境界線上のホライゾン 第６話「告白場の代弁手」

今回の話はホライゾンが自決するのを止めたいけど武蔵の事情があって難しい…となっている皆の背中を押すって話だった、と解釈。

極東による大量破壊武装の所有は違法…って極東はどれだけ規制されてるんだって話ですよね。
一体それほどの規制を受けざるを得なかった事情とは何なのでしょうか？
それにしても立花宗茂との夫婦はイチャラブで大変よろしい!!
見舞いに来る部下がいたり、本多忠勝の遺言通り蜻蛉切りをちゃんと返してるし、無事な姿を見せたのは疲弊した兵への士気高揚の為だとか、宗茂は誠実で人徳のある人なんだろうなぁと分かって、ますます好感度が上がります。

K.P.A.Italiaのガリレオとインノケンティウスが酒井忠次学長の前に現れた意図は何なの？
武蔵をP.A.ODAへの最前線にするという意図は分かるけど、わざわざ登場した意味は？
松平元信は亡く、三河は消滅、事実上の極東のトップが酒井だから？
それとも元教え子の顔を見に来ただけなの？
ちっとも力は衰えてないんだと見せに来たの？
っていうか20年ほど前に何があったの？
K.P.A.Italiaは失われたものを取り戻す？
現段階でかなり力を持っている様子のK.P.A.Italiaが何を失ったのか？
命を一つ失うことになってもか？という酒井の問に「テス」と答えたインノケンティウス。
ここで元々あった両者の溝が更に深まったような気がした。

全く関係ないけど「ジャッジ」より「テス」の方が何か可愛い。
…と思ってたら、
ジャッジメント・ジャッジ→罪人の返事（主に極東の人間が使う）
テスタメント・テス→それ以外の人の返事
らしい…つまり極東の人間は罪人…。
テスは可愛いけどジャッジは格好良いと思ってたんだけどな。

六護式仏蘭西（エグザゴンフランセーズ）から派遣されている学院の教頭であるヨシナオ王に権限を取り上げられた生徒達は何も出来ない状態で、唯一副会長権限だけが残されているのは父親が暫定議会の議員である正純だが、聖連側に就きたい連中の手駒にされる恐れがある。
武蔵は食料自給率が10％未満で寄港しつつ補給してたんだけど、ホライゾンの自決を促した聖連に逆らったら補給が受けられなくなって非常にマズいけど聖連に逆らいつつ補給を受けられるように本多正純を味方に引き入れることに！
その為にはトーリの復活が重要なんだけど突っ伏したまま…そこで鈴の作文で復活するんですが…。
感動シーンなのは認めるし、良い話だったと思うけど正直鈴の話も必要だったかな？と思う。
以前に腰に下げてるウィンドチャイムを鳴らすエピソードで十分だったと思うんだけど…クラスの良心が言うことによって皆が腹を決めるとか、そんな感じにしたかったのかな？

二代が戦う余力があることを見せ、極東の誇りを示し、意志に応える者を鼓舞したことは高評価だと思う。
テレビ中継で見た生徒達と諸外国への牽制にもなったんじゃないだろうか。
ところでロリコン力説のくだりは必要だったか…？

臨時生徒総会を開くには総長以下全ての権限者が不在の時のみ
正純に副会長権限が残されたのはその時の為？
一般生徒だけで開ける臨時生徒総会、それは権限者の不信任決議。
正純が来なければ副会長から解任し権限者不在として臨時生徒総会を開き、来たならば正式の生徒総会。
そこで自分たちの方針を決めよう！という話でした。
…長い上に生徒総会を開いて決断したとして、で？と思うんですが。
だって権限は相変わらず取り上げられたままだろうし…どうやって聖連に逆らいつつ補給を受けられるようにするというのか？
ホライゾンの自決は大罪武装を取り出さないといけないから、こっそり助け出したら良いというものでもないよね。
うーん…そこで正純の演説能力なのかな？
それからホライゾンが亡くなったら次の極東のトップになるネイト・ミトツダイラも聖連説得に回ってくれるかも？


次回「武蔵の騎士」