今日は有明山
先週登った白嶽さんも青
ずーっと蒼いお空の下を
一人ゆっくり歩きます
おっ!良い岩
来世候補
明るめの山路で聴く歌じゃないけど
イヤホンから流れる曲は
小柳ゆき「最後に記憶を消して」
10年以上も前に観た韓ドラ『パリの恋人』の挿入歌でチョソンモ「君ひとりだけ」の日本語カバー
その優しい旋律も、胸を掻きむしられるような切ない歌詞も
叶わないものを諦めた今の自分には
毒で薬
フッと短いため息ひとつ…
大丈夫、大丈夫と
自分に言って
青い山頂到着です
風も無く
どこまでも広がる蒼い空
山での青は絶対の正義
青ならそれだけで幸せな気分になるから不思議
けど、ひとに対する想いは別
幸せさえ苦しみだった
広い山頂を独り占めした時間はお終い
さぁ 帰ろう
最後に記憶を消して
優しい嘘で心乱されるから
絶対この詞を書いた人は天才
とうの昔に誰かを想う感情は無くなったけれど
何とも切なすぎる歌詞 メロディ
にしても…だ
今日の空は蒼過ぎるなぁ
なんか逆にムカつく…
ん?
俺のジャケットもブルーだった…