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薄桜鬼 雪華録 風間千景編 「雪華の舞」

2012-06-27 | 薄桜鬼
薄桜鬼雪華録 風間千景編 「雪華の舞」感想。ネタバレしてますので未視聴の方はご注意を。


話は島原へ千鶴が潜入する件から。だいたい今までの話の総集編というか、最初は今までのシーンを使っての説明って感じですね。潜入し、平助が土方達のところへ出かけ一人になった千鶴のところへ風間が登場するといった流れです。
そして口説いていたところへ千姫が登場、扇子で頭をひっぱたかれる風間。

逃げる千鶴を追おうとすると千姫が一言。

「しつこい男はもてないわよ。そんなんじゃ、千鶴ちゃんに嫌われて当然よ」

正論w
怒るかと思ったら案外真面目にそれを聞き入る風間・・・あれ、まさか本当に気がついてなかったのかwそらあんな態度で迫ったら嫌われるっつーのwww
ま、女鬼少ないし女性の扱いわからなくて当然ですね。


そしてまさかの千姫の説教開始。「女の扱いがまるでなってないわ」とくどくど言うが、風間聞く耳持たず。女心を考えた事がないのかと聞かれ、
「そんなもの考える必要がどこにある
とバッサリ。これには千姫も君菊も絶句wだめだコイツ・・・w

風間はあくまで雪村家の血筋を守るため千鶴を連れて行こうとしているらしい。滅んだと思っていた雪村の、しかも本家筋の女鬼となればその血筋と家を守るのは当然の事。互いの感情など必要ないと語る。

まあ・・・これは当時当たり前の考えですね。鬼でなくても、当時は家同士の婚姻が当たり前で顔も知らない相手と結婚することも普通だったようですし。結婚してから絆が生まれるものみたいですし。だから風間の考えは変ではありません。

というか、雪村の血を守ろうとしていたというのは意外・・・てっきり「風間家の子孫を増やせや!」という考えなのかと思ってたので・・・なんだ、相手の家の事考えてたのか。

ただ納得のいかない千姫はやり方が強引過ぎると説く。


・・・。


すいません、ぶっちゃけこのコイバナ説教いつまで続くんでしょう・・・・・・正直この説教にこれだけ時間かける意味がわからん・・・いかん、飽きてきた。



すると丁度畳返し騒動や平助の喧嘩やらが始まり、うるさい!と千姫は現場へ向かう。その間に席を立つ風間だったが、そこへ逃げてきた千鶴が。追ってきた酔っ払いを軽く追い払い(というか気絶させたけど)千鶴を助ける。
騒動を聞きつけ部屋から出てきた浪士達。風間は意外にも千鶴にこの場を離れろと逃がしてくれた。


それから時は流れ、ある雪降る日。人間は嫌いだが、人間が作った情緒ある京の町並みは悪くないと満足げに呟く風間。

ツルツルの足丸出しのまま。
風間殿、その位置だと天霧にフンドシが見えてしまうでござるよ。まあ右手でちゃんと股間ガードしてますけど(どこ見てんだよ)

話は自分達の今後。今は先祖が受けた恩義を返すため薩摩に味方しているが、長州と手を組み朝廷に付き、いずれ江戸幕府を滅ぼすであろう事も先読みしていた風間。もはやそこまでの人間の闘争に付き合うギリはないと語る。
しかし今はまだ薩摩と共に行動をする二人。とりあえず明日、あの女鬼のところへ言ってみるかと呟く風間。

あの女鬼=千鶴かと思いきや、千姫でした。そういえばどっかの回で千姫たちと語らうシーンがありましたね。ここに繋がるわけですか。
そしてちゃっかり盗み聞きする薫wあ、お前いたんだww

しかし薫の存在に気づいていた風間と天霧は薫と対峙。薫が土佐の依頼で動向を探りに来た事を見破っていた。そこに不知火もやってきて、鬼が一同集まる形に。
胡散臭いやり取りの合間、薫は風間が千鶴に興味を示している事を持ち出し・・・刀を抜く。

「あれは俺が大事に見守ってきたんだ。お前なんかに渡してたまるか!」

本性を現し、男の声で刀を向ける。が、風間からは暗躍するしか能のない何もかも偽りだらけの子鬼に言われる筋合いないと言われ刀を振るう。
しかし風間には当たらず、風間はその場を去ろうとする。

そうやって巣穴に逃げるのは薩摩の得意技だな、という薫の言葉にさすがの風間も殺して欲しいのかと刀に手をかけた。不知火が止めに入るも、薫は刀を振るって拒否。一触即発・・・になりそうだったが、薫は刀を収め千鶴に手を出すなと釘をさして姿を消した。
風間は天霧に告げる。年が明ければ日本全土を巻き込む大きな戦が始まる。そうなる前に、鬼の一族を隠す準備を進めなくてならない、と。
西国ではあまり雪が降らない。この雪景色もこれで見納めか・・・と呟く風間。

