予定日は6月16日。
優芽が5日早く生まれたので、今回も早く出てきてくれるかなぁ…と期待してたのに、ウンともスンとも言わない日が続く
6月5日の健診では子宮口も全く開いておらず、刺激されても動き回っても効果なし
6月12日の健診でやっと子宮口2cm開いてくれてたけど、刺激されてもやっぱり効果なし
不眠は続くし、横になるのも辛いし、胎動は痛いし、肉体的に限界だったので早く楽になりたかったけど、今の時期、旦那クンはめっちゃ仕事が忙しく、立ち会いができる日が限られていました
6月14日は早退できるし早く帰宅できるという事だったので、必死で動き回るもやっぱり陣痛は来ません
次に立ち会える予定だったのは、6月19日。
ならば急がなくていいやと思い、無理に動かず普通にしていようと思っていた6月15日…
朝もいつも通り志優の世話をし、旦那クンのお弁当を作っていました。
いつも通りグズグズする志優
いつも通り「早くしなさいっ」と志優を怒鳴り付けた瞬間でした。
am7:15頃、ジョワ~っと何かが漏れ出た
尿漏れとも思ったけど、尿漏れにしては量が多いような…
羊水は生臭いと聞くので確認してみたものの、微香性のおりものシートを使用していた為よく分からない
旦那クンには家を出る間際、「もしかしたら破水したかもしれん…」と伝えはしたけど、とりあえず様子を見ようと思い、いつも通り志優と旦那クンを送り出し、いつも通り優芽を起こして優芽の世話と家事をしてました。
その間も時々チョロチョロ漏れる
力を入れた瞬間にも、入れてない時にも…
携帯で破水について調べながら、「病院に行こうか…いやいや、ただの尿漏れやったら恥ずかしいし」と悩む事2時間ほど
am9:00頃、とりあえず病院に電話をしてみる事にしました。
「破水してるかもしれないんですが、破水の経験がないんで破水か尿漏れか分からないんです~」と電話口の助産師さんに泣きつく私(笑)
「力を入れてない時にも漏れるのは怪しいねぇ…受診しに来てもらえますか?」と言われたので、すぐに志優と優芽の数日分のお泊り荷物を準備し、入院用のスーツケースと一緒に車に積んで、優芽を乗せて旦那クンの実家へ。
6月4日から仕事を休み、ずっと待機してくれていた義母に子供達の荷物と優芽を預けて病院へ。
運転しながら「旦那クンが立ち会いできへん今日はアカン破水じゃありませんように」と願う自分と、早く肉体的苦痛から解放されたくて「別に破水なら破水でもいいか」と思う自分もいて、何か複雑でした(笑)
受付ロビーで受付をしないといけない健診の時とは違い、直接産科へ行っての受付。
健診に来ている妊婦さんが割と沢山いたので、結構待たされるかと思いきや、5分ほどで呼ばれ、診察室ではなくいきなり内診室へ
内診してソッコーで先生に「破水してますね」と言われ、「じゃ、すぐ入院になりますからね~」と助産師さんに言われ…
やっぱり「今日はアカンのに~」っていうのと、「いよいよか…」と、またまた複雑な気持ちに(笑)
内診室を出るとすぐに助産師さんが来て「入院の荷物は?」と聞かれたけど、どうなるか分からなかったので荷物は車に置いて来ちゃってて…
それを伝えると「破水したら動かん方がいいのよ…」って言われたけど、渋々荷物を取りに行かせてくれました
荷物を取って戻ると、病棟の助産師さんが車椅子でお迎えに来てくれて、痛くも何ともないのに車椅子に乗せられて病棟へ移動。
途中「赤ちゃん次第ですけど、経産婦さんやし、上手くいけば前回の半分くらいの時間で出産できるかもですよ」と言われ、「なら3時間くらいかよっしゃ~」という気持ちと「旦那クン、マジ間に合わんかも」という不安な気持ちになる(笑)
