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輪島もんぜん市民風車の概要を紹介

2009年03月11日 | 市民風車・市民発電所
1.市民出資による風力発電、「市民風車」の背景と目的

近年、地球温暖化の影響はハリケーン、大型台風、干ばつ、水不足など、世界的な異常気象をもたらしています。石川県においても、昨年金沢市を襲ったゲリラ豪雨による浅野川の氾濫、洪水により大きな被害を受けました。

「地球温暖化」には国民的関心が集まっているとはいえ、京都議定書の公約実現(2012年までに1990年比マイナス6%)には難しい状況にあります。こうした中、私たちは市民の力により何かができないかと考え、2006年NPOを結成しました。私たちは能登地区において風力を利用して発電事業を行い、北陸電力(株)へ売電する計画です。

今回の風力発電設備(風車)は計11基であり、一般家庭約11,000世帯分の年間消費量に相当する電気を発電する計画です。市民レベルでの地球温暖化防止対策として、また子や孫や未来の世代にとっての美しい環境を守るために、「市民風車」への皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

(写真:REpower社)

2.事業主体

●特定非営利活動法人(NPO)市民環境プロジェクト(金沢市)
私たちは、2005年2月にデンマークを訪れ、風力やバイオマスによる自然エネルギー活用と、自転車交通の利用促進など省エネについての取り組みを目にしました。日本と同じく資源に乏しいデンマークでは、食料自給率とエネルギー自給率を高めるために様々な努力がなされています。デンマークにある発電用風車(6,800基)のうち80%以上は農家(個人)や協同組合が所有しています。

デンマークやドイツの例に見られるように、私たちは地域におけるエネルギーが大切であると考え、自然エネルギーの研究開発・普及を目的に、2006年4月、NPO法人市民環境プロジェクトを設立しました。市民レベルでの地球温暖化防止対策として、自然エネルギーによる環境にやさしい電力供給を推進し、地域の振興と環境保全の両立を図ります。

●有限責任中間法人輪島もんぜん市民風車
2007年7月、NPO法人「市民環境プロジェクト」が設立した有限責任中間法人です。
輪島市門前町坪野山に風車1基を建設します。

(写真:REpower社)

3.事業協力組織

●株式会社市民風力発電(札幌市)
NPO法人北海道グリーンファンドが、日本で初めての市民事業として風力発電所(はまかぜちゃん)を建設するために、2001年に設立されました。これまで、北海道、東北および関東において、現在11か所、合計約16,000kW規模の市民風力発電所が誕生しています。
当法人の市民風車完成以降は、風車の保守管理・運転を委託する予定です。

●能登コミュニティウィンドパワー株式会社(札幌市)
(株)市民風力発電が100%出資で設立した事業目的会社です。本事業に隣接して10基の風車を建設する事業主体として、風力発電設備の所有および運営を行います。

4.事業概要
●国庫補助事業
本事業は独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)平成19年度地域新エネルギー等導入促進事業の採択を受け、事業費用のおよそ2分の1が補助金によりまかなわれます。

●市民出資による「市民風車」の建設。
補助金以外の資金は、主として石川県を始め北陸三県、広く全国の一般市民や法人等から出資を募り、市民の出資による「市民風車」としての事業を進めて参ります。
全国の出資者への情報発信のみならず、風力発電と地元に密着した地域活性化事業を展開していきます。

●風車建設地
風車建設地は、日本海に接する海岸線から内陸に入った標高300m程度の山林に位置しています。風車はこの尾根伝いに走る林道に沿う形で11基の配置を計画しています。

●風車仕様
採用する風車は11基全て同じ機種で、ドイツから輸入します。風車の概要は以下の通りです。   
  ドイツRepower 社製 MM-82  出 力:1,980kW

(写真:REpower社)

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