予定日は4月20日。
仕事が忙しくなってきてた旦那クン。
14日の休みが終わると当分休みはないし、仕事を抜けるのも厳しくなるらしく、夜勤の回数も増えると言うので、何としても14日に産みたかった〓
んが…
4月11日におしるしがあって以降、12日・13日に結構頻繁にあった前駆陣痛が、14日にピタリと治まり、散歩をしてもスクワットをしてもウンともスンとも言わない
焦る私に旦那クンが「そんな急がんでいいよ〓」と言ってくれたので、焦るのをやめたのが14日の夜(笑)
なのに…
15日は朝からまた前駆陣痛が復活
午前中は家事やら志優の幼稚園の送迎なんかもできたけど、午後から眠気も加わり横になりたくて仕方なかった
いつもなら「何して遊ぶ?」とまとわりつく志優も何かを感じ取ってくれてたのか、「3時まで休憩してていいよ」と言ってくれ、一人で遊んでくれていたのでお言葉に甘えてウトウトする事に
んが…
13時30分頃に玄関のチャイムが
「せっかくウトウトしてたのに誰やねん」と思いながら出てみると、志優のクラスメイトとそのお母さん〓
「ウチの子が志優くんと遊びたいって言うんです。志優くんのお母さんもしんどいやろうし、もし良かったらウチに遊びに来てもらえたら…夕方また送り届けに来ますし〓」と、めっちゃ有り難い申し出
「いいんですかっ助かりますぅぅぅ〓」と私も志優も即飛びつき、志優は超ご機嫌でお友達のウチへ、私はウトウト再開
前駆陣痛や足の付け根の痛みなんかで途中何度か起きたけど、志優が帰ってきた17時前くらいまで心ゆくまでゴロゴロできました
帰ってきた志優は、私と入れ違いでウトウト。
お昼寝もせず、ずっと遊んでいたので眠いんだろうな…と思いながら、志優が寝てくれていた方が私の用事が片付くので、志優はそのまま放置(笑)
17時くらいから洗濯物を取り入れて、たたんで…ってしている30分ちょいの間に、前駆陣痛に痛みが伴ってきて、回数も増えてきた
一応間隔計ってみるか…と17時30分から間隔を記録してみると、何と4~5分間隔〓
でもまだまだ余裕の痛みなので、夕飯の用意を始める。
が、30分ほど経つと流石に少し心配になり、単身赴任先の名古屋から今日帰宅予定の父親に連絡。
まだ帰宅途中かと思いきや、既に帰っているという事だったので、念のためウチに来てもらう事に。
旦那クンには、念のため父親に来てもらう事だけを連絡。
旦那クンは19時~20時に一旦帰宅し、夕飯を食べてから夜勤へ行く予定だったので父親を召喚したのでございます
実家から自宅までは、車で早ければ40分、遅くても1時間くらいで着けるはず。
まだまだ普通に耐えれる痛みだし、病院に連絡を入れるにしても父親が到着してからにしよう。
父親が到着しても、恐らく夕飯を食べるくらいの余裕はあるばずだから、夕飯を食べてから病院に行ってもいいかも…
などと考えながら、痛みが来たら力を抜いて息を吐き、痛みが去ったら夕飯作りを再開…を繰り返している間に、間隔が少し狭まって3~4分になり、痛みも強くなってきた。
痛みが強くなってくると、この痛みが前駆陣痛の延長なのか陣痛がきているのかも分からないし、一人でいるのが不安になった
父親に電話をしてから1時間、父親はまだ到着せず。
「まだぁ?」と電話をかけると、近くまでは来ているものの、どうやら道に迷っているみたい
仕方ないので、夕飯を作りながら引き続き待っていると、10分後の19時頃に父親到着
すぐに「陣痛らしき痛みがきてるんですけど…」と病院に連絡。
4分間隔になっている事を伝えると、「今から来て下さい」との事。
準備していた入院用のスーツケースを車に運んでもらって、さぁ病院へというところで、何故か志優が動いてくれない
「ママは大丈夫やから。もうすぐ赤ちゃん生まれるから、一緒に病院行こう」と優しく言っても、全く効果なし
