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耳からバナナ

日々雑記

神様 キスのしかたを教えて

2016-06-05 05:03:48 | Weblog
母、娘共々不眠症なので朝が早い。
わたくしです。


私はキスが好きだ。


したくなったら女の子にもしている。


断られた事ないし。


男がいないのだったら


「キスして良い?」


と割といつも言っている。


舌は入れないが。


舌入れるのは恋人だけだと一応線引きは行ってる。


別れるとディープキスが出来ない。


誰も抱いてくれない。


何人もとの別れが続く中、毎回私はどろどろに堕ちて行く。


『あぁ、今回も駄目か』


頭が真っ白になる。


私は恋愛依存症かもしれない。


何が欲しいんだろう。


迷わず答えは出てこない。


若し、願いが叶うならば君の腕の中で眠りたい。


ずっと ずっと ずっと


そのまま目醒めなく朽ちていきたい。


「メメント・モリだよ」


彼が言う度に


「タナトスよ」


と答える自分が嫌だけれども私の世界はタナトスに縛りつけられてて。


両手にくさびが打ち込まれて動けない。


痛い。


痛みを痛みと感じなくならない為にはキスが良い。


思う存分お互いを貪りあって。


思う存分その腕の中眠りたい。



もうこれ以上捨てられるなら消えたい。


誰にも分からない様に消えたい。


自分の死を家出して知らせない、猫の様に。


夜がくる度


『朝がこないと良い』


朝なんて要らないのに残酷な目醒めは毎朝やって来る。


口づけが欲しい。


心に溜まった澱を吐き出す為に。


心に溜まった悲しみを相手に口移しする様に。


神様 キスのしかたを 教えて


もう二度と目醒めない その日の為に。


もう二度と苦しい 思いをしたくないから。


お願い 教えて キスのしかたを。


キスのしかたを。


ロミオの様に。


嘆いて嘆いて 君の足元で朽ちたい。


君は生きてゆけるね。


私がいなくても。


強く、うつくしい君なら。


きっと。


きっと笑顔で。


そうなら嬉しいな。












Beautiful World

2016-06-02 12:40:23 | Weblog
天気は良いが
今日は風が強い
わたくしです。


私はアクシーズの服が好きで結構所持して着ている。


それで良いと思ってた。


好きな服を着てしあわせだと、思ってた。


昨日恋人に


「もう少しTPOに応じた格好をしてくれ」


と延々一時間程話された。


「父と母への紹介は大丈夫だったけど、妹二人にはまだ会ってないから」


なんでそんな事言うの?


「君の服装は私は好きだけど。妹二人、特に上の妹に良い印象与える為にはもう少し落ち着いた恰好をして欲しい」


なんでそんな事言うの?


「君の為だよ。私が死んだらどうするの。最悪私の家と君の家に軋轢が出来てしまう」


未来の話なんて要らない。


怖い。


恐い。


「ちゃんと普通の服もあるから大丈夫だよ」


私はそう言うしかなかった。


「君は、『これが私だ。私の好きな服を私が着ていて何故悪い』と出来ないでしょ」


コクリ頷く。


頷いてしまったら、それを認めざるを得ない。


私はどうすれば良いのか途方にくれていた。


彼は未来の話しかしてくれず、過去の私の話を聞いてくれない。


「分かった。控えめな服装で会いに行く」


彼の目が私の左手に着けられたブレスレットに向かう。


「家の妹達ならそのブレスに着いた石も本物のものが手に入る」


そのブレスは私が特に気に入って良くつけているものだ。


石が本物だったら何なの。


私はこれが好きで私の世界の中でうつくしく輝いている。


悲しくなった。


悲しい 哀しい 寂しい 淋しい。


分かって貰えない。


彼がそっちが良いから好きだ、というので化粧も変えた。


次は服なの?


服装も変えないといけないの?


