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はずかしかったものがたり いたずらわんぱくものがたり 椋 鳩十・編



母の実家は北九州の小倉にあって、夏休みの帰省は私にとって一番の楽しみでした。
2週間くらい帰省するので、夏休みの宿題も持っていくのですが、山や川が僕を朝から誘うので、宿題は捗りませんでした。
読書感想文も宿題の一つでしたので、母だったか祖母だったか(記憶にありません)本を買ってくれました。

椋 鳩十 日本の児童文学作家です。教科書にも載っていました。
その椋 鳩十氏が編集した「はずかしかったものがたり」と「いたずらわんぱくものがたり」は私の想い出の本なのです。

自分は勉強が嫌いで学校の成績も良くなかったので、漠然と「大人になって生きて行けるのかなぁ」と思っていました。
世の中で立派に活躍されている「学校の先生」や「有名な作家さん」が自分の子供の頃の
「はずかしかった想い出」や「いたずらでわんぱくだった事」を告白する..

この2冊は「立派な大人も昔は..子供の頃は僕といっしょだったんだ」と思わせてくれた本です。



中でも想い出に残る作品に「きんとんきんとんくりきんとん」があります。
著者の山口勇子さんが子供の頃、親戚の集まりに準備した「くりきんとん」を親戚の子供達で、食べてしまって叱られた想い出です。

私はこの作品で「くりきんとん」と言う食べ物を知りました。
その後私の好物にもなりました。

先日この本は amazonで購入しました。
急にふと思い出して検索したらあったんです。


「はずかしかったものがたり」600円 はその当時のハードカバーで発見し
「いたずらわんぱくものがたり」1円 は文庫本で発見しました。

思い出の品としては、あまりにリーズナブルです(笑)
でも個人的な想い出の品って、そんなものかもしれません。

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