思考訓練の競馬 帰納と演繹

血統を中心とした競馬予想・競馬データ・馬券論を多くの人と共有できることを期待します。 

新潟記念回顧・反省

2016-09-06 10:11:19 | 回顧

【展開】 メイショウナルトの抑えの効かない逃げに対して、誰も付き合わない展開でした。

予想の準備で上げた展開パターンでいえば、Aa.のナルトの離し逃げで、エーシンマックス、マイネルミラノが付いていかず、馬群のペースはスローというパターンでした。

ナルトの1000m通過が、58.5とかなりのハイペースですが、これはレースの理解にはほぼ意味をなさない値です。

後続の集団のラップを調べることができればいいのですが、今のところその手段を持ち合わせていないので、感覚的な推察ですが、おそらく61秒くらいで流れていたでしょう。

・僕のミスは、スロー→瞬発力勝負→ルミナスウォリアーという見立てにありました。 結果的には、やはりディープインパクト産駒の前では、メイショウサムソン産駒の瞬発力は及びませんでした。

【個別短評】

・マイネルミラノは、自分の形に持ち込めず、スローの馬群の先行集団にいて上がり勝負ではさすがに分が悪かったです。

・ダコールは仕掛けが明らかに早かったです。切れ味を強みにした馬が、持続力勝負に持ち込む形でこれはデムーロ騎手のミスではないでしょうか。テン乗りで仕方ない部分もあります。ダコールは馬群を裁いてこそというタイプでもあり、内の空いたスペースを狙ったことも消してプラスではなかった。

・そして競馬の幅を見せて株を上げたのは、アルバートドック。

小回りの重賞を持続力を生かして勝ってきた本馬が、新潟の上がり勝負で上がり33.2で2着に食い込んだことで馬券として狙える幅が広がりました。

今後東京や京都外回りコースでも、狙える公算が立ちます。

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