「吉兆」といえば、神田うのさんが結婚式の引き出物のお赤飯と注文したところ。
たしか、小さな箱詰めで5000(外税)円だと紹介されていた。
5000円のお赤飯なんていったいどういうものか?と思っていたが、その高級料亭の名前を拝するブランドでの表示偽装である。
記者会見した責任者は「現場が勝手にやったこと」と強調していたが、責任者だって、材料の仕入れ量、その日の売り上げ量をチェックしていたらそんな事見抜けただろう。黒豆プリン(500円!)なんて三分の一個は表示偽装だったのだから。
タルトにいたっては、何と賞味期限から40日過ぎたものを売っていたという。
賞味期限に関しては寛容で、ちょこっと過ぎた位だったら気にしない私でも、10日も過ぎていたら流石に食べない。
しかも一個500円のプリンなんてそんな頻繁に買うものではない。
買う時はどこかに持っていく時とか「自分へのごほうびで奮発」という事が殆んどである。それだけ信用と信頼をよせていたわけである。
そしたら伊勢では赤福に続いてお福餅まで・・・
こちらは、製造日先送りと現材料表示。これだけだったら悪質とはいえないが、
赤福みたいに、中国産の小豆を使っていたり、むきもち、むきあんの再生品だったらもう買いたくない。
比内鶏の偽装、近所のスーパーでも比内鶏団子と称するものが売っていた。
これは非常に安価だったので、本物の比内鶏のわけがない、という事は承知の上で消費者は購入していたと思う。
値段が高いという事は、食品に対する責任も大きくなる事である。
10円のプリンだったら偽装していいか、という問題ではないが、10円のプリンだったら「買う方にも責任がある」と言う人もいるだろうし、多少材料の質が悪くてもそれは納得できる。
しかし500円のプリン、300年の老舗、そんなところがこんな不正をしていたのは許しがたい。
今日友人と「次はどこかな?」という話しになった。
「XXの銘菓のXXが怪しい」と予想していたが、まさか本当にならないよね・・・(不安)
船場吉兆の期限改ざん、「消費」と「賞味」を混同(読売新聞) - goo ニュース