病棟へ到着すると、いきなり陣痛室へ連れて行かれ、am11:00頃入院となりました。
産衣に着替え、破水しているので感染防止の薬を飲まされ、NSTを付けられ、ベッドの上で旦那クンや義母や友人達に入院の報告をし、昼食が出たのでそれを頂き…
破水=陣痛促進剤を使っての出産だと思っていたけど、どうやら自然に陣痛が来るのを待つ様子。
破水したら行動を制限されるらしく、トイレとベッドの往復以外、動く事を禁止されてしまっていたので結構暇…
2時間ほど陣痛室にいたけど、1時間に1回尾底骨の圧迫感とお腹の張りがあるくらいで、見事なくらい全く何もなし(笑)
なのでpm1:00頃、陣痛室を出て、まだ出産を終えていない妊婦さんだけの病室に移動。
ベッドに入ってすぐ、カーテンを少し開けて中を覗く人の気配が…
誰かと思いきや、私の母親代わりとなってくれている、昔勤めていたスナックのママと、その娘の妹みたいな存在の優紀。
「入院したけど、旦那クンが仕事抜けられへんから一人での出産になると思う」ってメールしたら、「出産みたいな一大事に、一人にさせられへん」と橿原から飛んで来てくれたんだそうな
一人での出産になる事は覚悟してたけど、やっぱり不安だったので、凄い嬉しかったぁ〓
陣痛待ちの間、ずっと付いててくれた二人
二人と会うのは久しぶりなので、話が弾む弾む
夢中になって色んな話をしているうちに、尾底骨の圧迫感が痛みになり、お腹が張る回数が増え、痛みも出てきて…
内診の結果、子宮口も4cm開いてたので、pm4:00頃ママと一緒に分娩室へ移動。
始めは痛みが来ていない時にはママと話ができたんだけど、段々それもできなくなり…
でもまだギリギリ我慢できる痛みで、息みたいっていう感覚もなかったpm5:00頃。
助産師さんが内診しに来てくれました。
その時ママと私に自己紹介と挨拶をしてくれたけど、怒らせると怖いベテラン助産師って感じの人でした。
内診の結果、「よし、全開息もうか」といきなりの指示
エッ…
優芽の時は我慢できないくらいの激痛と、息みたくても息めないというめちゃくちゃ辛い思いをしたのに、今回はもうOKなん
辛いけど、でもまだ耐えられますよっ
もう息むんですかっ
「まだ我慢できる痛みですけど、もういいんですか…?」
陣痛の合間に思わず聞いてしまったけど、「うん、もうペラペラで全開よ準備するわね」とアッサリ答えられてしまい…
「準備しますから、お母さんは一旦出てもらえますか?」と言われ、ママが退室
助産師さんは白衣の上から白い服を着だし、手袋をはめ、私の足場を準備し…
あっという間に息める準備が整ってしまった
あまりの急展開に心の準備ができてないまま、「ママは…?」と半ベソになりながらママを呼んでもらい、ママが戻って来てくれてから陣痛に合わせて息んでみる。
助産師さんも「ここに力を入れて~」と指を入れて誘導してくれたり、色々声をかけてくれたりしたんだけど…
志優や優芽の時みたいに無我夢中で息めない
頭が引っ掛かる、あの瞬間の痛みが怖い
でも、原因はそれだけじゃないような…
何でっ
そう思いながらも、とりあえず息む
どのくらいの時間が経ったのか、何回息んだのか分からないけど、「頭見えてきたよもう少しで会えるから頑張って」と言われました。
志優の時も優芽の時も「早くこの痛みから解放されたい」っていうので頑張ったけど、もちろん「早く会いたい」っていう思いもありました。
でも…
正直、今回は「早く会いたい」っていうより「痛いのが怖い」っていう恐怖の方が勝っちゃってて…
