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こううんりゅうすい

行雲流水~ほとんど独り言。日常の記録。心の内側。ときどき放置。

今日の露店商は寒かった。

2012年12月02日 | 雑感
寒い中、時々出店してる地元商店街のイベントに参加してきた。

アーケードの下。日も当たらないので
寒いと思って、膝掛け持って行ったけど、思ってたよりもさらに寒かった…。
お客さん来るんかなぁーと不安になってきた昼過ぎ。
「いいわねぇいいわねぇ」と言う声がして、顔を上げると、
華やかな女の人。50過ぎぐらい?
話を聞くと、兵庫県の方でイギリスの輸入服を売ってるお店を持ってて、
お店に私の作品を置きたいからと、色々買って行かれた。
輸入服は、百貨店からもオファーがあるとかで、今日はその用事と、
商店街にはコシノさんのギャラリーを見に来たとのこと。
なにやらスゴい方に気に入ってもらえて嬉しい。しかし、ええんかいな。。


地元のイベントに陶芸作品を出店してると、お客さんから、たまに「高いですね」とか、
「けっこういい値段するんですね」って言われる。
これ言われると、本当にショックだし、自分が情けない気持ちになる。
ブランド品の値段、車の値段、家の値段…モノにはモノの値段がある。
つまり、このクオリティに対しての、この値段。高いわね。って言うことでしょ。
今の時代、器なんて100円でも売ってるしね。
よっぽど奇をてらったモノじゃないと、良いものと思ってもらえないのかな。
でも私が作りたいのは日常雑器だしなあ。
それなりに、自分で良いと思ってるものを作ってるんだけどな…。
それに市場価格より安いぐらいなんだけど…。
相手はモノ作りに携わった事がない人だって分かってても、
高いと言われると、自分の作品にダメ出しされたようで、心が折れそうになる。
そんな中で、時々、すごく私の作品を気に入ってくれる人が現れると、
神様のように見える。

私の作品が高いと言う人には、私のクオリティが低いんじゃなくて、
あなた達の感性のクオリティが低いんだと強気に言いたくなる。
しかし、独り言ブログにしか書けないのが、気の弱いところ。とほほ。

時々現れる神様の為に、頑張ろう。

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映画は一人派。

2008年10月05日 | 雑感
私も映画は一人で見に行ったりするよって言ったら、
一人で映画館に行く人を珍しいと思ったらしく、
驚いた人がいたけど、
私には、そんな事に驚いているその人に驚いた。
でもまぁとにかく、人は主観でできてるワケで。
どっちが正しい間違ってる、ってことはないのだす。
デフォルトは自分なのだ、いつも。
そして自分を知ることが一番難しい。

で。一人映画。そんなに頻繁にも行かないけど、
私が好きなのは、映画館の雰囲気。
薄暗闇に一人入ると、そこに他の客もちらほらと何人かいて
(それぐらいが丁度良い感じ)
同じ目的を持って集まってる人に、妙な親近感があったり、
それでも自分ひとりって事に、安心と孤独が混ざったような不思議な
気持ちになる。
映画館が居心地が良い時があるのだ。

そんなことを漠然と思っていたら、部屋の隅でホコリかぶってた太宰治の本に、
似たような心境が書かれていて、
ああ~これこれ。と一人嬉しくなった。

「・・何をしても不安でならぬ時には、映画館へ飛び込むと、少しホッとする。
真暗いので、どんなに助かるかわからない。誰も自分に注意しない。
映画館の一隅に座っている数刻だけは、全く世間と離れている。
あんないいところはない。・・
・・真っ暗いところに、こっそり座って、誰にも顔を見られない。
少し、ホッとするのである。・・」

そんな感じなのである。
なんだか根暗な感じもするけど(笑)
コメント (2)
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それを健忘症と言うのかなんなのか。

2008年10月04日 | 雑感
どうにも私は忘れっぽい。
忙しさのあまり忘れてしまったり色々。
まあ普段からボーっとしてるし、細かい事にはこだわらないけど。

しかし怒りや悲しみに関しては、ちょっと違うような気がする。
・・なんて、忘れている事の言い訳と言わないでちょーだい。
たとえば、
足を打った痛みに泣いても、そのあとで、腕を切った痛みが強ければ、
足の痛みを忘れるでしょう。
それは確かに忘れているのだ。

痛みの記憶はモノサシとなって、多くを経験するほど、
メモリが伸びていくような気がする。
つまりは分母が大きくなる感じ(?)
一つの痛みが小さくなることもある。
若いうちの苦労は買ってでもした方が良いのだ。

それは一見、不幸かも知れないけど。
強い痛みによって、過去を忘れられたことを、幸せと思うかもしれない。
あるいは、強い痛みを経験したことで、今の痛みを小さく思うかもしれない。
幸か不幸かは、その人次第で。
きっと人の価値は主観でできているのだ。。コレデイイノダ。



追記。
ここまで書いててなんですが・・。
やっぱり私の場合はアルツかも知れない。
思い当たることいろいろ。(ぉぃ)

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色々あるよね。

2007年08月20日 | 雑感
この時期は、そういう時期なんだろうか。
8月。
もうすぐ、お店の開店記念日、というこの時期。
後戻りできないのは分かってるから、進むしかないんだけど、
全部リセットしたくなる。
ずっと昔、一回り年上の、好きだった女性が言った。
全部リセットして、人生をやり直すの、どう思う?って。
当時は、何も思わなかったんだけどさ。
その人の年齢に近づいた今、私も、そんな事を考えたりする。
できることなら、リセットボタンを押したい。

毎日、恋愛の悩み相談と見せかけて暇をつぶしに来る人は、
幸せなのだと思う。
衣食住足りてて、何が不満なのか。
あぁ、衣食住足りてるから、不満なのか。
私は、人間の生活をする事で精一杯。
母が見かねて、スカートを縫ってくれる。
情けないけど。
それでも、自分の人生に後悔したくないから始めた店だし・・、
リセットしたつもりで、ここから、また頑張ろうかな。

そんな事思ってたら、最近知り合った、カフェバーの店主が
店の企画で陶芸教室をしたいとの話を持ってきた。
嬉しい。
やっぱり、がんばらないとー・・。

きっと、
世界は、私が思っているより美しくて、
人は、私が思っているより優しいのだろう。
精神力に限界はあるのか。

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いちげんさん。

2006年08月30日 | 雑感
初めてのお客さんが今日は多かった。
(っていうか、いつも少ないから これが普通かも)

石の上にも三年とか
喫茶は3年辛抱とか
お客さんが付くまで3年かかるとか
色んな人に言われた。
とにかく辛抱してれば何とかなるのね・・と、
言われた言葉の表面しか受け取ってなかった。

しかし、続ける事の本当の意味は、
最低3年・・それ以上の年月を同じ場所に居座る事で、
その土地の居住権を得られるのではないかいな・・?
と、そんな気がした。

つまり。
オープンして間もない頃は
周りの住民にとっては「突然やってきた得体の知れない店」
だったのが、
何年も居座る事で「ちょっとは見所のある店かも?」という気持ちになる。
また、毎日見ているうちに、無意識の愛着が湧くのではないか・・?
ってこと。

簡単に諦めたら駄目な訳だ。
まー、店じゃなくて、人にも言えることだろうけど。
良い店だから来てね、とか口で100回言うよりも
ずっと変わらない態度を見せる事で、
他人の信用を得られるものなんだなぁ。

長い時間の積み重ねが、存在を作る。
だからこそ、「続ける事」に意味がある。(内情はどうであれ・・とほほ)
2周年を前に、ふと思ったことでした。
コメント (2)
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