しばしば競馬の予想ファクターとして、何が有効かが問題になります。
人それぞれ、血統重視、戦績重視、ラップ重視など、様々な予想のファクターのうち、どれかしらに肩入れして予想していると思います。
競馬予想家の人たちも、血統予想家とかラップ予想家とか、調教予想家などという触れ込みで、商売をされてることが多いです。
確かに、何か一つのファクターを深めて、それを軸に競馬を見ていくことは大事だと考えます。
しかし、実際に予想するにあたっては、各レースの施工条件によって重視すべきファクターは変動すると思うのです。
ここで、
☆(血統)++(展開・脚質)+(枠)+(騎手) = 「的中馬券」 という式に整理します。
競馬の結果の要因として、上記の4点が個人的には主たるものだと思います。
そして、レースによって、それらの説明変数の重要性が変わります。
例えば、新潟の千直ならば、(枠)が占める、説明度合は大きくなります。(それを数値化して、いくらぐらい重要かというのは、僕の知識、技術の限界から示せないので、主観的な尺度になりますが)
加えて、西田騎手や村田騎手が得意としているように、騎手というファクターも重要性を増します。
つまり、この場合なら、☆の式を変形させなければなりません。
→ (血統)+(展開・脚質)+3×(枠)+2×(騎手) = 「的中馬券」
(2や3という数値はあくまで便宜的なもので、個々人で感覚的に変わってきます)
また、京都の芝外回りでは、ディープインパクト産駒が圧倒的な数値を残しているのは周知ですが、ここではやはりこの種牡馬の観点を重視するのが堅実かと思われます。
これならば、☆→ 3×(血統)+(展開・脚質)+(枠)+(騎手) = 「的中馬券」
こうした数式は、頭の整理のためにも有効に思います。
レース条件に応じた、上記のような式を確立できれば、あるレースを予想する際に、どのファクターに着目すべきかについて迷わず、効率よく予想ができます。
ちなみに、今週の北九州記念は、
(血統)+4×(展開・脚質)+(枠)+(騎手) のイメージで予想します。
当レースは、小倉芝1200の特徴(前半ハイラップで差し台頭)をもっとも顕著に表しているレースだからです。
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