だからやっぱり息み足りないみたいで、助産師さんも「もっと頑張ってでないと痛いの辛いの永遠に続くよっ1回の陣痛で2回息んで」とイライラしてきてる感じ
この辺りで先生登場
診察してもらった事はないけど、いつも声が大きくてテンションが高い男の先生。
助産師さんが「頑張ってくれてはるんやけど、なかなか…まだ陣痛に耐えられるって言ってはったから、陣痛弱いのかも…」と先生に状況を説明。
それを聞いて「そうか息みきれへんのは陣痛が弱いせいもあるんや」と死にそうになりながら納得(笑)
それからもしばらく息んでみたけど…
なるほど…
確かに弱すぎる陣痛もある
そんな時は無理せずやり過ごして、息める時は息んだけど…
お産は全然進まず
しばらく様子を見ていた先生が見るに見兼ねたのか、「よっしゃ先生が手伝ったるから」と、おもむろにパイプ椅子を分娩台横に持ってきて、その上に立つ。
何をするのかと思いきや…
陣痛に合わせて息んでる私のお腹を、容赦なく思いっ切り押されたぁぁぁ
思わず叫ぶと「叫んだらアカン」と怒られる
確かに押されたらかなり力強く息めるけど…
オニやぁぁぁ~
その後も1回押され、また叫んでしまって…
「次また叫んだら、もう手伝わへんでっ」とまた怒られた
酷すぎる~
心の中で叫びながら、「次また叫んだらマジで見捨てられそう」と危機感を感じ、「次こそ叫ばず頑張らんな」と覚悟を決めた時…
「旦那さん到着しましたよ~」と若い助産師さんに連れられて、旦那クン登場…
入れ替わりでママ退室
そして、最後となる陣痛が来て…
先生がまた容赦なく押す
声が出そうになるのを必死で抑えて息む
ってか、押されてるからいやがおうでも力が入る
すると…
頭が引っ掛かったぁ
痛ぇぇぇ~~
でも「休まんともう1回っ」と、またすぐお腹を押され…
オギャ~~~
志優よりも優芽よりも大きな産声がっ
2012年6月15日のpm6:58、3270gで三男坊誕生
39w6d、分娩時間は最短の3時間12分
容赦ない押し出しはかなり辛かったけど、でもお陰であの恐怖だった頭が引っ掛かる時の激痛が一瞬で済みましたぁ
すぐに抱かせてくれたけど、顔を見た瞬間、「優芽と同じ顔」と旦那クンと爆笑(笑)
その後、赤ちゃんは旦那クンと若い助産師さんと別室へ。
私は胎盤を引きずり出され、またお腹を押されて子宮内に残ってる血を出され、麻酔をかけられ、縫われ…
「痛い痛いって~」と叫んでいたら、「三人目やろ痛ない」と先生にバッサリ
何人目でも痛いモンは痛いわ~~っ
やっと処置が終わり、赤ちゃんと旦那クンが戻ってきて、赤ちゃんを分娩台の上で抱いていたけど…
今度は後陣痛が
しかも激痛
優芽の時は余裕で耐えられたから生まれたばっかりの優芽を堪能できたけど、今回はやたら痛くて赤ちゃんを堪能する余裕なんて全くなく、のたうちまわってました
そんな私を気遣ってくれるワケでもなく、旦那クンは携帯で赤ちゃんの写メやムービーを撮りまくり…
挙げ句の果てには「今回は早かったなぁ到着して5分で生まれてめっちゃ楽やったわ」だと
間に合って良かったって言ったら良かったんだけど…
人の苦労も知らんと、おいしいトコ取りされたみたいで結構ムカつくんですが…
一通り赤ちゃんを堪能した旦那クン、一旦退室してママと交代
陣痛が始まる前からずっと付いててくれて、分娩台に上がってからもずっと励ましてくれてたママ…
赤ちゃんと対面して「よう頑張ったなぁ…めっちゃ可愛い」とウルウルしながら言ってくれました〓
ただ…
生まれる直前に旦那クンが到着したせいで「世紀の瞬間に立ち会われへんかったぁ」と恨み言は言ってたけど(笑)
