アントキノイノチ
さだまさし 幻冬舍
さだまさしさんの詩に感動したのは小6から中1の頃だったでしょうか
日テレの連続ドラマ「ひまわりの詩」の主題歌で出会いました..
「無縁坂」はグレープの最後のシングルカットで
「精霊流し」よりも好きな詩です。
母がまだ若い頃 僕の手をひいて
この坂を登るたび いつもため息をついた
ため息をつけば それで済む
うしろだけは見ちゃだめと
笑ってた白い手は とてもやわらかだった
運がいいとか 悪いとか
人は時々口にするけど
そういうことって確かにあると
あなたを見ててそう思う
しのぶ しのばず 無縁坂 かみしめる様な
ささやかな 僕の母の人生
ドラマの中で息子役の「三浦友和」は母親の「池内淳子」に
「かあさん」という言い方をしていて
その頃自分は、母に「お母さん」と言っていたので
何となく「お」を付けない..この「かあさん」が、少年から青年に成長した響きに思えて
ある日 母に「かあさん」と言って笑われた記憶があります。
それからいまだに「お母さん」と呼んでいます..w
昔から さださんは「物語の様な詩」を唄ってらっしゃるので
小説は書けるんだろうと思っていましたが思った以上の作品だと思いました。
ただ..「おくりびと」の後だったのでどうしても感じてしまう
スピンオフ感が惜しかった気がします。
最近では一気読み感の一番ある良い作品だったです。
みそ汁はつきませんが..w
★★★
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