泣きそうな顔してたから、ただ事ではない雰囲気を察して怖かったんだろうね(笑)
「お前が早く動いたらんな、お母さんがもっとしんどくなるんやぞ」と、焦ってる父親がキレて志優を車に放り込み、ようやく出発
以前から志優には「赤ちゃんが生まれる時、ママはすごくお腹が痛くなんねん。でも大丈夫やから、志優はいい子にしててな」と言い聞かせていたけど、やっぱりいざとなるとダメなようで、車の中でも志優はメソメソ(笑)
「ママは大丈夫やからな。頑張って元気な赤ちゃん生むから」って抱いてなだめてたけど、効果なしでした(笑)
旦那クンには車内で「これから病院行くわ」と連絡。
旦那クンも「すぐ向かう」と言ってくれたけど、「まだ入院になるかどうか分からんし診察後に連絡するから待ってて」と伝えました。
病院に着いたのが、19時30分頃。
救急外来から入り、車椅子に乗せられて、産婦人科病棟の内診室で診察を受けると…
「5cmくらい開いてますよ。よく頑張ったねぇ。子宮口柔らかいし、経産婦さんやし、多分進行早いよ。すぐ入院ね。分娩室行きましょう」との事
志優の時は5cm開くのに何時間もかかったので、既に5cm開いてると聞いて「よっしゃー」って感じの私
まぁ最後となった11日の妊婦健診の時に2cmは開いてたんだけども(笑)
また車椅子に乗せられて内診室を出ると、相変わらず泣きそうな顔した志優が一人でぽつーん…
父親が車にスーツケースを取りに行ってくれてる間、一人でお留守番させられてたようで…
父親はすぐ戻るだろうし、私はそれまで志優のそばにいるつもり満々だったけど、助産師さんが「困ったなぁ…」って焦ってる
「私、そんなに緊急を要します…?」と聞くと、「うん」と即答されてしまった
でも所詮スーツケースを取りに行ってくれただけだったので、父親はすぐ戻り、私は分娩室へ。
移動途中、2回ほど旦那クンに電話をかけたけど、出なかった
肝心な時に何してやがる
分娩室に入ると、すぐにお産用の服に着替えさせられ、分娩台に乗せられ、左手に点滴をされ、お腹にNSTを付けられて、準備は整った
とは言っても、しばらくは一人で痛みに耐えるだけ(笑)
まだまだ余裕だったので、旦那クンに「早く来い」とメールをしたり、親戚や友人に入院になったとメールしたり、mixiでつぶやいたりしていたんだけど…
当然段々痛みは激しくなる。
そろそろ一人でいるのが心細くなってきたぞと思っていたら、助産師さんに連れられて旦那クン到着。
んが…
旦那クン、分娩台の横にある椅子に座ってボケ~っとしてるだけ
旦那クンにとっては初めての立ち会いで、何をすればいいのか分からないのは分かる。
そもそも男は何もする事がないと思っていたはず。
でも、だからと言ってボケ~っとしてる事ないやんっ
マジ役立たず
挙句の果てに「腹減ったからコンビニ行ってくるわ」だと
「はぁっ」と言いかけたけど、夕飯食べずに来てくれた訳だし、実は私もお腹が鳴ってた(笑)
プリンとお水を頼んで渋々旦那クンを買い物に行かせたはいいけども、ウチの旦那クン、何せトロい
普段から何やらせてもトロい
なので痛みはどんどん増してきてるのに、なかなか帰ってこない
他にもお産になってる人がいるらしく、助産師さんも「時々様子見に来ますけど、いきみたくてガマンできなくなったらナースコールしてね」と言い残して出て行ったので、分娩室には私一人
旦那クンは電話しても出ない
「早く帰ってきて」とメールをした数分後、ようやく帰ってきたけど…
ガサガサと取り出したるはニンニク入りの唐揚げ…
分娩室には一気にニンニク臭が…
ウチの旦那クン、トロい上におバカなんです
即座に唐揚げを片付けさせ、おにぎりを食べるように指示
