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新「岳人」に思うこと、いろいろ

2014年12月18日 | 山の本
今年の秋から、発行元が東京新聞社からモンベルへ変更。内容も大幅変更。さて‥?

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山岳雑誌「岳人」は、かれこれ10年間ぐらい定期購読しています。
「ヤマケイ以上」「ロクスノ(Rock & Snow)以下」という立ち位置が、私にはピッタリ。
毎月ポストに届けられるのを、楽しみにしていました。

今年に入って、発行元がモンベルへと変更され、内容も大幅に変わりました。
以前はルートガイドが充実し、「次はこのルートに行ってみたいな」とワクワク感が満載でしたが、新岳人には、そのような記事はほとんどありません。

変わって増えたのが、「読み物」です。
確かに「グリーンランド初横断」(ナンセン著)は冒険記の古典名作だろうし、「山と海の出逢い」は著者の畠山重篤を敬っている私としては、勉強になる記事です。

でも‥、新「岳人」を読んでいても、「山に行きたい、岩を攀じ登りたい」という気分にはならないのです。

もうひとつ不満に思うのは、山用品や山ウェアの宣伝ページが無いこと。
発行元がモンベルなので、モンベル製品以外を紹介することは難しいのでしょうね。
しかし、いろいろな商品を知りたい者としては情報の欠如感があります。

う~ん‥、皆さんはいかがですか?

2 コメント

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確かに (panawang)
2014-12-19 21:57:37
製作費をケチっているせいなのか、写真も少なくなって、版も小さくなって、トキメキ感が薄くなったような。岩雪が廃刊になって、ロクスノとして登場したとき、読者層を広げようとしてなのか、クライミングをもっと身近に感じてもらう趣旨なのか、大幅な路線変更があって、「なんちゃってクライミング」の雰囲気に満ちていました。しかし、それも長くは続かず、こんなんではいかん!という声が上がって来て、再び編集方針を変え、陣容も立て直して、現在のロクスノの原型ができました。その後はそんなに大きな路線変更はないと思います。岳人も経年劣化の兆候が出て来ていたのは否めないと思います。それを長年指摘されながらも、よくここまで続いてきたものです。それを支えてきた「岳人」スタッフは偉いです。姿を変えた岳人、このままでは終わらない気がします、どんな道があるのか、まぁ、果報は寝て待てということで。
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panawangさんへ (Repu)
2014-12-19 22:23:11
「岳人」は続けてほしいので、何とか声(意見)を送りたいです。読者のいろいろな意見を取り入れて、バージョンアップしてもらいたいな。
panawangさんが書いていらっしゃるように、「このままでは終わらない」に期待したいな~!
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