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レンコンの部屋

日常の感じた事など

わからない不安

2015-08-07 23:46:43 | 日記
わからない不安を予期不安といったりしますが

人はわからないことに対してすごく不安に感じます

行ったことにない道を行く時は長く感じて、帰りは短く感じる…それもそういう反応の結果ですよね


私が接している患者さんはこれから自分の起きることに対して不安に感じている人が多いです

それを口にするかしないかの違いはありますが、確かに不安に思うことは当然だといつも感じています

そして、それに対する答えとしては、そう思うほどつらいんですねどうしてそんな風に感じたんですか・・・など

そういう気持になる心の内を探り、気持を表出させることが私たちの仕事だったりします

その方の気持ちに寄り添い、一緒に考え、時には涙を流すこともあります

「生老病死」生きとし生けるものに起きること

特別なことではないけど、たいていそんなこと考えて生きているヒ人はほとんどいない


最近起きた事件で、31歳の女性が同じアパートの19歳の男性に殺される事件がありました

殺人の理由は人を殺してみたかった・・・

どうしてそう思うのでしょうね

生きたくても目の前に死を突き付けられて、日々を送っている人がいるのに

人に命、どのように考えていたのでしょう


8月は戦争に関するテレビ番組やニュースが多いのでやはり考えてしまいますよね

生きたくても死ななければならなかった若者の存在

広島の原爆。一瞬にして何万もの尊い命が奪われた現実

ニュースではアメリカと戦争したことを知らない若者がいたり、広島の原爆投下の6日の事を知らない人がいたりして


現代人は生きることに対しても死に対してもしっかり向き合うことをしないで大人になってしまうのでしょうか

自分がどう生きて、そう死んでいくのか

自分の大切な人の死をどう受け止めていけばいいのか

8月の終戦記念日などが家族でいろいろ話をするのにいいのではないのでしょうかね

日本人は死に対してタブー視する傾向が強いと言われていますが、日本人だって死亡する確率は100%なのですから

真面目に考える時があってもいいと思います