「世界を変えたい」16歳のアルビノのモデルが伝えたいこと(コスモポリタン) - Yahoo!ニュース
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中国出身でオランダ在住のシェエリー・アビングは、アルビノ(先天性白皮症)の16歳。数々の有名デザイナーと働き、世界的ファッション誌に出演した経験もあるモデルの彼女が、アルビノに対する偏見や、モデルへの想いを語った。
【写真】 「アルビノは呪いではなく遺伝子疾患」シェエリー・アビングの想い
アルビニズムとは、メラニン色素合成の減少や欠損が原因で、民族や人種、性別に関わらず、世界的に見られる遺伝性疾患。アルビノは多くの場合、視力障害や白い肌、白い髪を持っており、直射日光に弱いため、日焼け止めの使用を怠ると皮膚がん罹患の危険性が高くなるという。
また世界の一部の地域では、アルビノを迷信により“呪い”だとしたり、呪術に使用するために襲われるなど、偏見や誤解が未だ存在している。
中国で生まれたシェエリーは、赤ちゃんの頃に児童養護施設の前に置き去りにされており、3歳のときにオランダ在住の家族の養子に。11歳のときにモデルのキャリアをスタートした彼女は、当時について『BBC』にこう語った。
「モデル業界では、人と見た目が違うことは“呪い”ではなく、むしろ祝福されました。私にアルビノの認知度を上げるための機会を与えてくれたと思います」
「背が高くて細いモデルがいる中でも、障がいや違いがある人々が今までよりもメディアで注目されるようになったのはいいことだと思います。だけど本来これは普通であるべき。アルビノのモデルを、天使や幽霊に見立てるステレオタイプな撮影が未だにあるのはとても悲しいこと。特にタンザニアやマラウイなどの国で、アルビノの子どもを危険に晒すことにつながってしまうからです」
視力が弱いシェエリーは、撮影時は目を閉じたり、目を開けた写真の枚数を制限したり、ライトを弱くしたりするなどの方法で調整しているという。しかし、今の自分だからこそ気が付けたこともあると話す。
「周りの人からは私の視力が弱いことで、人と違う視点を得られたり、他の人が気づかない部分に気づけると言われます。それに私自身、“典型的な美しさ”に囚われることは少ないのです。全てをはっきりと見ることができない分、人の声や何を伝えたいかにフォーカスするようにしています。だからこそ、中身の美しさの方が私にとっては重要なのです」
「モデル業を通して、新しい人々に出会えたり、英語を学べたり、写真を喜んでもらえたりするのが楽しい」と話すシェエリー。そんなモデル業への想いをこう明かした。
「モデル業を通してアルビノについて話し、アルビノは呪いではなく遺伝子疾患だと伝えたいです。アルビノだからといって、子どもたちが殺されたという事実を私は受け入れません。私は世界を変えたいんです」
そして最後に自身の経験を話し、力強いメッセージを送った。
「アルビノの子どもたち、あるいはどんな障がい、違いがある子どもにも、やりたいことはなんでもできると伝えたいです。私は人と違うけれど、人と同じところだってあります。スポーツやロッククライミングが好きで、他の多くの人と同じこともできます。あなたにはできないと言う人もいるかもしれませんが、必ずできるはず。挑戦してみてほしいです」
自分らしく生きるシェエリーにインスパイアされる人たちは多いはず。そんな彼女の活躍をこれからも応援したい!
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