ってか、先に私にプリン食わせろよっとおバカな旦那クンに言っても無駄なのでガマン…
旦那クンのお腹がある程度落ち着くのを待って、結構痛かったけど陣痛の合間にプリンを食べさせてもらって、「生まれたらすぐ3人目作ろうか(笑)」「この状況で次の妊娠の事なんか考えられるかっ(笑)」なんて会話をしてる間に、痛みはどんどん増す
会話もできないくらいの激痛になって、息みたいのに息めない状態になってから何回か内診されたけど、痛みが来てる時にされるから、めちゃくちゃ辛い
しかも「まだ少し引っ掛かりがあるなぁ…もう少し我慢して」と言われる始末
息んでヨシとの指示が出るまでの間が、思い返してみると息み出してからよりも辛かった
息み出したのが、ちょうど22時頃。
おバカな旦那クンが「こっからどれくらいかかります?」なんて聞いてる
「お母さんの頑張り次第ですけど…30分くらいかな…?」と律儀に答えてくれた助産師さん、ありがとうございます
おバカな旦那ですみません
1回目の息みは、助産師さんが準備か何かしていたようで、「とりあえず息んでみて~」みたいな感じ(笑)
私はできるだけ早くこの激痛から逃れたいので、必死で息む
当然、うめき声…と言うか、叫び声出ます
結果、いきなりダメ出しが
「足は台に押し付けるように踏ん張って。手はバーをしっかり握って引き上げるように。お腹を見るように、首をちょっと上げれます?お声は力が逃げてしまうので、出さないで。」
「お父さんは、できるようならお母さんが息み出したら首を持ち上げてあげてください。」
淡々と、的確な指示。
志優の時のような失敗はしたくなかったので、一言一句聞き逃すかと気合い十分だった私は、できるだけ指示に忠実に従いながら息む
それでも、2回目のダメ出し
「目は閉じないでください。顔に力が逃げますよ。」
必死で目を見開いて息んでる私って…凄い形相なんやろうな
なんて事を思いながら、何回息んだだろう…
いきなり一番キツイ激痛が
正直「キター」と思いましたね(笑)
赤ちゃんの頭がつっかえる痛み。
2回目でお産の流れが分かっていたから、ここまではまだ冷静に対処できてきた方だと思ってます。
でも、この頭がつっかえる痛みだけは何もかもが吹っ飛びますね
何度も何度も「いたぁぁぁぁい」と叫んでしまったと思います
この痛みから逃れたいので、今までで以上に必死で息みました
そして、恐らく助産師さんが破水させたんだと思います。
暖かいものがドバっと出てきました。
先生は隣の分娩にかかりっきりのようで、まだ来ていません。
助産師さんも「もう頭見えてる…間に合わないなぁ…」なんて事を言ってましたが、そんな事に構ってはいられません
息んで息んで息んで
ズルッと赤ちゃんが出てきた感覚があり、痛みが一気に和らぎました。
そして「おぎゃー」という泣き声…
想像していたよりは小さな声でしたが、志優は疲れ果てて出てきたので「ほげっ…ほげっ…」としか声を出してくれなかったから、それに比べたら上出来でしょう
すぐに私の胸の上にシートが広げられ、赤ちゃんが乗せられました。
まだ血がついたままの、猿みたいな赤ちゃん
モゾモゾと動きまくります
やり遂げたぁ…っていう達成感と、やっと赤ちゃんに会えた喜びと、でもまだ信じられないという気持ち…
全部が入り混じった、複雑な…でも、凄く幸せな気持ちでした
しばらくすると、赤ちゃんは処置の為か、分娩室の奥へ連れて行かれ、旦那クンも赤ちゃんについて行きました。
代わりに現れたのが、健診でも何回かお世話になった女性の先生。
痛いのがやっと終わったトコなのに、私はまた痛い思いをしなければいけません
傷口を診ながら「あらぁ~…結構上まで裂けちゃってるわぁ…ごめんねぇ…」と言いながら、チクチク縫われました
仕事が忙しくなってきてた旦那クン。
