【明治 おいしい牛乳 500ML】が売れている!そのシェアなんと60%!! 価格も競合商品中最高値(140)、他のPB商品が131の価格で対応しても、太刀打ち出来ない人気商品に君臨しています。
理由は、少しの価格差なら良い印象のある商品を選ぶ消費者心理にあります。
コレってどこかで聞いた話に似ていませんか?
昨年の「プリウス」「インサイト」戦争がこのパターンまさにこのパターンでした。先行のインサイトが189万で好調な売り出しをする中。後発プリウスが、235万から189万に価格を下げて対応したのですが、実際に売れたのは189万のインサイト G(CVT)ではなく、221万のインサイト LS(CVT)だった事です。
結果プリウスは無理して価格を下げる一方、廉価版の価格差を埋めるために、高級バージョンを出して売上の調整をしたのですが、クラウン等の高級車からの乗り換え組がプリウス高級バージョンに殺到したため、高級車の売り上げが落ちてしまう悲しい事件も併発してしまいました。
今後のプリウスは、どうすれば良いのか?
プリウスの信用を回復しつつ、ユーザーの不具合を解消する方法を検証します。今回のクレームの原因は、プリウスの燃費No1の地位を守るために、回生ブレーキにギリギリまで充電をさせる仕様が、油圧ブレーキの切り替えを遅らせてしまった事にあります。
かといって、油圧ブレーキの切り替えを早めにすれば、インサイトと同じような燃費になってしまいます。そこで、走行状況に応じて油圧ブレーキの切り替えを調整出来る、スノーモード(早めのシフトアップと雪道で早めにABSが作動する)、スポーツモード(長めのシフトアップと高速走行時のブレーキの効きをよくする)の切り替えボタンを新たに装備する事です。※トヨタの高級車には既に装備されている。
他社では廉価版、高級車の関係なく標準で装備されている。
装備する理由として「現行の設定はスーパーECOモードになっているが、ドライバーの用途に応じた走行状態を選択出来るようにバージョンアップした」と説明すれば、リコールではなくてバージョンアップとしてなんとか名目が立ちます。
現行の仕様が「スーパーECO」だったものから、ユーザーの希望により設定の自由度を増やしたという事にすれば、プリウスがどうしても守りたかった「燃費No1」の地位はそのままに、ユーザーの都合で走行状況を変えた時だけ燃費が落ちる場合があるが、それは、アクセルを乱暴に踏んでも発生する事で、カタログデーター的には変化はない。と言い切れます。
要は、発売当初の価格設定騒ぎで、「妙なコストダウン」をして装備を削減しても結局それがコストダウンに成らなかったと言うことです。でも、上記の様な「バージョンアッププラン」を実施する事によりユーザーの信用は回復し、より多くの売上が期待できると信じています。
妙なコストダウンは、結局高く付くというお話でした。
プリウス担当、横山常務の会見
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結果プリウスは無理して価格を下げる一方、廉価版の価格差を埋めるために、高級バージョンを出して売上の調整をしたのですが、クラウン等の高級車からの乗り換え組がプリウス高級バージョンに殺到したため、高級車の売り上げが落ちてしまう悲しい事件も併発してしまいました。
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かといって、油圧ブレーキの切り替えを早めにすれば、インサイトと同じような燃費になってしまいます。そこで、走行状況に応じて油圧ブレーキの切り替えを調整出来る、スノーモード(早めのシフトアップと雪道で早めにABSが作動する)、スポーツモード(長めのシフトアップと高速走行時のブレーキの効きをよくする)の切り替えボタンを新たに装備する事です。※トヨタの高級車には既に装備されている。
他社では廉価版、高級車の関係なく標準で装備されている。
装備する理由として「現行の設定はスーパーECOモードになっているが、ドライバーの用途に応じた走行状態を選択出来るようにバージョンアップした」と説明すれば、リコールではなくてバージョンアップとしてなんとか名目が立ちます。
現行の仕様が「スーパーECO」だったものから、ユーザーの希望により設定の自由度を増やしたという事にすれば、プリウスがどうしても守りたかった「燃費No1」の地位はそのままに、ユーザーの都合で走行状況を変えた時だけ燃費が落ちる場合があるが、それは、アクセルを乱暴に踏んでも発生する事で、カタログデーター的には変化はない。と言い切れます。
要は、発売当初の価格設定騒ぎで、「妙なコストダウン」をして装備を削減しても結局それがコストダウンに成らなかったと言うことです。でも、上記の様な「バージョンアッププラン」を実施する事によりユーザーの信用は回復し、より多くの売上が期待できると信じています。
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