笑顔と本音

とある理由で、昨日から長男の携帯電話が手元に無い。

すぐに戻ってくるかもしれないし、しばらく戻ってこないかもしれないけど、私はしばらく戻って来なくていいと思っている

先週の土日の新人戦でパッとしなかったのであたらず触らずそっとしておいた矢先のこの出来事。

帰ってくるやいなや、ボソボソ声で戻って来ないかもしれない理由を私に述べ、なんだかしんみりしたまま夕食が始まった

気まずい雰囲気で始まった夕食も、麻婆豆腐が美味しかったのか、みーんなモリモリ食べ始め、いつの間にか何時もの食卓以上に明るい雰囲気になっていたような気がする

食事が終わっても、食卓を離れることなくおしゃべりを続ける長男

たわいもない話で大笑いし、長男の笑った顔を正面から見たのは久しぶりのような気がした

色んな話しをしたけれど、最後はやはりテニスの話になっていて、あまり触れない方がいいと思っていた先日の試合の話になった。

そして、

自分の力でどうしようもできなくて悔しかった事。自分だけ次につながる試合に出られない事。次に向けてみんなと同じ様な練習が出来ない事へのもどかしさ。などなど、本音を話してくれた

携帯電話がない事で、こんなに楽しい時間が持てた事、胸に溜め込んだ事を聞けたこともラッキーな副産物

とある理由もまんざら悪くない


次男と二人でお風呂に入って話し込んでなかなか出て来ない二人

お風呂から上がってきて、携帯電話が無いのもなかなかいいねと悟ったような事をいう次男に、クスッと吹き出した昨日の夜でした