14日の休みが終わると当分休みはないし、仕事を抜けるのも厳しくなるらしく、夜勤の回数も増えると言うので、何としても14日に産みたかった〓
んが…
4月11日におしるしがあって以降、12日・13日に結構頻繁にあった前駆陣痛が、14日にピタリと治まり、散歩をしてもスクワットをしてもウンともスンとも言わない
焦る私に旦那クンが「そんな急がんでいいよ〓」と言ってくれたので、焦るのをやめたのが14日の夜(笑)
なのに…
15日は朝からまた前駆陣痛が復活
午前中は家事やら志優の幼稚園の送迎なんかもできたけど、午後から眠気も加わり横になりたくて仕方なかった
いつもなら「何して遊ぶ?」とまとわりつく志優も何かを感じ取ってくれてたのか、「3時まで休憩してていいよ」と言ってくれ、一人で遊んでくれていたのでお言葉に甘えてウトウトする事に
んが…
13時30分頃に玄関のチャイムが
「せっかくウトウトしてたのに誰やねん」と思いながら出てみると、志優のクラスメイトとそのお母さん〓
「ウチの子が志優くんと遊びたいって言うんです。志優くんのお母さんもしんどいやろうし、もし良かったらウチに遊びに来てもらえたら…夕方また送り届けに来ますし〓」と、めっちゃ有り難い申し出
「いいんですかっ助かりますぅぅぅ〓」と私も志優も即飛びつき、志優は超ご機嫌でお友達のウチへ、私はウトウト再開
前駆陣痛や足の付け根の痛みなんかで途中何度か起きたけど、志優が帰ってきた17時前くらいまで心ゆくまでゴロゴロできました
帰ってきた志優は、私と入れ違いでウトウト。
お昼寝もせず、ずっと遊んでいたので眠いんだろうな…と思いながら、志優が寝てくれていた方が私の用事が片付くので、志優はそのまま放置(笑)
17時くらいから洗濯物を取り入れて、たたんで…ってしている30分ちょいの間に、前駆陣痛に痛みが伴ってきて、回数も増えてきた
一応間隔計ってみるか…と17時30分から間隔を記録してみると、何と4~5分間隔〓
でもまだまだ余裕の痛みなので、夕飯の用意を始める。
が、30分ほど経つと流石に少し心配になり、単身赴任先の名古屋から今日帰宅予定の父親に連絡。
まだ帰宅途中かと思いきや、既に帰っているという事だったので、念のためウチに来てもらう事に。
旦那クンには、念のため父親に来てもらう事だけを連絡。
旦那クンは19時~20時に一旦帰宅し、夕飯を食べてから夜勤へ行く予定だったので父親を召喚したのでございます
実家から自宅までは、車で早ければ40分、遅くても1時間くらいで着けるはず。
まだまだ普通に耐えれる痛みだし、病院に連絡を入れるにしても父親が到着してからにしよう。
父親が到着しても、恐らく夕飯を食べるくらいの余裕はあるばずだから、夕飯を食べてから病院に行ってもいいかも…
などと考えながら、痛みが来たら力を抜いて息を吐き、痛みが去ったら夕飯作りを再開…を繰り返している間に、間隔が少し狭まって3~4分になり、痛みも強くなってきた。
痛みが強くなってくると、この痛みが前駆陣痛の延長なのか陣痛がきているのかも分からないし、一人でいるのが不安になった
父親に電話をしてから1時間、父親はまだ到着せず。
「まだぁ?」と電話をかけると、近くまでは来ているものの、どうやら道に迷っているみたい
仕方ないので、夕飯を作りながら引き続き待っていると、10分後の19時頃に父親到着
すぐに「陣痛らしき痛みがきてるんですけど…」と病院に連絡。
4分間隔になっている事を伝えると、「今から来て下さい」との事。
準備していた入院用のスーツケースを車に運んでもらって、さぁ病院へというところで、何故か志優が動いてくれない
「ママは大丈夫やから。もうすぐ赤ちゃん生まれるから、一緒に病院行こう」と優しく言っても、全く効果なし