優芽が5日早く生まれたので、今回も早く出てきてくれるかなぁ…と期待してたのに、ウンともスンとも言わない日が続く
6月5日の健診では子宮口も全く開いておらず、刺激されても動き回っても効果なし
6月12日の健診でやっと子宮口2cm開いてくれてたけど、刺激されてもやっぱり効果なし
不眠は続くし、横になるのも辛いし、胎動は痛いし、肉体的に限界だったので早く楽になりたかったけど、今の時期、旦那クンはめっちゃ仕事が忙しく、立ち会いができる日が限られていました
6月14日は早退できるし早く帰宅できるという事だったので、必死で動き回るもやっぱり陣痛は来ません
次に立ち会える予定だったのは、6月19日。
ならば急がなくていいやと思い、無理に動かず普通にしていようと思っていた6月15日…
朝もいつも通り志優の世話をし、旦那クンのお弁当を作っていました。
いつも通りグズグズする志優
いつも通り「早くしなさいっ」と志優を怒鳴り付けた瞬間でした。
am7:15頃、ジョワ~っと何かが漏れ出た
尿漏れとも思ったけど、尿漏れにしては量が多いような…
羊水は生臭いと聞くので確認してみたものの、微香性のおりものシートを使用していた為よく分からない
旦那クンには家を出る間際、「もしかしたら破水したかもしれん…」と伝えはしたけど、とりあえず様子を見ようと思い、いつも通り志優と旦那クンを送り出し、いつも通り優芽を起こして優芽の世話と家事をしてました。
その間も時々チョロチョロ漏れる
力を入れた瞬間にも、入れてない時にも…
携帯で破水について調べながら、「病院に行こうか…いやいや、ただの尿漏れやったら恥ずかしいし」と悩む事2時間ほど
am9:00頃、とりあえず病院に電話をしてみる事にしました。
「破水してるかもしれないんですが、破水の経験がないんで破水か尿漏れか分からないんです~」と電話口の助産師さんに泣きつく私(笑)
「力を入れてない時にも漏れるのは怪しいねぇ…受診しに来てもらえますか?」と言われたので、すぐに志優と優芽の数日分のお泊り荷物を準備し、入院用のスーツケースと一緒に車に積んで、優芽を乗せて旦那クンの実家へ。
6月4日から仕事を休み、ずっと待機してくれていた義母に子供達の荷物と優芽を預けて病院へ。
運転しながら「旦那クンが立ち会いできへん今日はアカン破水じゃありませんように」と願う自分と、早く肉体的苦痛から解放されたくて「別に破水なら破水でもいいか」と思う自分もいて、何か複雑でした(笑)
受付ロビーで受付をしないといけない健診の時とは違い、直接産科へ行っての受付。
健診に来ている妊婦さんが割と沢山いたので、結構待たされるかと思いきや、5分ほどで呼ばれ、診察室ではなくいきなり内診室へ
内診してソッコーで先生に「破水してますね」と言われ、「じゃ、すぐ入院になりますからね~」と助産師さんに言われ…
やっぱり「今日はアカンのに~」っていうのと、「いよいよか…」と、またまた複雑な気持ちに(笑)
内診室を出るとすぐに助産師さんが来て「入院の荷物は?」と聞かれたけど、どうなるか分からなかったので荷物は車に置いて来ちゃってて…
それを伝えると「破水したら動かん方がいいのよ…」って言われたけど、渋々荷物を取りに行かせてくれました
荷物を取って戻ると、病棟の助産師さんが車椅子でお迎えに来てくれて、痛くも何ともないのに車椅子に乗せられて病棟へ移動。
途中「赤ちゃん次第ですけど、経産婦さんやし、上手くいけば前回の半分くらいの時間で出産できるかもですよ」と言われ、「なら3時間くらいかよっしゃ~」という気持ちと「旦那クン、マジ間に合わんかも」という不安な気持ちになる(笑)
