自由攻防

組手とは危険な事を安全にこなす技術を身に付けるためにある。

危険だから安全なルールを設けてその中で全力を尽くす、というのはスポーツであって武術とは方向性が違う。

むしろ全力でなく省力を目指したい、省力の基本は相手への気遣いだと思ってよい。

組手は自分の欲望を相手にぶつけるようなものではない。

自由(攻防)をはき違えるな、とは組手にも当てはまる。

フェアでないと思うかもしれないが世の中フェアなんて事はまずないのだ。

一隅を照らす 万象清水敏之の生涯

黒田鉄山師範の振武館武術は富山伝来の武術で黒田家が富山から離れた後も引き続き高岡弥兵衛師範を中心に受け継がれて来たようです。

この本は高岡弥兵衛師範から教えを受けた万象清水敏之師範のご活躍の様子が書かれており、当時を伺う資料として貴重なものと思われます。
(非売品で300部ほどしか刷られなかったとか)

偶然古本として入手出来ましたので本の内容を少しずつ記事にしようかと思います。

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