泣きそうな顔してたから、ただ事ではない雰囲気を察して怖かったんだろうね(笑)
「お前が早く動いたらんな、お母さんがもっとしんどくなるんやぞ」と、焦ってる父親がキレて志優を車に放り込み、ようやく出発
以前から志優には「赤ちゃんが生まれる時、ママはすごくお腹が痛くなんねん。でも大丈夫やから、志優はいい子にしててな」と言い聞かせていたけど、やっぱりいざとなるとダメなようで、車の中でも志優はメソメソ(笑)
「ママは大丈夫やからな。頑張って元気な赤ちゃん生むから」って抱いてなだめてたけど、効果なしでした(笑)
旦那クンには車内で「これから病院行くわ」と連絡。
旦那クンも「すぐ向かう」と言ってくれたけど、「まだ入院になるかどうか分からんし診察後に連絡するから待ってて」と伝えました。
病院に着いたのが、19時30分頃。
救急外来から入り、車椅子に乗せられて、産婦人科病棟の内診室で診察を受けると…
「5cmくらい開いてますよ。よく頑張ったねぇ。子宮口柔らかいし、経産婦さんやし、多分進行早いよ。すぐ入院ね。分娩室行きましょう」との事
志優の時は5cm開くのに何時間もかかったので、既に5cm開いてると聞いて「よっしゃー」って感じの私
まぁ最後となった11日の妊婦健診の時に2cmは開いてたんだけども(笑)
また車椅子に乗せられて内診室を出ると、相変わらず泣きそうな顔した志優が一人でぽつーん…
父親が車にスーツケースを取りに行ってくれてる間、一人でお留守番させられてたようで…
父親はすぐ戻るだろうし、私はそれまで志優のそばにいるつもり満々だったけど、助産師さんが「困ったなぁ…」って焦ってる
「私、そんなに緊急を要します…?」と聞くと、「うん」と即答されてしまった
でも所詮スーツケースを取りに行ってくれただけだったので、父親はすぐ戻り、私は分娩室へ。
移動途中、2回ほど旦那クンに電話をかけたけど、出なかった
肝心な時に何してやがる
分娩室に入ると、すぐにお産用の服に着替えさせられ、分娩台に乗せられ、左手に点滴をされ、お腹にNSTを付けられて、準備は整った
とは言っても、しばらくは一人で痛みに耐えるだけ(笑)
まだまだ余裕だったので、旦那クンに「早く来い」とメールをしたり、親戚や友人に入院になったとメールしたり、mixiでつぶやいたりしていたんだけど…
当然段々痛みは激しくなる。
そろそろ一人でいるのが心細くなってきたぞと思っていたら、助産師さんに連れられて旦那クン到着。
んが…
旦那クン、分娩台の横にある椅子に座ってボケ~っとしてるだけ
旦那クンにとっては初めての立ち会いで、何をすればいいのか分からないのは分かる。
そもそも男は何もする事がないと思っていたはず。
でも、だからと言ってボケ~っとしてる事ないやんっ
マジ役立たず
挙句の果てに「腹減ったからコンビニ行ってくるわ」だと
「はぁっ」と言いかけたけど、夕飯食べずに来てくれた訳だし、実は私もお腹が鳴ってた(笑)
プリンとお水を頼んで渋々旦那クンを買い物に行かせたはいいけども、ウチの旦那クン、何せトロい
普段から何やらせてもトロい
なので痛みはどんどん増してきてるのに、なかなか帰ってこない
他にもお産になってる人がいるらしく、助産師さんも「時々様子見に来ますけど、いきみたくてガマンできなくなったらナースコールしてね」と言い残して出て行ったので、分娩室には私一人
旦那クンは電話しても出ない
「早く帰ってきて」とメールをした数分後、ようやく帰ってきたけど…
ガサガサと取り出したるはニンニク入りの唐揚げ…
分娩室には一気にニンニク臭が…
ウチの旦那クン、トロい上におバカなんです
即座に唐揚げを片付けさせ、おにぎりを食べるように指示
ってか、先に私にプリン食わせろよっとおバカな旦那クンに言っても無駄なのでガマン…
