Puu's diary

れんげの宝物、ぷうの成長日記です。

旅立ち

2010-04-05 | 日記
2010年3月31日 午後7時25分
パパとママの見守る中、ぷうは、天国へ安らかに旅立ちました。
立派な最期でした。



夜7時前…
パパが、ぷうに、いつものように、トーマスのお話をしたんです。
ママは、まだ時間がありそうだと思ったので、パパにぷうの隣に居るのを交代してもらって、いつものように、ぷうとパパを見ながら、夕食の支度をしていました。
「トーマスが いいとこに連れて行ってくれるって~」
「ぷう乗って~」
「マンちゃんとカモちゃんも乗ったわ~」
「アンパンマンも~…しまちゃんも~…はみがきワンワンも~etcetc……」
「ぷう、マンちゃんとカモちゃんは 一緒に行けないから 次の駅で降りるな~…」
こんな感じの話でした。
そしたら、マン&カモが降りると、ぷうの心拍数が スーっと、自然に、徐脈に…
私、アッ…と思って、ぷうに駆けつけました。
そしたら、また不整脈になり…
「ぷう! ぷう!」と声をかける主人と私。その中で、ぷうはそのまま安らかに、トーマスに乗って、天国へいってしまいました。たくさんの子分(アンパンマンたち)を従えて…(;▽;)☆

主人は、あの時 何で あんな話をしたのか わからないと言っていました。
でも、本当に良かったと思います。

ぷう、先生に、頬を撫でて頂きながら「よく頑張りましたね!」と褒めて頂きました。



間もなく、いつもお世話になっていた看護師のTさん・Hさん・Sさん・Mさんが駆けつけて下さりました。
先生に、気切部等を綺麗に処置して頂きました。やっと、呼吸器やチューブ等から解放されて、自由なぷうです。
体を綺麗にするのに看護師さんから提案で、パパとママでぷうをお風呂に入れる事に。ぷうはパパに抱っこしてもらって一緒に湯船に浸かりました。パパとママに石鹸で綺麗に洗ってもらいました。ぷうの大好きなお風呂、久しぶりに入れたね ぷう。パパとママと3人でお風呂 嬉しかったね ぷう。
湯上がり後は看護師さんたちに服を着せて頂き、カッコよく決まっていたぷう。ぬいぐるみやおもちゃを いっぱいまわりに飾って頂きました。
ぷうは本当に穏やかで綺麗な顔で眠っていて、「寝ているだけみたい」「今にも目をパチっと開けそう」「錯覚で息してるように見える」等々…可愛いのそのままで、本当に穏やかで綺麗な良い顔でした。
看護師さん達と、しんみりの中、ぷうの楽しい思い出話がつきません。
さらに、おばあちゃんとお姉ちゃんが駆けつけて下さりました。
悲しみの中にも 賑やかで、ぷう嬉しかったと思います。
翌日は、身内が集まり ぷうを囲み偲んで過ごしました。
おばあちゃん、お姉ちゃん。
じいじ、ばあば。
おっちゃん、お姉さん。
更に、お通夜という形式はとりませんでしたが、ぷうにゆかりのあった大切な方々が たくさん駆けつけて下さり、心からぷうを偲んで下さいました。
Iさん・Iさん
Tさん・Mさん・Mさん・Fさん・Kさん・Oさん
Uさん・Kさん・Yさん・Yさん
Oさん・Oさん・Sさん・Sさん・Mさん
Kさん・Fさん
(順不同)
(たくさんのお花やお菓子を頂き、ありがとうございました!)
みんなが、ぷうに「よく頑張ったね」「ありがとう」って言って下さり、涙して下さって…
こんなにたくさんの方々に、心から慕って 偲んで頂いて…
よかったね ぷう。
ママなんて、亡くなっても 誰も来ないよ(苦笑)
小さい子供だっただけに、葬儀屋のおっちゃんも号泣してくれて(苦笑)
たくさんの方々の、ぷうへの涙と ぷうの思い出話での笑顔でいっぱいの1日となりました。
翌々日、いよいよ ぷうとのお別れ…
ママ、ずっと我慢していた涙が 溢れてしまいました。
最後、花を顔の回りにおいていく時、ぷうは「何するの~」って、そういう遊びをしているみたいに 笑っているように見えました。
ぷうの好きなおもちゃ・絵本・ぬいぐるみ・衣類・靴・ママの手作りバック・お守り・お菓子等々…そして、マン&カモの写真・パパ ママ ぷう3人で写した写真を持たせました。
最期まで、ぷうは可愛く 綺麗な顔で、穏やかで安らかな表情でした。
朝からの雨があがって、桜や雪柳が美しくて…