もうすぐ鬼は人間と手を切る。そうなったら、お前はどうする?と内心千鶴に問いかける風間。本心としては、やはり鬼の里に来て欲しいのでしょうけど・・・この時点ですでに無理やり連れて行く気はないようです。

ここのやり取りは良かったですね。鬼となると皆が皆仲良しこよし、というわけではないのが特に。薫って他の皆とも仲悪いんだwまあゲームでもあまり絡みはなかったからそんなもんか。


年が開け正月。千鶴は平助と初詣に来ていた。目的は一応、人の多いとこで鋼道を探すというものだが。しかし人が多すぎてあまり探せない。
願い事も済ませ、帰ろうとしたとき喧嘩が。後は一人で帰れるから、と千鶴は平助に喧嘩を止めてもらうよう頼む・・・というか、まあ喧嘩だーと嬉しそうに首を突っ込みにいったんだけどw

人ごみの中、なんと風間とばったり。警戒する千鶴だったが、今日は何もしないと言う。人も多いので送ってやると言う風間。警戒しまくったが、今までと違い無理やりに迫ってこない風間の後を一応追う千鶴。

本当に何もせず、送ってくれる風間にもうこの辺で良いと言うが風間は

「夕暮れ時の女の一人歩きは危ない」

と言った。その言葉に思わず吹き出す千鶴。何だと問われ、風間からそんな言葉を聞くとは思わなかったと戸惑いながら答える。するとニヤリと笑い、だったらいつも通りにしてやろうかと言われ慌てて否定する。

鬼は格式などを重んじる。物事の時と場所は選んで行動するからそんなに警戒するなと言う。


ムリだろwww

お前今までの行動をよおおおおおおおおおおおおおおく振り返ってから言えよwwまあ連れ去ろうとしただけで押し倒してきたりはしてないけどさw

町並みを歩き、こういったわびさびは美しいと褒める風間。しかし人間はこういうものを作っておきながら、無駄に争いそれらを壊す・・・愚かとしか言いようがない。
鬼は見た目こそ人間と同じだが傷の治りも能力も段違い。その特性に目をつけられ、利用されるか徹底的に排除されるかしかない。だから、鬼を守りたい。
ここに来て、風間の本心と今まで出来事が垣間見える会話が続きました。人間を見下す考えも無理ない事です。このあたりはゲームの風間ルートっぽい風間ですね。

新撰組の話になり、人間は金と権力にしか目が行かない愚かな生き物だと言う風間に千鶴は否定する。本物の武士を目指して、自分達の進むべき道を歩んでいると言うが風間は静かに言った。

「本物の武士か。それを目指すには、人間は弱い」


決して見下しての発言ではないそれに、千鶴は何も言えない。

そして屯所近くまで来ると、しばらく京を離れる事を千鶴に告げそのまま風間は去った。次に会うときは、今度こそさらうと言い残して。
その帰り道、美しい三日月に照らされどこか上機嫌の風間の前に。



土方と出くわす。これも何かの縁か・・・と笑い刀を構える土方と対峙するのだった。




最初の千姫との辺りは退屈で、正直今回ハズレか・・・と思ったけど後半からぐっと面白くなりました。やっぱ鬼が出るとイイね!面白いね!何より薫がいっぱい出てホックホクでしたw何このシスコンかっこよすぎる。声と態度がガラっと変わったところは見入ってしまいましたよ。
そして最後の風間の美しいこと。というか、最初のおみ足丸出しで声出して笑ったんですけどねw

最初こそ千鶴を狙う鬼という印象でしたが、その実、治世の先の先まで読んでおり鬼達を守ろうとしていた風間。上にも書いたけど雪村家を守りたいと思っていたのは意外だったなあ。嫁に来させることしか考えてないのかと思ってたので。
そして風間の本心を少し千鶴に聞かせることができたのが個人的にgjでした。千鶴はずっと人間として生きてきたので、鬼としての部分を知ってもらえたのが嬉しかった。

まあゲームルートで風間編はオマケ的扱いで、ファンディスクの方で本領発揮ですからね。でも実は千鶴の鬼ルート結構好きなので今回のこの話は結構嬉しかったです。
斎藤ルートのみガッカリ風間だったけど、その他は割りとカッコイイ風間だったので総合的に見て風間はかなり好きですよ。ああ、千鶴に嫁に行ってもらいたかった・・・

これで一応、映画を残して薄桜鬼は完結ですね。映画・・・・どうしよう・・・ううううううううううううん・・・・・・見に行きたいけどさすがに恥ずかしいわい・・・


だからなんでこのキーワードなんだよwおかしいだろww風間で登録されろやww


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