さんぜ通信

合掌の郷・倫勝寺のブログです。行事の案内やお寺の折々の風光をつづっていきます。 

第10回「ゆめ観音・アジアフェスティバル」

2008-09-08 08:53:38 | 倫勝寺の日々

一昨日(9月6日)、鎌倉市の大船観音寺で第10回目の「ゆめ観音・アジアフェスティバル」が行われました。

当日は多くの舞踊や音楽が奉納されました。
詳しい様子はゆめ観音のホームページKAMENOさんのブログスタッフのブログ等を拝見いただくとして、住職がとった写真も何枚かご紹介させていただきます。
     
 
初夏のプレイベント・キャンドルナイトでは雨に祟られ、観音様のお叱りを受けたかと思うほどでしたが、今回のゆめ観音ではこれまでの天気がうその様におだやかな日よりとなり、参詣、観覧いただいた皆様方にも、アジアの音楽や踊りを充分お楽しみいただけたのではないかと思います。

     
      ※観音様前のステージで、多くの芸能が奉納されました
 


2000人近い人が大船の急な参道を登り、さらに階段を上って観音様に会いにこられる・・
凄いことだなあ、と感嘆せずにはおれません。

      
       ※バナナに挿された線香

  

     
      ※芝生広場で腰を下ろしての観覧は、ゆっくりできて気持ちのいい、人気の場所です。

      
      ※麦般若ですね。この日は暑くてよく売れたそうです。

     
      ※思わず踊りだしたくなる、乗りのいいバンドもでました。

     
      ※踊りを横目に、ゆめ観音のトリ、万燈供養の準備をする雲水さんたち。

     
    ※自然に始まったインドネシア舞踊のワークショップ。とても楽しそうでした。

ゆめ観音では、いろんな国の方が、いろんな言葉で話しながら観音様の前で談笑していました。アジア系はもちろんですが、アフリカ系、ヨーロッパ系などなど。

世界の平和を願って建立された、大船観音寺の白衣観音様。
理屈抜きで、美しいお顔立ちです。
観音さまは、私たちの慈しみの心を呼び覚まし、温かなそして穏やかな世界へと導いてくれます。



  ※夕闇迫る中、灯をともされた階段を観音様に向います。

住職も参加させて頂いた声明と中国琵琶の共演は、夜7時頃になって行なわれました。
充分に練習をつんできたつもりでいましたが、まだまだ未熟であること痛感したステージとなりました。
シャオロンさんとも話をして、ぜひ今度は倫勝寺で一緒にやりましょう!と言うことになりましたので、お楽しみにお待ちください。
その日までしっかり精進しておきます。

 
  ※仏教情報センターの皆さん。境内で街頭相談をおこなっていらっしゃいました。


    ※地球市民アクト神奈川のブース。 タイの民芸品などを販売し、サイクロン被害者の救済を訴えていました。

また、今回も食べ物屋さんが多く出店しました。


     ※エジプト料理ですね。



     ※こちらはイラン料理。


    ※エジプトの民芸品を扱うお店。

他にも、ドイツのソーセージ屋さん、インド料理、東南アジアの民芸品を扱うお店、さらにはチベット救済に活動している方々のブース、太陽光発電の展示など、非常に興味深い出店もありました。

最後になりましたが、これまで半年以上にわたって準備を続けてこられたM山師、K野師、U山さんの努力と粘り強さに、心から敬意を表します。
あれだけの人が来て、しかも事故も無く円満に終了できると言うことは、綿密な計画のたまものと思います。
お疲れさまでした。

前晩遅くまで設営準備に当たられた同安居のY本さん。
本当にご苦労様でした。おかげさまで法要も無事に勤めさせていただきました。
当日お手伝いいただいた多くの方がた、学生さんや大船の雲水さん、寺務所の方々にも御礼申し上げます。
有難うございました、お世話になりました。

来年はまた9月第1か第2の日曜敏日開催されます。
今度はどんなテーマで開催されるのか、とても楽しみです。

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明後日から、山形へいきます。
今週末、尾花沢市の法類(お寺の親戚)で、住職の新任式・晋山式をがあり、あわせて昨年亡くなった先住さまの本葬儀が行われます。
この大法要で、住職は典座(てんぞ・台所係り)を仰せつかっておりますので、少し早めに準備に出かけなければなりません。

少しの間、ブログはお休みです。

今日はここまで。



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