決して思い出したくない、無かったことにしたい記憶。そうしたいが故に歩みを止めてしまった自分の足。自力で立ち上がれないほどに弱った自分の腕を、力強く引っ張るその少女の瞳は、真っ直ぐ、前を見つめていた
[児玉樹先生のページ:きつねのてぶくろ]
感想書くのすっかり忘れてました(苦笑
Canvas2~虹色のスケッチ~ 第11話(月刊少年エース2006年2月号)
エクストラ・シーズンから通じてここまで溜められてきた、浩樹が絵を捨てたきっかけが描かれました。……が、このきっかけや柳の告白のためというより寧ろ、エリスのためにこれまでの物語があったんだな、と改めて感じた次第。
エリスは最初、浩樹に絵を描いてもらおうとしましたが、にべもなく断られました。絵に向き合ってもらおうと思っても拒まれ、はぐらかされ……。
それ以降、浩樹はエリスや麻巳達を見て、かつての自分の姿を重ねて懐かしんだり惜しんだりすることはあっても、前に向こうとする最後の一歩を踏み出すことが出来ないままでした。
その間、エリスは何をしていたかというと、自分なりの歩き方で前に進んでいました。護られるだけの子供から、自立できる大人へ──もちろん、まだ完全に自立できる程に強くはなれていないでしょうが、少なくとも、立ち止まり、うつむいている浩樹の手を取り、前へ引っ張る事ぐらいは出来るようになっていました。
前へ向こうというエリスの声を浩樹が聞き入れたのが、彼女の成長の何よりの証でしょうね。
さて、このままだとあと2回ぐらいで話が完結しそうな感じなのですが、エリスの赤色克服と浩樹の完全復活、どちらが先に描かれますやら。
そしてそれらが終わっても、また新しい展開で続いてほしいですねぇ。
[児玉樹先生のページ:きつねのてぶくろ]
感想書くのすっかり忘れてました(苦笑
Canvas2~虹色のスケッチ~ 第11話(月刊少年エース2006年2月号)
エクストラ・シーズンから通じてここまで溜められてきた、浩樹が絵を捨てたきっかけが描かれました。……が、このきっかけや柳の告白のためというより寧ろ、エリスのためにこれまでの物語があったんだな、と改めて感じた次第。
エリスは最初、浩樹に絵を描いてもらおうとしましたが、にべもなく断られました。絵に向き合ってもらおうと思っても拒まれ、はぐらかされ……。
それ以降、浩樹はエリスや麻巳達を見て、かつての自分の姿を重ねて懐かしんだり惜しんだりすることはあっても、前に向こうとする最後の一歩を踏み出すことが出来ないままでした。
その間、エリスは何をしていたかというと、自分なりの歩き方で前に進んでいました。護られるだけの子供から、自立できる大人へ──もちろん、まだ完全に自立できる程に強くはなれていないでしょうが、少なくとも、立ち止まり、うつむいている浩樹の手を取り、前へ引っ張る事ぐらいは出来るようになっていました。
前へ向こうというエリスの声を浩樹が聞き入れたのが、彼女の成長の何よりの証でしょうね。
さて、このままだとあと2回ぐらいで話が完結しそうな感じなのですが、エリスの赤色克服と浩樹の完全復活、どちらが先に描かれますやら。
そしてそれらが終わっても、また新しい展開で続いてほしいですねぇ。
なんとか放送に追いつきました(笑)
そちらは次のが放送されてる頃ですね。
感想楽しみにしてます。
漫画版の方は、少しずつでも前に進もうと言うエリス。
本当に少しずつだけど前に進んでいるエリス、そして柳。
二人の気持ちが浩樹に届いた時の浩樹の台詞が印象的でした。
漫画版はもしかしたらアニメと同時に終了しそうですね。
でも、コンプエースの番外編は長々と続いて欲しいと願ってます。
こちらの感想も随時見ていただいてたようで、どうもありがとうございます。
13話の感想を上げた後にこれを書いてます。13話、中々面白かったですよ。
メディアごとに、それぞれ違う見せ方をする作品は色々ありますけど、
Canvas2に関しては漫画もアニメもかなり成功してる方じゃないかと
思います。
漫画版は、コンプエースで朋子メインの回があればいいなぁ(笑)