別に結婚なんてしなくて良いじゃない。


私はガラス瓶に密封されてコルクを押し上げて外に出る気力も体力もない。


でも、それで良い。


私の世界はそこだけだから。


二酸化炭素中毒で死んでも構わない。


自分のうつくしい世界を守ると死しかなくてもそれで良い。


「気持ちを楽に」


君はいつもそう言うね。


私はここ十年間気持ちが楽になった事はない。


「気持ちを楽に」


私を全否定した後に言われても。


それは ただ 私の 傷 を 広げる だけで


君が好きだけど 君の思う様な人間に私はなれない。


ただぼんやりと死を待つガラス瓶の中。


そう それが 私の 望む


Beautiful World


甘やかな世界


誰にも何も言われないの


私だけなの


孤独は私を否定しない


孤独で良い


ここから出たくない


Beautiful World






なんだとぉ!?

2016-05-29 16:31:00 | Weblog
こんにちは。
わたくしです。


今従妹とメールをしていたら


「中学生で打ち上げなんかするのよ!親のお金で!!」
「それアウトだわー!!」


と叫んでる。


どうやら焼き肉食べ放題に行くらしいが夜遊びだろ!?ソレ!!


何でそれを許す親がいるのか分からず、従妹は「駄目」と息子二人(双子)に許可をあたえていない。


当たり前だ!!
「打ち上げ」は大人のもんだ!!
自分で金稼いで行くとこだ!!


ギリギリ!!(歯を食いしばる音)


駄目なもんは駄目だ。


っかー!腹立つ!!


私が学生だった頃は帰りに友達の家に遊びに行く事さえ許されなかったぞ!?


そして従妹には今年高校生になった娘さんがいてケータイを買って貰ったので時折メールする。


「昨日は課題が終わらなくて遅寝だったの笑笑」


と打ってあったので従妹に


「●ちゃんカッコつけないで笑笑言ってたよー居酒屋だねー可愛いねー」


とメール打ったら


「今時の子はカッコつけないで打つみたいよ」


と返ってきて倒れそうになった。


若さがまばゆい・・・。


でも学生の内は打ち上げなんか禁止!!


万が一の事があったらどうするの!!


学校側も反対してるのに。


繁華街に夜遅く迄中学生がいて良い訳ないだろ!!


許す親も親だ、と今従妹とメールしていた。


今日の私はぷんぷんです。


チャットしてたらいきなり荒らしが入ってきて


「死ね」


とか連打されてもう怒りMAX!!


暇すぎて


「お風呂はいっても良い?」


と訊いたら


「もう?」


と返ってきた。


はい、もう入りたいです。


風呂に入れば結構良い感じに落ち着く私です。


浴槽で痛いとこがんがんマッサージするからもうそうなればこっちのもんだ!!


そんな訳で今日の私解散!!


閉店!!

イ、イッツマイライフ!?

2016-05-07 19:29:51 | Weblog
夕食が終わったが皿をまだ全て洗ってない。
どうするんだ、わたくしです。


私は洋楽は余り聴かないのだがボン・ジョヴィの『It's my life』が大好きだ。


ある日洋楽好きの弟に「It's my lifeは?好き?お姉ちゃん大好きなんだけど」と語りかけたら


「あぁ、なかやまきんに君な」


「は?」


「なかやまきんに君で初めて聴いたよ」


なかやまきんに君……?


誰……?


答えの意味を知るのに一年かかった。


ようつべで「It's my life」を聴いた後表示される他の動画に『なかやまきんに君・マグマスパゲティ』というのがあったのに気付いたのだ。


遅い……。


取り敢えず観る。


It's my lifeの音楽と共になかやまきんに君が登場してボディビルのポーズをとりつつスパゲティに粉チーズを大量にかけていた……。


だが思わず笑ってしまった私は知らなかった清らかな世界と引き換えに「It's my life」を聴くと『なかやまきんに君……』と思いを馳せ何度も動画を再生して笑う。


パワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!

