秋らしくなってきました。
暑い日が続いていたと思ったら、一転、大豪雨。
被災された各地域の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
自然災害の大きさには、驚嘆させられるばかりです。ヒトの思惑などは関係ありません。
危ないと思ったら、すぐ、逃げるしかないのですね。
心しておかないと・・・・。
横浜では、豪雨から解放されて、秋のやわらかな日差しとひんやりとした風が感じられる日が続いています。
11日には防犯関係の打ち合わせで、昌龍寺にいってきました。白い彼岸花も咲いて、秋が来たことを教えてくれます。
翌12日は恒例の「ゆめ観音アジアフェスティバル」が大船観音寺で開催されました。
法事の関係で最初からの御手伝いはできなかったのですが、近隣寺院で行う「万灯供養法要」に出仕してきました。
蒸し暑い中ではありましたが、多くの方が観覧にみえておられました。
住職が出仕する万灯供養法要は夕方5時半過ぎから。涼しい風が吹いて、とてもいい時間帯での開催です。
ゆめ観音万灯供養の法要では、最初に観音様や天女などを描いた華を撒いて、道場を飾ります。
ひろえた人はラッキーです。昔から着物がたまるお守り、として珍重されたそうですから。
ゆったりした太鼓の響きとロウソクの光のなか、おごそかな雰囲気で法要はすすんでいきます。
他の演目がダンスや歌ものが多いので、本来のアジアフェスティバルの主題のひとつ、観音さまにアジアの平和を祈念するこの法要はとても大事であると感じます。
大導師様にお言葉をいただいて、万灯供養も無事終了。
戦後70年の節目にあたって、東京や長岡の空襲、広島、長崎原爆にもふれてのお話は、観音様建立の意思をあらためて思い起こさせるものであり、ありがたく拝聴致しました。
法要のあとはベリーダンスや創作舞踏。
観音様に捧げる祈りにも似た舞踏の様子は、見応え充分です。
今年の舞踏のテーマは祈りと再生?だったのでしょうか。以前よりも親しみやすく感じました。観音舞、というスタイルに私がなじんできたからかな?
静かに秋の夜は更けて行きます。シャボン玉の輝きもロウソクの火も、やさしく感じられます。
関係された皆様、本当にお疲れさまでした。詳細はkamenoさんのブログをごらんだくさい。
撤収の御手伝いをして、簡単な打ち上げ(飲み会)。日付が変わる前には帰宅しました。
自宅に入ると、暗闇のなかでさんごちゃんの甘える声が聞こえます。
そう、深夜に帰宅しても待っててくれるのは、やっぱりさんごちゃんなのね (^-^)
深く深く癒される住職なのでした。
今日はここまで。
さんぜのまなざし goo別院 1509