話せば長いが、振動数体操のバリエーションのような感じ。
振動数体操は、変化に乏しくなりがちかなとw だらだら体をゆすってるだけになりやすくて、それをどうやって、狙いを持たないまま、より複雑に、飽きずに、楽しくできるようにするか、というのが結構な難問。色々試みていたが難しい。狙いを持つと途端に動きがぎこちなくなるのでね(´・ω・`)
それで、えーときっかけは忘れてしまったが、受け身をとるというのは、振動数体操に似ているということに気づいた。受け身というのは、力を受け流すような動作なので、力まずに、運動の動作が長くゆっくりとしたものになりやすいかなと。そして無理のない自然な体の使い方になってることが多い。大体無意識でできるものだしねw 受動的な動作で、意識的な狙いはないというのがいいところだ。(`・ω・´)
力学的に間違っていると、受け身にならない。体をけがしてしまう。外部からくる衝撃あるいは外部に当たる際の衝撃を、緩和させるような動きというのは、点的・瞬間的なものではないほうがいい。接触面積を広げて、ストロークを長くして、力を分散させて、接触時間も長くして、可能な限りインパクトを弱めるようにするのがいい。止まらなくてもいい場合もあるね。前転してしまったりね。そのようにして、力を受け流す。体に強い衝撃や負荷がかからないようにいなす、というのが本質かなと。
これらは、力まずに、体全体や関節の可動域を大きくして、血流やリンパの流れをよくするというリボの振動数体操の原理にかなっている。
その際の体の動きは、力学的にも、また人間の人体の構造的にも、理にかなっていて、無駄のないものであると考えられる。そういう動作が、人間とか動物には、長い年月を経て、本能的・反射的にできるように備わっているものだ。身近にみられる理想的なものとしては、猫の身のこなしなんかがいいんじゃないかと思うけどね。
それを利用して、体操にしてみよう、という考え。まあちょっとやってみたんだけど、悪くなかった。脱力して、目的を持たずに、体を心地よくゆするように振動数体操するんだが、受け身の動作のような形をやってみるw 意味不明だけども、まあそんな感じでやってみる。それは振動数体操によく似てるから、すぐにできる。体を固めずに、外部からの衝撃などを受け流すような感じの動きをやってみる。形だけでいいw どのみち力は入れないものだからね。
振動数体操と理念的には変わらないが、動きにバリエーションがつけやすい。いろんな受け身の場面とか形はあるものだろうから、それをなんとなくやっていけば、あまりにも漠然とした振動数体操よりはやりやすくて楽しめるだろうw
実際に効果も高いと感じた。立っても横になってもできる。小さな動きもあるし、全身を使った大きな動きもあるだろう。何らかの外部からの衝撃などを受け身するような動きを取り入れて体操にしてみるということです。唯一、受け身という狙いは生じるけど、そのかわりにさまざまなバリエーションを手に入れられるので、楽しめてなかなかいい。しかも実用的ですらあるかもw
これはかなりの手ごたえを感じてる。やはり、受け身という動作が振動数体操と本質的に同じで、しかもかなり高度な運動といえるからだろう。人間の本能には備わっているものと思うが、それを利用して、体操として取り入れると、非常に効率的に体の使い方などを洗練できると思う。
パワーですら鍛えられる可能性もあると思うが、余計なことを考えなくても、体全体、あるいは体の各部分を、柔らかく大きく使うような運動になると思われる。自分の体に向かってくる仮想的な打撃や衝撃などをイメージしてやるといいと思う。ちょっとМで変態的な体操になるかもしれないがw、ユニークで効率的で楽しい体操になると信じてる。