わたしは

2016-05-05 16:52:41 | Weblog
私は恋愛が上手くない。


一緒にいて顔は笑っているけど。


98%しか相手を信用してない。


『お前には俺より良い奴がいる』


『すいません。俺がいけなかったんです』


『あのさ、俺精神的に病んでるからほっといてくれない?』





『君を幸せにするから』


『もう泣く事はないよ』


私は約束は守られない女だ。


だから98%信用して残りの2%で『逃げ道』を作っている。


いくつ婚約指輪を貰った?


いくつ『俺が君を幸せにするよ』と言う男に、貰った?


『逃げ道』を作って自分を守らないといけなくなった?


私は恋愛は下手だが、夜伽はうつくしくメンテした身体を相手に与えて相手が私を貪る様に仕向ける。


『きっと今度も同じ。期待してない』


そう思い微笑んで男に突き上げられる。


『快楽』は良い。
とても、良い。


手酷くされても文句は言わない。


耐える。


耐えていればいつか『快楽』へと変貌するからだ。


『この身体はあなたの為にあるの』
『だから酷くしても良いよ』


膣道から快楽の残滓が滴り落ちる。


内腿を伝わってくる感触が気持ち悪い。
が、それも慣れてしまえば同じだ。


手酷く犯されていると慣れてくる。


優しくされると、怖い。


また期待しようという想いが育ってくるから。


だから未だ何も触れられてもいないそこに男を銜え込む激痛が良い。


2%の余地を作って手酷くされて、残るものは……残る物は。


また誰かを誘惑出来る身体になる様に高価な化粧品。


また誰かを誘惑出来る様な可愛い洋服。


現実を見つめられる社会学の書籍。


この3つだ。


浴びる様に贈られた沢山の服で自分を飾り立て、捨てられたらまた直ぐ次の男を探す。


だって私の武器は『顔』と『身体』だけだ。


メンテナンスを怠れば身体はもう崩れるので武器を手放せない私は今日も水分とヨーグルトだけ摂取して身体を維持する。


『好きよ』
『大好きよ』


それ、ホント?


ホントはそうじゃないよね。


ホントは何なの?


『私とセックスしたい?』
『うん。凄く』


その時だけしあわせを感じられる。


もう、身体だけで良い。


引き裂いて


泣き喚かせて


激痛で私を壊して


もう何も感じられる事のないビスクドールにして


私はお人形になりたいの。


人としての輪郭が余りにも曖昧模糊としてるから。


また私は男に抱かれる。


ゆらゆらとしていてとても気持ちが良い。


激しい痛みでも良い。


『私は』
『貴方を信じてないから』
『だから酷くしても良い』


抱いてくれた男の顔などセックスが終わったらすぐ忘れる。


ウシロノ ショウメン ダァレ?






いれもののからだ

2016-04-29 14:16:36 | Weblog
こんにちは。
わたくしです。
今日は最初から暗い話なので苦手な方はバックして下さい。


ここに頑なな少女が1人いる。


その少女は15で処女を捨てさせられた。
川岸の、草原の上で。
酔った少年によって。


その時から私にとって『セックス』というものは軽く考えないと生きていけない行動になった。
考えすぎると気が狂いそうになるのだ。
只の生殖なのだと、快楽なのだと、考えなければいつもあの草原で少年の肩越しに見えた美しい夜空と、現存するこの『私』の醜い醜態を思い出す。


私はけして『セックスが嫌い』な訳では無い。
むしろ好きだ。


弥生時代の事だっただろうか『野垣』というものがあったらしい。
それは草原の上で何人もの男女が交歓するというものだ。
それだったら良い。ただの『快楽』だ。
だが 一対一という様式がどうやら私を不安にさせる様である。


『上手くやらないと』『相手に満足して貰わないと』


だからその『不安』を取り消そうと『私』は『快楽』をより強くより確固たるものとして行為の最中は没頭する。


ただオーガニズムは無い。


『私』は私をより強く『欲望』される事に『欲望』しているだけなのだ。
私の身体はより強く、誰よりも『私』を『欲望』してくれる者に与えられる『入れ物』にしかすぎない。


