日常のぼやき

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地震予測できないのは罪?

2011-05-27 | Weblog
ちょっと気になるニュースがあったのであげときます。
地震専門家起訴

読めばわかりますが、地震の起きる前兆があったのにそれを言わず、専門家が起訴されたらしいです。
これは・・・一言でどうこう言える問題じゃないですが、2月にクライストチャーチ、そして3月に東北震災があったのでなんとなく気になってしまいました。
これは・・・どうすればよかったのかなあ・・・と考えてしまいます。おそらく背景としては、小さい地震が頻発はしていたけどそれが=大地震がくる、とは考えられなかったのかそれとも言って来なかった時批判されたり混乱したりするのを避けたかったのか・・・。

そもそもイタリアって地震多いのかな?と思って調べたら、結構多いみたいですね。うーん。これは難しい問題です。
死者が出たのがすべて専門家たちのせいではないとは思います。建物、町、その時どこで何をしていたのかが重なって被害状況というのは変わってきますからね。大地震起きても、耐えられる建物にいて助かる人もいれば、ヘルメットかぶっていてもまわりの建物倒壊に巻き込まれて亡くなる人もいるだろうし・・・。
実際地震がくるかも!と思っても、「避難してください」と言われて果たして何人の人が避難していたのかというのもありますし。
でもやっぱり「大地震ないから自宅待機で」はまずかったかな。専門家ですからね。素人だって「何か起こるんじゃないか?」って思いますし。
それとも「地震ないよ」って言ったのは何か科学的根拠でもあったんでしょうか?絶対的な自信のある何か。
でもねえ・・・東電の件もそうですけど、やっぱり混乱避けるためとか保身のために黙ってたんじゃね?と思ってしまいますね。ああ、えらい人達ですよ?社員さんが必死に頑張ってるのはもう重々承知してます。


普段ウチの会社でよくえらい人が言ってるのですが、一体自分達は誰のために働いてるのかよく考えろと言います。最近の人は自分のやりやすいように、いかに自分が楽できるかに重点をおいて働く人が多い。
お客様あっての製造業であって、私たちは「消費者に売ってやってる」わけじゃない、勘違いするな、ってね。消費者は何がなんでもウチの商品買わないといけないわけじゃないんだから、いらなければ誰も買わないしそうなったらあっという間に会社潰れるんだぞとくどいくらい言われてます。
本来みんな、そうであるはずなんですが・・・責任とかいろいろ出てしまうとそう簡単にいかなくんってしまいます。
でも責任追うのイヤだ!と思ったらその仕事自体できなくなってしまう気もしますけど・・・


何か起きてから苦しい思いするのはいつも事件事故を起こす当人達じゃないのだから、もう一度自分達は何をするべきなのか、何のためにその仕事をしているのか考えてほしいです。
とりあえず今回の起訴はどんな判決になるのかちょっと気になります。ただ海外のニュースというのはこちらであまり流れないので結末までは追えそうにないかなあ・・・


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