病棟へ到着すると、いきなり陣痛室へ連れて行かれ、am11:00頃入院となりました。
産衣に着替え、破水しているので感染防止の薬を飲まされ、NSTを付けられ、ベッドの上で旦那クンや義母や友人達に入院の報告をし、昼食が出たのでそれを頂き…
破水=陣痛促進剤を使っての出産だと思っていたけど、どうやら自然に陣痛が来るのを待つ様子。
破水したら行動を制限されるらしく、トイレとベッドの往復以外、動く事を禁止されてしまっていたので結構暇…
2時間ほど陣痛室にいたけど、1時間に1回尾底骨の圧迫感とお腹の張りがあるくらいで、見事なくらい全く何もなし(笑)
なのでpm1:00頃、陣痛室を出て、まだ出産を終えていない妊婦さんだけの病室に移動。
ベッドに入ってすぐ、カーテンを少し開けて中を覗く人の気配が…
誰かと思いきや、私の母親代わりとなってくれている、昔勤めていたスナックのママと、その娘の妹みたいな存在の優紀。
「入院したけど、旦那クンが仕事抜けられへんから一人での出産になると思う」ってメールしたら、「出産みたいな一大事に、一人にさせられへん」と橿原から飛んで来てくれたんだそうな
一人での出産になる事は覚悟してたけど、やっぱり不安だったので、凄い嬉しかったぁ〓
陣痛待ちの間、ずっと付いててくれた二人
二人と会うのは久しぶりなので、話が弾む弾む
夢中になって色んな話をしているうちに、尾底骨の圧迫感が痛みになり、お腹が張る回数が増え、痛みも出てきて…
内診の結果、子宮口も4cm開いてたので、pm4:00頃ママと一緒に分娩室へ移動。
始めは痛みが来ていない時にはママと話ができたんだけど、段々それもできなくなり…
でもまだギリギリ我慢できる痛みで、息みたいっていう感覚もなかったpm5:00頃。
助産師さんが内診しに来てくれました。
その時ママと私に自己紹介と挨拶をしてくれたけど、怒らせると怖いベテラン助産師って感じの人でした。
内診の結果、「よし、全開息もうか」といきなりの指示
エッ…
優芽の時は我慢できないくらいの激痛と、息みたくても息めないというめちゃくちゃ辛い思いをしたのに、今回はもうOKなん
辛いけど、でもまだ耐えられますよっ
もう息むんですかっ
「まだ我慢できる痛みですけど、もういいんですか…?」
陣痛の合間に思わず聞いてしまったけど、「うん、もうペラペラで全開よ準備するわね」とアッサリ答えられてしまい…
「準備しますから、お母さんは一旦出てもらえますか?」と言われ、ママが退室
助産師さんは白衣の上から白い服を着だし、手袋をはめ、私の足場を準備し…
あっという間に息める準備が整ってしまった
あまりの急展開に心の準備ができてないまま、「ママは…?」と半ベソになりながらママを呼んでもらい、ママが戻って来てくれてから陣痛に合わせて息んでみる。
助産師さんも「ここに力を入れて~」と指を入れて誘導してくれたり、色々声をかけてくれたりしたんだけど…
志優や優芽の時みたいに無我夢中で息めない
頭が引っ掛かる、あの瞬間の痛みが怖い
でも、原因はそれだけじゃないような…
何でっ
そう思いながらも、とりあえず息む
どのくらいの時間が経ったのか、何回息んだのか分からないけど、「頭見えてきたよもう少しで会えるから頑張って」と言われました。
志優の時も優芽の時も「早くこの痛みから解放されたい」っていうので頑張ったけど、もちろん「早く会いたい」っていう思いもありました。
でも…
正直、今回は「早く会いたい」っていうより「痛いのが怖い」っていう恐怖の方が勝っちゃってて…
だからやっぱり息み足りないみたいで、助産師さんも「もっと頑張ってでないと痛いの辛いの永遠に続くよっ1回の陣痛で2回息んで」とイライラしてきてる感じ