15の時にそうスティグマされた私の身体。


ただ恐怖だけが私をいつも追いかけて来る。


『欲望』は本能であるから『醜悪』である、と少女は叫ぶ。


泣いて喚いても行われた行為そのものに少女の恐怖はいつ迄も叫び続ける。


『どうしてなの?』


心の片隅で涙交じりに誰にも言えなくて。


苦しい。


初めては室内で大切にリードしてくれる人と行うのが幸せだ。


現に高校時代の友人はそうであり、とても嬉しそうに話してくれた。


私は彼女に私の『初めて』がどこで行われどんなに恐怖に支配されたものであったかを、語る事が出来なかった。


惨めだった。


泣きたかった。


だから私は


『セックス』という物はより強く『私』を『欲望』してくれる者と行うものなのだ。


と、結論づけてしまった。


私の『愛』は醜く歪んでいるのかもしれない。


微笑みながら『もっと』『もっと』と相手に『欲望』される様に囁き続ける。


赤ずきんはオオカミに付いて行って喰われ、今もまだその体内にいる。


引き裂かれた『私』はダブルバインドされ行為は行為を求めるだけのものに成り果ててしまった。


セックスは最早私にとってはメタメッセージ的行為であり根本にある物は『恐怖』でしかない。


身体は使い尽くされる事を求め、心はあの時の夜空を見詰めている。


少女は今も叫び続ける。


『かえせ』


と。






あと一ヶ月の命なの

2016-03-21 22:20:32 | Weblog
お久しぶりです。
わたくしです。


名取エアリに行った。


散々最終バーゲンを荒らして回り喉が強烈な空調にやられ物凄く乾いていたのでマックでアイスココアを飲んでいた。
エアリのマックの前のテナントはペットショップだ。
私は犬、猫が異常に好きなので当然ココアを飲み干したらそちらに向かう。
子犬が全匹寝ていて一斉に眠剤でも使われた様に腹を上にしてぷくぷく寝ていた・・・・・・。
子猫は起きていたので暫く癒やされる。
奥にあるペットホテルとシャンプー、カットをしているコーナーに向かい犬たちの


「本当は嫌なんじゃーーーーー!!」


という顔を見て暫く笑っていた。


気付くと初老の女性がじっと隣に立ってガラスの向こうのカットされてる犬を不安げに見ている。


「どの子を飼っていらっしゃるのですか?」


私のいきなりの問い掛けに少し驚いたあと彼女は


「一番左の・・・・・・」
一番左にシュナウザーがいて大人しくカットされていた。


「可愛いですね」


「あと1ヶ月の命なの」


「え?」


「獣医さんにそう言われて・・・・・・。本当はもう一匹いたんだけど、その子ももう死んでしまってそれから元気が無くなってきたんだけど。白内障でもう何も見えないのよ。最期だと思うから綺麗にしてあげようと思ってね」


