「グッバイ ソロ」

◆あらすじ◆

母親の不倫で生まれた自分のせいで愛する家族が不幸になると考えて家出をし、ミヨンおばあちゃん（ナ・ムンヒ）の店の屋根裏部屋に住んでいるミンホ（チョン・ジョンミョン）。

以前付き合ったミリ（キム・ミンヒ）のカフェでバーテンダーをしながら相変わらずかけがえのない人はミリだけだと思う。しかし、ミリは年上で、有名なヤクザのホチョル（イ・チェリョン）を愛する。

遊び半分でミリと付き合ったホチョルはいつのまにかミリに心を奪われ始め、ヤクザのことに悩む。

表ではミリのことが好きだといいながら実は親友のジアン（イハン）の彼女であるソヒ（ユン・ソイ）に関心を持て始めるミンホはわざとソヒに冷たくする。

ある日、ミリのアパートの隣に引っ越してきた謎めいた女のヨンスク（ペ・チョンオク）は人に嫌われることには気にせずみんなにうるさくいう。

（KBS  WORLDから引用）

 

チョン・ジョンミョン君。最初と最後。髪の毛がかなり伸びていましたね～～。

私的には・・・最初の頃の短めの方が好きです

ミヨンおばあちゃんを自転車の後ろに乗せて、「オモナ」歌っているのが、とっても可愛いの

このミヨンおばあちゃんも、よーーーく見るお顔の女優さん。嫌な役から、優しい役まで、幅広いけど・・・このミヨンおばあちゃんが、とっても愛らしいかったです。ミヨンとミンホが一緒にいる場面は、どれも暖かい気持ちになれました

 

実は、ユン・ソイちゃんもキム・ミンヒちゃんも・・・苦手なんです特に、キム・ミンヒの甲高い声が、癇に障る

最初は、ホチョルに「愛してる？」かとかばっかりだし、やたら、人の事に首つっこんでくるしか～～～～なりウザかったのですが・・・ホチョルとの事が落ち着いてくると、だんだん・・・いい女になってきたかも。このヤクザのホチョル役のイ・チェリョンシ。「愛の群像」のギルジンの人ですよねまったく違うタイプの役ですね～～。実生活の奥さんは、「ローズマリー」のユ・ホジョン。素敵なご夫婦ですね

ホチョルもヤクザだけど、文句いいながら、可愛いエプロンつけて、ミリに御飯作ってあげたり、洗い物したり、おんぶしてあげたり・・・憎めないヤクザでした

 

そして、ヨンスク（ペ・チョンオク）最初は、わーーー。こんな人、近所にいたら、頭くるだろうなーー。と思いましたが、さばさばしたはっきりもの言う姿勢に、いつの間にか・・・痛快な気分になってましたこのヨンスクもとっても大きな心の傷があるのですが・・・こんな豪快なオンニ。私も欲しいな～～

 

ミンホの友達ジアンも誰にも話せない傷をもっている・・・このジアン。何考えているんだか、全くわからなくて、ちょっと不気味な感じだったのですが

両親も妹も話すことできなくて、そのことを恥だと思っていて、恋人だったソヒにも打ち明けられなくて、皆をずーーーとだましていたんだよ

そのうえ妹の子供も移植が必要なくらいの重い病気をもっているし

でも・・・この子がきっかけで、ジアンも両親や妹との関係も修復されるんだよね。

ジアンに彼女ができないのは、こんな家族がいるからだと心配する父に、

「彼女はいる」とジアンは嘘をつきます。ジアンは、手術費や入院費を捻出する為に、ミンホの父を裏切る。その事で、会社をやめます。両親には、海外に彼女と行くと更に嘘を言うのよね。父から、海外に行く前に結婚してから行け。と言われたジアンは、両親を安心させる為にソヒに嘘の結婚式を挙げて欲しい。と頼むの。でも・・・でもどうなのよ又、だますの？？

断れないソヒも理解できない。そりゃーーミンホだって理解できないでしょうよ～～～

それでも、ミンホに理解を求めて、自分から折れようとしないソヒ頑固だな～～～。それで、二人の仲はダメになるかもしれないのに・・・

2人で行こう。と決めていた南の島。ミンホは一人で旅立ちます。

ソヒは、無事、ジアンと偽の結婚式をあげて、ミンホを探しに南の島に旅立ちます

そして・・・いつもの韓ドラのパターン。島のあちこちですれ違う2人。

なかなかミンホを見つけられなかったソヒですが、やっとミンホ発見

2人は、理解しあって、めでたし。めでたし・・・。

・・・・でも、島に来て5ヶ月もたっていたとは

まあ・・・少し間があいたからミンホもソヒをすんな～～り受け入れられたんだろうなーー。

幸せそうな2人の姿にほのぼのした気分になりました海も綺麗だったし

そして、2人の写真を見たミヨンおばあちゃん・・・

「イップダー」と言葉を発しますしゃべったーーーずーーーと口に鍵をかけてしまっていたミヨンおばあちゃんのこの一言に、思わず、涙がでてきました。

個人個人の心の傷が描かれていて、誰もが皆、心に傷をかかえながら生きているんだ。一見、お金持ちで、幸せそうに見える人であっても・・・・

割りと地味ですが、いいドラマでした