この辺りで先生登場
診察してもらった事はないけど、いつも声が大きくてテンションが高い男の先生。
助産師さんが「頑張ってくれてはるんやけど、なかなか…まだ陣痛に耐えられるって言ってはったから、陣痛弱いのかも…」と先生に状況を説明。
それを聞いて「そうか息みきれへんのは陣痛が弱いせいもあるんや」と死にそうになりながら納得(笑)
それからもしばらく息んでみたけど…
なるほど…
確かに弱すぎる陣痛もある
そんな時は無理せずやり過ごして、息める時は息んだけど…
お産は全然進まず
しばらく様子を見ていた先生が見るに見兼ねたのか、「よっしゃ先生が手伝ったるから」と、おもむろにパイプ椅子を分娩台横に持ってきて、その上に立つ。
何をするのかと思いきや…
陣痛に合わせて息んでる私のお腹を、容赦なく思いっ切り押されたぁぁぁ
思わず叫ぶと「叫んだらアカン」と怒られる
確かに押されたらかなり力強く息めるけど…
オニやぁぁぁ~
その後も1回押され、また叫んでしまって…
「次また叫んだら、もう手伝わへんでっ」とまた怒られた
酷すぎる~
心の中で叫びながら、「次また叫んだらマジで見捨てられそう」と危機感を感じ、「次こそ叫ばず頑張らんな」と覚悟を決めた時…
「旦那さん到着しましたよ~」と若い助産師さんに連れられて、旦那クン登場…
入れ替わりでママ退室
そして、最後となる陣痛が来て…
先生がまた容赦なく押す
声が出そうになるのを必死で抑えて息む
ってか、押されてるからいやがおうでも力が入る
すると…
頭が引っ掛かったぁ
痛ぇぇぇ~~
でも「休まんともう1回っ」と、またすぐお腹を押され…
オギャ~~~
志優よりも優芽よりも大きな産声がっ
2012年6月15日のpm6:58、3270gで三男坊誕生
39w6d、分娩時間は最短の3時間12分
容赦ない押し出しはかなり辛かったけど、でもお陰であの恐怖だった頭が引っ掛かる時の激痛が一瞬で済みましたぁ
すぐに抱かせてくれたけど、顔を見た瞬間、「優芽と同じ顔」と旦那クンと爆笑(笑)
その後、赤ちゃんは旦那クンと若い助産師さんと別室へ。
私は胎盤を引きずり出され、またお腹を押されて子宮内に残ってる血を出され、麻酔をかけられ、縫われ…
「痛い痛いって~」と叫んでいたら、「三人目やろ痛ない」と先生にバッサリ
何人目でも痛いモンは痛いわ~~っ
やっと処置が終わり、赤ちゃんと旦那クンが戻ってきて、赤ちゃんを分娩台の上で抱いていたけど…
今度は後陣痛が
しかも激痛
優芽の時は余裕で耐えられたから生まれたばっかりの優芽を堪能できたけど、今回はやたら痛くて赤ちゃんを堪能する余裕なんて全くなく、のたうちまわってました
そんな私を気遣ってくれるワケでもなく、旦那クンは携帯で赤ちゃんの写メやムービーを撮りまくり…
挙げ句の果てには「今回は早かったなぁ到着して5分で生まれてめっちゃ楽やったわ」だと
間に合って良かったって言ったら良かったんだけど…
人の苦労も知らんと、おいしいトコ取りされたみたいで結構ムカつくんですが…
一通り赤ちゃんを堪能した旦那クン、一旦退室してママと交代
陣痛が始まる前からずっと付いててくれて、分娩台に上がってからもずっと励ましてくれてたママ…
赤ちゃんと対面して「よう頑張ったなぁ…めっちゃ可愛い」とウルウルしながら言ってくれました〓
ただ…
生まれる直前に旦那クンが到着したせいで「世紀の瞬間に立ち会われへんかったぁ」と恨み言は言ってたけど(笑)
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