「そうですか・・・・・・」


「もう一匹飼いたいけど飼い主がこんな歳じゃ最期迄一緒にいてあげられないでしょう?」


「お子さんはいらっしゃるのですか?」
「いるけど駄目駄目。やっぱり最期迄一緒にいれないと」
「・・・・・・ですよね」


やがてその子は部屋から出てきて何時の間にかいた矢張り初老の男性が大切そうにそっと抱き上げた。


「撫でさせて貰っても良いですか?」


わたしの言葉に女性はどうぞ、と言ってくれた。


両眼が2つとも白くなっていてせつなかった。


そっとフカフカの頭を撫でながら


「良い子ね。頑張ってね」

と言った瞬間私は後悔した。


もうこの子はじゅうぶん頑張っている。
更に酷な事に私は「頑張れ」と言ってしまったのである。


女性は笑顔で「それじゃ」と言って男性と共にゆっくりと、自分の本当の子供の様に大切そうに抱きながら店を出て行った。


『あと 1ヶ月の 命なの』


諦めにも見えたが最期を自分達の元で過ごしたい、という思いが凄く伝わってきた。


私はふわりと浮き上がった様な足取りで子犬のコーナーにまた向かった。
全匹が起きていてぱたぱた元気にしている。


先程の子を思いながら見ていたら。


涙が でた 。




母ちゃん、それ違う

2016-03-07 07:14:00 | Weblog
おはようございます。
ますますとうらぶにハマりこみパソ(殿という名前をつけた)を二十四時間体制で起動している。
わたくしです。


先程母に呼ばれた。


「○○(私の名前)!あれなんだっけ!!電話料金を向こうに払って貰えるやつ!!」
「あー・・・あれね、あれは・・・」


「あ!思い出したわ!!『コレステロール』ね!!」


いや、母ちゃんそれ違う。


「『コレクトコール』だ・・・」


私の呟きで一気に場の雰囲気が重くなった。

昨日出かけたのだが

2016-03-06 10:51:39 | Weblog
こんにちわ。
とうらぶハマって参っています。
わたくしです。

昨日出て行く前に
「じゃあ行ってきまーす!!」
と両親に叫び急いで靴を履いて雪道に飛び込んできた。


帰ってくると父が笑いながら


「おい、●●(私の名前)。出て行った時お母さんの返事は聞こえなかったか?」


私は難聴なので確かに母が何か言ってくれてたのは覚えていた。


「お母さんな、『行ってきまーす!!』と言われたのに『行ってきまーす!!』と言ったんだ」


今真剣に、もしかしたら母は九官鳥かもしれないと疑っている。


五月に逝った人

2016-03-05 10:36:23 | Weblog
お久しぶりです。わたくしです


祖父が5月17日夜9時58分に身罷った。


92歳で心不全だった。


いつもいつも「危篤だ」と言われて慌てて病院に行くと普段通りになっていて毎回気抜けしていた。

その日私達家族はまた危篤の連絡を受けて父だけが病院に向かった。
私は


「どうせまた大丈夫だろう」


と思い、父に付いて行かなかった。

そして祖父は父と可愛がってた姪に看取って貰い一生を終えた。

最後の言葉は


「○○(祖父の姪の名前)、ありがとうな」


だったそうだ。


私は今でも後悔している。


亡くなる2日前に母に
「お見舞いに行くわよ」
と言われ
「いや、今日はまだシャワー浴びてないから行かない」
そんな理由で祖父の生きている最後の姿を見舞ってなかったのだ。


『シャワー浴びてない』?


どんな理由だそれは。

何だそれは!


次の日自宅に帰ってきた彼を見て

『ずいぶん小さくなったな』

と思いながら手を触ってみた。

とても冷たかった。


小学生の時手を繋いで自販機にジュースを買いに連れて行って貰った以来触ったその手は本当に冷たかった。

祖父は体温が高く私は冷たいコーラを買って貰いに行くから嬉しくて温かな手をいつも握っていた。

あんなに温かだったのに。


通夜も告別式も終えて皆「やれやれ」と疲れて相模原に住んでいる従姉妹一家が歓談してる時に私はお風呂に入った。
いつも通り、良い匂いがする入浴剤の香りに包まれて上がって、寝間着に着替えて髪を乾かす時私は


「あっちー」


と呟いて洗面所の引き戸を全開にし、廊下に暑い空気を流し出した。

ドライヤーをかけていたら視界の端に祖父がいつも通り廊下をパンツ1枚の姿でトイレに向かうのが見えた。


『またパンイチかよー』


と思った数秒後に彼はもういないんだと思い出し


その場に うずくまって 初めて 泣いた。


濡れた髪が重かったのを憶えている。


じぃちゃん もう どこも 具合悪く無くて 良かったね。


よかったね。