ダメオタRの徒然雑記

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感想:街角のブーランジェ~注文の多いパン屋さん~

2005-07-27 22:24:58 | エロゲー感想
街角のブーランジェ~注文の多いパン屋さん~F&C
 積みっぱなしだったのを引っ張り出してプレイ。
原画は、元々エロ漫画畑の人で今では電撃大王にて漫画版フタコイオルタナティブの作画担当で活躍されてるあらきかなお氏。ほわほわした絵柄がとっても可愛らしくて萌えですが、なんだか年齢不詳気味。ぱっと見中○生、下手すると小学○な感じなんですが、ヒロイン達と年齢のほとんど変わらない主人公の台詞に曰く
「早く免許取らないと」であるとか、ヒロインの1人が製菓学校に入る準備をしていたりと、どうやら「この作品内にて性的な行動をとる登場人物たちは全員18歳以上です」ってことですね。

◆主人公:粉川和希について
管理人の重要レビューポイントである主人公くんの性格についてですが、少々積極性に欠ける部分があるものの、卒無く仕事ができ、自身の力量を弁えており、記憶力も良く、突発的な事態にも柔軟に対応でき、何かと心中複雑な女性二人のアフターフォローも上手い『デキる男』って感じで、好感度は非常に良。こう書くと非常に嫌味なキャラな気もしますが、そう感じないのはやはり、家の仕事と大切な女の子たちのことをいつも一番に気に懸けているからだと思います。

◆ヒロインたちについて
ヒロインは二人で、見た目もロングヘアとお下げと違いますが、二人ともそれなりに活発な性格。
ロングヘアの有原みのりは、和希の父親の妹の娘、つまり従姉で、生まれは3日しか違わないものの3月と4月にまたがったことで学年はみのりが一つ上だったという話(もう学生じゃないのでその設定は活かされてないんですけどね)。小さな頃から和希の家のパン屋「ちしゃ畑」を手伝っていたため、業務に関しても卒無くこなす。和希とちしゃ畑を何よりも大切に考えているため、時折自分を見失うこともある。料理の腕はそれなり。和食が得意だが、パン作りはまだこれからみたい。
おさげの大友麦穂は、みのりの母親の妹の娘、つまり従妹で、和希にとっては従妹の従妹ということですね。ああややこしい。和希のことはお兄ちゃんと呼び慕う、典型的な妹キャラ。元気で活発な分、失敗も多かったり。

◆おはなし
街の小さなパン屋さん「ちしゃ畑」は、近所でも美味しいと評判のパン屋さん。和希はそのパン屋を営む両親を、従姉であり幼なじみのみのりと一緒に手伝っていた。が、突然両親は、主人公に一言も言わずに海外旅行へ行ってしまう。代わりに残されたのは、主のいないパン屋と、両親から言づてされてやってきた、これまた幼なじみの麦穂。
両親は、主人公にとって気心の知れた二人と一緒に三人で、旅行から帰ってくるまでパン屋を任せた、ということらしい。長年の経験で、経営に関しての事は熟知している。後はこの二人の女の子と一緒に頑張るしかない! そんなこんなで幼なじみ三人組の、細腕繁盛記が始まるのだった……。

◆内容
お話はエロゲーというには健全すぎとも言える内容で、エッチシーンも通常ルートでは最後の最後に1回だけ。また話の大半もどっちかといえばヒロインというより「デキる主人公」の職人奮闘記といった塩梅。

◆二人一緒じゃだめですか?
二人をクリアすると、通常ルートとは設定の異なる「双恋ルート~二人一緒じゃだめですか?~」(笑)が始まります。通常ルートの合間合間に、ヒロイン二人とのエッチシーンが入り、これぞエロゲーといった感じ。二人とも通常ルートでは処女ですが、こっちでは二人とも物語開始時点で和希により既に貫通済(笑) 麦穂の場合、子供同士の未熟な性体験(触りっこ、脱がしっこ、舐め合いっこ以下略)の思い出が語られたりと、俺ちゃんの股間直撃ですよ(死んでくれ)
最初は一方のヒロインと隠れるように関係を持っていたものの、ある日現場をもう一人に見られてしまう。二人とも好きで手放したくないという、雄の欲求として当然の想いを抱きつつも男としてやはりどちらかを選ばなければならないと悩む。が、やはり二人とも好きだと言ってしまう。それに対する二人の反応は、意外なものであった……。

 とまぁ、どちらか一方じゃ、二人じゃダメなんだ。三人じゃなきゃダメなんだ!ということですね(原画繋がり)。普通、エロゲーのハーレムルートなんて感想述べるまでもないようなのが多いんですが、本作の場合は管理人のタイミング的なものも相まってネタになってしまいましたね(笑