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九頭竜川・扇谷敗退、転進し浄法寺山へ

2018年09月02日 | 沢登り・渓流釣り
扇谷は倒木に覆い尽くされていて、唖然。

***
5月に右踵骨折し、今シーズンは一度も沢登りに行けていません。
暑くて絶好の「沢の夏」だったのに‥。

しかし、なにやら回復状態がよく、簡単な沢に挑戦できそうな感じです。
そこで福井の沢ガイド『越の谷』で調べて、九頭竜川水系・扇谷に行くことにしました。
「古くから沢登りの入門ルートとして親しまれてきた所」と紹介され、難易度は「初心者~初級」。
登り上げれば浄法寺山(1053m)です。頑張るぞ~!

出発6:50、同行して下さるのはEコーチ、よろしくお願いします。

通い慣れたクライミングエリアの黒岩へ向かう道の途中から入ります。
しばらくは右岸の道を歩き、この堰堤も越えていきます。


まもなくで入渓。

「オ~、沢はいいなぁ」

まもなく、沢は倒木に覆い尽くされていきました。


「なぜ~???」


気づきました、今年2月、加越国境(石川・福井県境)ではまれにみる豪雪により、甚大な被害がでたことを。


そうか‥、この倒木は大雪と雪崩によるものだ。


倒木を攀じ登ってきたので、入渓から標高320mの二俣まで1時間かかり、
この先も倒木が谷を埋め尽くしているので、潔く撤退としました。

出発点に戻っても、まだ9時前。
では、登山道を使って浄法寺山に登ることにしました。

出発は「浄法寺山青少年旅行村」。
冠岳に向かう登山道、美しい森。


冠岳に到着。心地よく涼しい風が吹いていて、一休みです。


浄法寺山(1053m)山頂。


沢登りなら、この尾根から来る予定でしたが‥。

『越の沢』には「登山道」と書かれていますが、現在は劇藪であります。

下りは冠岳から775m地点まで進み、黒岩方面経由で下山。
775mポイントからの下りは急で、露岩帯。

ここは「シシ岩」、私にとっては嫌な名前。
なぜなら、5月に転落し骨折したのは滋賀県の獅子岩だったからです

14:30に出発点の旅行村駐車場に到着し、登山は終了。よい運動で良い汗をかきました。

さて、「九頭竜川・扇谷」。
大量の倒木により、当分の間は沢登りを避けた方が良さそうです。残念ですが‥。

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