の果樹園は佐藤錦が主力なので、まだ出荷できないとのこと。
天候不順の影響で、今年は一週間ほど遅れているのだそうです。
で、いまは実に陽が当たるようにと、一枚一枚葉っぱの摘み取りをしているとか。
写真があれば解りやすいのですが、美味しい果実を作るため、農家の方は消費者には思いもよらない沢山の作業をしているんですね。
仏性寺の墓地や境内は、実家の母や近所のお姉さん、信徒の方がいろんな草花を植えてくれていて、今回も西洋おだまきや行者ニンニク、かきつばたなどいろんな花が咲いていました。
住職が不在なのに、こんなに丁寧にお寺を護ってくださって本当に頭が下がります。
しかも檀家の無いお寺ですから、手伝ってくれている方は、本当に好きで手伝ってくれているボランティアのようなもの。
母や90歳になる祖母、先に亡くなった師父の紡いでくれた佛縁、御縁の御蔭と心から感謝する次第です。
どうすれば皆さんにお返しできるのだろうか・・・・
これからどうお寺を維持していくかも含めて、改めていろんなことを考えさせられた3日間でした。
今日はここまで。
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