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松ひとり言

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嵐電・途中下車の旅!いよいよ【笑福亭】のご主人と対面どす

2016年02月21日 14時27分21秒 | 日記

今回の嵐電・途中下車の旅の切っ掛けを作ってくれたんわ≪京ものがたり≫でした

  

《昨年の12月4日のブログですので12月の始めに購入しているのですねこの本の中でこの記事に感動して行って見たい・・・と》

それから2ヶ月半ぶりに実現したのです・・・同じ行くなら嵐電の一日乗車券で・・と

そしてこれも購入してすぐに行く予定が、風邪を拗らせて、1ヶ月半ぶりに実現でした

二日前の2月19日にやっと行く事が出来ました・・・・・と云う事でおます

えらい前振りが長くなってすんまへん、いよいよ途中下車の旅の最終回・・発車~

 

《妙心寺の駅を出て、1分そこそこで、竜安寺に・・・ところが待ちに待った竜安寺駅やさかい、10分ぐらいに感じました・・・》

 

《竜安寺の駅にも、”嵐電界隈館” の写真が、もちろん竜安寺の石庭です、そして駅から2分ぐらいの処に笑福亭さんがありました》

 

《中へ入ると、”京ものがたり” の中にある写真と同じ笑顔でご主人が・・・そして一番に井上靖さんの色紙の前に行きました》

 

《きつねうどんを笑顔で出されていたカウンターです・・・そして井上靖さんが好んで食べたきつねうどんです、美味しかった》

《何も云っていないのに、ご主人がご自分で持ってこられた今までの資料です、その一枚を大きく写させて頂きました 

《井上靖さんがまだお元気な頃、奥様と笑福亭に来られた時の写真『入り口で笑っておられるのが奥様です』とご主人が懐かしそうに》

《私にとって貴重な一枚です息子さんに撮っていただきました、自分がこんなに自然な笑顔で撮れた写真ってあまりありません》

それから御主人のお話を、1時間近く聞かせて頂きました・・・或る時は涙ぐみながら

その時の話が、下の新聞記事です、≪京ものがたり≫の本にも載っていた記事です、27年前の記事です

 

《読みずらいかもしれませんが、感動の記事です、是非読んで下さい、この記事の三日後に井上さん83歳になられる・・・》

ナント・ナント、私が笑福亭さんに行って、ご主人とお話している時、『ところでご主人御幾つになられます?』と聞くと

『ああ明日が83才の誕生日ですわ』 と云われたのには、本当に・・びっくりポンでした・・・

上の記事の事でご主人が涙を浮かべながら話されたのが、井上靖さんの親友<高安>さんのお話の時でした

≪京ものがたり≫の本の中では、高安さんが、T君になっていますが、

井上さんが吉田山の下宿から等持院のアパートに移って来たのが

昭和9年の秋、27歳の時とあります、このアパートに京大哲学科の秀才、高安敬義や

俳優の黒川弥太郎さんが居たとか、御主人の話では、この店の前の坂を上がった処に撮影所があったと

牧野省三さんがプロダクションを作って映画を撮っていたので、この店にも沢山の役者さんが・・・

当時、4・5歳だったご主人が始めて井上靖さんのアパートに出前に行ったのが4歳の時と言っておられた

 

《懐かしそうに、井上靖さんが最後に来られた時に書き残された≪春之如養≫を見ながら、思い出話を聞かせて下さった》

 

《本当に心の優しいご主人でした、豪快なお父さんの話も聞かせて頂きました、この記事が≪京ものがたり≫の本の中に》

ご主人と息子さんのツーショットです、お願いして撮らせていただきました

一時間半ぐらい居まして、外へ出たときはお店の看板に灯かりが入っていました

 

 

《途中下車の旅も、大目的を果たして、竜安寺のホームへ、そして最後の途中下車は等持院駅、等持院へ行けなかったので

《最後の嵐電界隈館です、永井社長との話しに出てきて、行って来ますわと約束したのに時間が遅くてダメでした、写真で勘弁してね》

 

《そして、いよいよ終着駅の白梅町に向かっています、車内はのんびり感が漂っています、5時50分白梅町に到着です》

《すっかり暗くなっていました、ブログを4回に分けましたので、実際よりウンと長旅でした・・・お付き合い有難う御座いました》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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