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地方大学が生き残る方法は?

2017年05月30日 | いろいろ
18歳人口の減少で地方大学は存亡をかけて‥。

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仕事でしばしば、大学を訪れます。
本日は、福井県越前市の仁愛大学へ。


2001年に開学し、現在は2学部(人間学部、人間生活学部)4学科。
今春の入学生は304名、うち87%が地元福井県の出身。

在籍学生は1127名と、小さな地方大学ですが、手厚い教育を行っています。
そして就職率は99.7%、素晴らしい~!

学内を見学しましたが、学生さんは皆さん、とっても真面目な雰囲気。

多くが地元の福井に就職です。

18歳人口が急激に減少する今、地方大学は生き残りに必死です。

地元の大学が無くなる → 若者が都会の大学へ進学 → 人口減

これをなんとか回避しなければなりません。
経営上、厳しくなった地方大学を県や市が買い取って、公立大学にする例も増えてきました。
(福知山公立大学、山陽小野田市立山口東京理科大学、長野大学など)


地方大学は、若者が地元から流出するのを止める、最後の砦。

地方大学はいま生き残りをかけて、必死の戦いが行われているのです。








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