私にとって、美しい桜は、ぷうを思い出す花となりました。
長い長い闘いを終えて、苦しみと辛さと医療機器等から やっと解放されたぷう。
3年2ヶ月と27日、本当に本当に、よく頑張ってくれました…
天国で、幸せになってほしいと、ただ願うばかりです。
今も、「ぷうは大丈夫かな?」「困ってないかな?」「どうしてるかな?」ママは 心配ばかりです。

ぷうは、今も これからも、パパとママの心の中で 生き続けます。





<最後の記録>
 3/28(日)
ずっと熱があり しんどくて うなされながらウトウトを繰り返していた。
pm12:30ごろ自然に入眠→以降 深い眠りに。
HR140前後、昨日より鼻水多い。顔色悪い。
pm9:30 38.3℃ 坐薬(アルピニー + ワコビタール)+ クーリング。便尿なし。
 3/29(月)
am1:22 37.9℃
3:30 38.3℃ 坐薬 (アルピニー) + クーリング 便尿なし
朝~鼻水多いがスヤスヤよく眠っている。HR140前後。
am11:00 36.7℃ 訪問看護:体拭き、お尻洗い
11:00すぎ 往診:深く眠っている状態。薬による眠り + 自己防衛(しんどくて寝る状態)に入っているのではないか、という話。先週、長くないと聞いていましたが…この日「1週間ないだろう」と聞かされる。
pm13:20 一瞬、両目 大きく開ける→眠り。
その後 何度か、両目を一瞬 大きく見開く。
18:00頃 HR130前後に。手足のむくみ↑↑ 便尿なし。
19:00ごろ パパ帰宅時、両目を大きく見開いて パパをじっと見つめる。(目を開けたのは これが最後)
21:00すぎ SPO2が99→98へ。この時が下がり始め。
 3/30(火)
am0:00頃 SPO2が98→97→98→97 ウロウロ。本人はスヤスヤ眠っている。
1:00~ SPO2 97へ↓
 3:00 SPO2 97
5:00 96へ↓
5:25 38.1℃ 坐薬(アルピニー)発熱は これが最後。便(うす茶色)少量あり。頑張って出しているんだな…と胸が熱くなるママ。胸の音がいつもと違い水っぽい音なのに気づく(胸に水がたまってきていたから)
am7:20 SPO2 95~96ウロウロ
7:25 35.3℃ 96(SPO2)/123(HR)
7:45 SPO2 95に↓
9:00~ぷうの好きなヘルパーさん2名来られる→SPO2 95→96~97に↑
11:00 96~97
11:30 97に↑
pm13:00~ 96↓
14:00 訪問看護:体拭き、お尻洗い、手。SPO2 95↓。
14:40~ 大学病院でお世話になっていた、T先生とKナースさんが、ぷうに会いに来て下さる。
16:00~ SPO2 93に↓ 更に92↓
16:45~ 91↓
17:20~ 90~88ウロウロ
17:45 89~88 90切ったので先生に連絡。(この時、下がり出したら早いと思っていた先生とママですが、ぷうはまだまだ頑張ってくれたのでした)
17:55 左目にうすく涙(ママも悲しい(TT))
18:08 89~87~90ウロウロ
18:30頃 往診 90~88
18:42 86~87
19:58 88~89/ HR115前後→112~113へ
21:45頃 呼吸苦しそう 87/119
22:30 85~84↓
23:00 83↓
 3/31(水)
am0:10すぎ 79↓ 呼吸しんどそうになり、しばらくして落ち着き 81~80。HR117~116。
0:50 80~79 血の気↓
1:05 82~83 HR116 落ち着いている。一度76に↓ すぐ↑。
1:40頃 苦しそうに口を開け、声 少し出す。右手指動く。85/123に↑ →83/118に落ち着く。
2:30 79~81
3:00 78↓
3:23 77↓ 76↓ HR115
3:30頃 右手指動く。SPO2 80~81に↑
3:50 79/116
4:00 76↓ 76~78
5:00 74↓ 73~75/118
6:00すぎ 噎せる→吸引→血がひける。水っぽい。以後 数回。
6:20 77/120
7:40 75/120
9:00~ 訪問看護:体拭き、お尻洗い、ドライシャンプーにて洗髪。便あり。SPO2 75~80
10:00すぎ 往診:呼吸器 呼吸回数30→25変更(吐く時しんどそうだからとの事)、点滴 流量20→10ml/H変更(コントミンのみ量調整)(肺に水たまっているからとの事)
11:30~ 75~73
pm12:30 72↓
12:38 71~72
12:51 70~72
13:00すぎ 落ち着いていて、ママ ぷうの横でウトウト…
14:00 64に下がっていて飛び上がるママ(苦笑)
14:30 62/120
14:33 ゴロゴロ強く、やむ無く吸引→SPO2 48↓ 2分後も55と回復せず。3分後 57/115。先生に連絡。
14:37 56~57
14:50 55/115
15:00頃 往診:肺に水 かなりたまっているとの事。吸引は(同じ事を繰り返すので)もうしなくても良いかな…との事。自発呼吸出てきているので、呼吸器 呼吸回数25→30に戻す(今起きてしまったら かなり辛いからとの事)
残りは…ぷうの心臓の強さ次第(子供の心臓は強い)との事。
15:09 53/112
15:16 50/110
15:17 49/107 48/100 15:20 46/90台をフラフラ HR90台切りかけてきたので先生に連絡。
15:23 不整脈になる(HR50~170)。SPO2 43 顔色真っ白。パパに連絡する。
15:26 HR50台
15:31 47/74に落ち着いた。
15:35 不整脈
15:39 47~45/90台フラフラ
15:44 不整脈
15:50 48/70に落ち着く。
16:01 54/71 落ち着いている。顔色少し↑
16:10 59/72 落ち着いている。顔色少し↑
16:14 62/72 落ち着いている。顔色少し↑
16:28 不整脈(60~160台)すぐ落ち着いた。
16:29 64/72
16:33 不整脈。60/60~170 すぐ落ち着いた。
16:38 不整脈
17:00すぎ 不整脈
17:00すぎ 往診「このままいきましょう」
17:35 56/66 落ち着いている。
パパ帰宅。(ぷうが持ち直してくれたおかげで パパ間に合った。今から思うと、あの時ぷうはママに「パパを呼んで」と訴えたのだろう。)
18:04 58/65 落ち着いている。
18:33 56/62 落ち着いている。
18:45 56/60 落ち着いている。
18:55頃…ぷうの旅立ちまで もう少しあるかとママ思い、今のうちに食事してしまおうと思い、パパと交代。ぷうに、いつもと同じように「ママご飯作ってくるから待っててね!」と声をかける。キッチンからぷうを見る。その後、少しずつHR下がっていくのを確認。
19:20 HR50前後になり、ぷうのところへ。
19:21 不整脈 SPO2 50
19:25 心停止
19:48 先生により 死亡確認





