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花崗岩の風化地形とクライミング

2014年01月07日 | 地質・地形・地球科学
花崗岩は風化作用により独特の景観を示します。


一枚岩の面はスラブクライミング。摩擦で登りますが、なかなかコワイ!


写真中央に豆粒のようにクライマーが写っていますがわかりますか?
このスラブは長さが約45mあるため、60mのダブルロープを使ってリードクライミングをしました。


終了点から見る風景、ところどころ岩壁がニョキニョキ立っていて面白い。


これはThin Rock、「狭い岩」という意味。

切り立った岸壁の両面でクライミングを楽しめます。ここの岩場トップにはアンカーボルトが設置されていました。

クラック(岩の割れ目)も発達し、フィンガーサイズからハンド、アームまで様々のクラッククライミングが楽しめます。


人気ルートは大勢のクライマーが登った結果、表面が磨かれツルツル。ジャムの効きが悪く、グレードより厳しくなっているので注意してください。

ジョシュアツリーの良い点は、脆い岩場が少なく、落石がほとんどないところ。でもヘルメットは必携ですよ。

風化した花崗岩は、技量と好みに応じて様々なクライミングルートを提供してくれます。

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