旦那クンのお腹がある程度落ち着くのを待って、結構痛かったけど陣痛の合間にプリンを食べさせてもらって、「生まれたらすぐ3人目作ろうか(笑)」「この状況で次の妊娠の事なんか考えられるかっ(笑)」なんて会話をしてる間に、痛みはどんどん増す
会話もできないくらいの激痛になって、息みたいのに息めない状態になってから何回か内診されたけど、痛みが来てる時にされるから、めちゃくちゃ辛い
しかも「まだ少し引っ掛かりがあるなぁ…もう少し我慢して」と言われる始末
息んでヨシとの指示が出るまでの間が、思い返してみると息み出してからよりも辛かった
息み出したのが、ちょうど22時頃。
おバカな旦那クンが「こっからどれくらいかかります?」なんて聞いてる
「お母さんの頑張り次第ですけど…30分くらいかな…?」と律儀に答えてくれた助産師さん、ありがとうございます
おバカな旦那ですみません
1回目の息みは、助産師さんが準備か何かしていたようで、「とりあえず息んでみて~」みたいな感じ(笑)
私はできるだけ早くこの激痛から逃れたいので、必死で息む
当然、うめき声…と言うか、叫び声出ます
結果、いきなりダメ出しが
「足は台に押し付けるように踏ん張って。手はバーをしっかり握って引き上げるように。お腹を見るように、首をちょっと上げれます?お声は力が逃げてしまうので、出さないで。」
「お父さんは、できるようならお母さんが息み出したら首を持ち上げてあげてください。」
淡々と、的確な指示。
志優の時のような失敗はしたくなかったので、一言一句聞き逃すかと気合い十分だった私は、できるだけ指示に忠実に従いながら息む
それでも、2回目のダメ出し
「目は閉じないでください。顔に力が逃げますよ。」
必死で目を見開いて息んでる私って…凄い形相なんやろうな
なんて事を思いながら、何回息んだだろう…
いきなり一番キツイ激痛が
正直「キター」と思いましたね(笑)
赤ちゃんの頭がつっかえる痛み。
2回目でお産の流れが分かっていたから、ここまではまだ冷静に対処できてきた方だと思ってます。
でも、この頭がつっかえる痛みだけは何もかもが吹っ飛びますね
何度も何度も「いたぁぁぁぁい」と叫んでしまったと思います
この痛みから逃れたいので、今までで以上に必死で息みました
そして、恐らく助産師さんが破水させたんだと思います。
暖かいものがドバっと出てきました。
先生は隣の分娩にかかりっきりのようで、まだ来ていません。
助産師さんも「もう頭見えてる…間に合わないなぁ…」なんて事を言ってましたが、そんな事に構ってはいられません
息んで息んで息んで
ズルッと赤ちゃんが出てきた感覚があり、痛みが一気に和らぎました。
そして「おぎゃー」という泣き声…
想像していたよりは小さな声でしたが、志優は疲れ果てて出てきたので「ほげっ…ほげっ…」としか声を出してくれなかったから、それに比べたら上出来でしょう
すぐに私の胸の上にシートが広げられ、赤ちゃんが乗せられました。
まだ血がついたままの、猿みたいな赤ちゃん
モゾモゾと動きまくります
やり遂げたぁ…っていう達成感と、やっと赤ちゃんに会えた喜びと、でもまだ信じられないという気持ち…
全部が入り混じった、複雑な…でも、凄く幸せな気持ちでした
しばらくすると、赤ちゃんは処置の為か、分娩室の奥へ連れて行かれ、旦那クンも赤ちゃんについて行きました。
代わりに現れたのが、健診でも何回かお世話になった女性の先生。
痛いのがやっと終わったトコなのに、私はまた痛い思いをしなければいけません
傷口を診ながら「あらぁ~…結構上まで裂けちゃってるわぁ…ごめんねぇ…」と言いながら、チクチク縫われました
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