こうやって振り返ると、悲しい中に…
ぷうが最期まで頑張ってくれた事、ぷうの命のドラマに、ただただ頭が下がると共に、感動を覚えます…
その時は勿論必死でしたが…

ぷうは、もっともっと 生きたかったみたいです…
助けてあげれずに、ぷうの願いを叶えてあげれずで…ぷう、本当にごめん…

ぷうが亡くなって数日がたち…
寂しいです。
ぷうに会いたい。
スキスキ~って、頬擦りしたい。
いいこいいこって、撫で撫でしたい。
ギューって、抱きしめたい。
悲しいです。

ぷうへ…
何度も言うけれど。
ありがとうね。
ごめんね。
大好きだよ。
幸せになってね。
ママが行くまで 待っててね。



いっぱいいっぱい、ごめんね…
いっぱいいっぱい、ありがとね…





ぷうが、大大大大大好き!!!!!
ぷうは、パパとママの 大切な大切な宝物。

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2 コメント

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おつかれさまでした。 (エリカおやじ です。)
2010-04-07 19:29:48
ぷう君すごく頑張ってくれたんですね!!

パパもママも頑張ったね!!
お疲れさまでした!

しばしのお別れですね!!




寂しいけど、ぷう君頑張って待っててね!
おじちゃんも会いたいな~
そっちに引っ越したら遊びに行きますね!

寂しいけど、パパママを急いで呼んだら
だめだよ! マン・カモ?と、うちの
エリカも先に親善大使で行かせるからね!

桜が咲いたら! また1年経ったよ~
元気だからね~の合図だね!

そっちは幼稚園や学校はあるのかな!
頑張ってよ!!
美男子になってたらママビックリするかな!

何事も頑張って下さいね!




ママの気晴らし担当のエリカおやじの
おじちゃんより
心をこめて「ぷう君」に送ります

ps・うまく表現出来なくてごめんなさい!
   乱文で申し訳ありません、気持だけ
   どうしてもお伝えしたかったのです。
   お気を悪くなされたとしたら、申し訳
   なく、心よりお詫び致します。

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エリカおやじさんへ (れんげ)
2010-04-07 22:59:21
コメント有難うございます!
びっくりしました(笑)
本当に本当に!
あたたかいコメント、有難うです!!ジーン(;_;)☆
ぷうも喜んでると思います(*^^*)
いつも本当にありがとです!
これからも ぷう共々、どうぞよろしくお願いします!(^^)/
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