日常のぼやき

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DRAMAtical Murder 蓮ルート

2018-07-20 | ゲーム
DRAMAtical Murder 蓮ルート


蓮ルートになるとちょいちょい共有ルート内で選択肢が増えています。連を心配したり庇ったりする選択肢を選ぶと蓮ルートに突入。
プラチナジェイルに入る前にライムの辻斬りに合い蓮はダメージを受ける。ゲーム上のダメージなのでひとまず後で状態を確認することにしてプラチナジェイルに潜入、情報収集などをしていくが連の様子がおかしくなってくる。
蒼葉を拒絶するような態度や言動が増え、こんなこと今まで一度もなかったため蒼葉は混乱、少しずつ蓮との間に亀裂が入っていくのを感じた。連は突然蒼葉から逃げるように飛び出して行ってしまうことが増え、それを追いかけるうちに蒼葉のスクラップの力も徐々に暴走を始める。自分に語り掛けてきてスクラップを使うよう仕向けてくるのが自分自身だと気づいた蒼葉。

体調不良を我慢しつつなんとか蓮を見つけたが、連の様子がおかしい。調べてみるとワーム感染をしており起動できなくなっていた。工具もなく蓮は旧型の為パーツを手に入れることも困難となっている。
動かない蓮を連れたままオーバルタワー内を進む蒼葉だったが、そこでモルヒネの集団に捕まってしまう。その中心にいたのはウィルスとトリップ。二人はもともと東江の部下でモルヒネを動かし人の心を操る実験の補助をしていたという。
ウィルスが語った蒼葉の出生に関する事
・蒼葉はもともと東江の実験で生まれた存在。遺伝子操作されて人を操る能力を身に着けていた
・蒼葉には双子の兄もおり、兄のセイだけ東江のもとに残りずっと実験されていた(生まれた時蒼葉は死亡したと思われていたため)

要するに蒼葉の能力は天然ではなく作られたもの。セイは生まれた時から実験されてきて心身共に衰弱していてもう長くはもたない。だから東江は蒼葉を必要としているという。モルヒネに痛めつけられ意識を失う寸前、後から来た紅雀たちに助けられる。
ちなみにここで選択肢があり諦めることを選ぶとウィルスとトリップに拉致られ、ペットとして過ごすことになるバッドエンドとなります。そっちは割愛。
ひとまず落ち着ける場所へと移った一行。蓮が目覚めるが蒼葉に牙をむきライムの辻斬りを仕掛けられる。

ここからが超展開。一瞬わけわからなくなりそうでした。
蓮の気配をオールメイトの機体からではなく自分の中に感じた蒼葉(何で?)蓮は自分の中にもともといたのだと確信し(何で?)自分自身をスクラップし蓮と向き合うことに。

・・・めっちゃくちゃ強引な展開ですがまあいいです。


スクラップに成功して蓮と会話をすることに。
蓮はもともと蒼葉の中にいた別人格。能力の負荷に耐える為、幼いころ蒼葉は無自覚のまま自分の人格を3つに分けていた。今いる蒼葉は理性を司り、スクラップを使える蒼葉は欲望を、蓮は欲望を抑える抑止力を。その三人がバランス良くいることが心を保つことになっていたものの、成長するにつれそのバランスが崩れ始め蒼葉に連の言葉が届かなくなってきていた。欲望の蒼葉が表に出ることがほとんどとなってきていた。
そこで蒼葉がオールメイトの機体を拾い修理して使おうとしているのを見て、オールメイトに意識を移し外部から蒼葉に話しかけることで欲望を抑えようとしたという。
ライムは脳に直接働きかけるシステムなので人格が機械に移るという芸当ができた、らしい。

・・・何で??


いや本当にここ全然わからんのよ。何でやねんな?

まあとにかく連の作戦は成功。人格は蒼葉の中にありつつ、オールメイトの機体を手足とて使って蒼葉に働きかけることができるようになったためかろうじて蒼葉は犯罪に手を付けずにいた。

オラオラな蒼葉が犬に素行を注意されて言う事聞く姿が何ともシュール。


あとやっぱりオラオラな状態だった蒼葉が小型犬の機体を拾って使おうと思ったのがなんともシュール。まあ理性の蒼葉もちょびちょび表に出てたのでその影響なんだろうけどさ。というか、昔の蒼葉は理性と欲望は記憶を共有してたっぽいですね。

ただライムの事故(実際はモルヒネによる事故に見せかけた記憶操作)により蒼葉は記憶の一部を失い、それと同時に蓮も自分の役割を忘れてしまったため本当にオールメイトの蓮だと思い込んで今まで過ごしてきた。それがワーム感染したことでシステムに異常をきたしそのことを思い出したという。
ワーム観戦はオールメイトにひそかに搭載されている感情のシステムを開放するもので、それまでは特に気にしてなかった「感情」が一気に沸き起こった。最新型のオールメイトに対する劣等感や蒼葉が他の人と仲良くする事への嫉妬とかいろいろな感情が起こり、自分が蒼葉を独り占めしたいと考えていることに気づき絶望した。本来は蒼葉を守る役割であるはずなのにその使命を果たせない感情を持っていることに苦悩し、消えた方が良いのではないかと思っていた。

というところで蒼葉が切れ、蓮がいかに大切な存在かを訴えて説教。目に見えなかった二人のモヤモヤがすっきりわかって改めて絆を深めた感じです。ここはわかりやすかったです、クリアとかミンクに比べればとても。

現実世界に戻り東江から一人で来いと連絡があって、東江と決着をつけることに。
ライムで戦う事となり、東江のオールメイトはセイの意識が移ったもの。蒼葉が人格をわけたようにセイも意識を外に向けて生きてきたという。
ライムのバトルは東江が圧倒的に強く全く歯が立たない。蓮の案により蒼葉はセイに声の力を使って語り掛け、攻撃を止める。その隙に蓮が攻撃、戦いは勝利。東江はあっさりと負けを認めセイのいる場所を教えてくれる。
戦いとか人生とか彼なりの美学があるらしく、敗者は去るのが礼儀だと言っていたのでおそらく自殺でもするんですかね。

セイと会った蒼葉はセイの力により心の中に入り、ようやくセイと会話をすることができた。セイはもう長くはもたないので蒼葉の力で壊してもらうことをずっと願って生きてきたという。もうそうすることでしかセイの心は救えないと知り蒼葉は力を使ってセイを壊す。セイは感謝を伝えて消えていった。
セイの心から抜け出し自分の心に入った蒼葉はもう一人の蒼葉と会った。彼は蒼葉を傷つけようとか肉体を奪おうと思っていたのではなく、自分がそこにいることを蒼葉に思い出してほしくてずっと訴えかけていただけらしい。

もうちょっと他にやり方なかったんかい。

紅雀ルートとノイズルート完全に「体乗っ取るつもりだこいつ」みたいに解釈されてたやんけ。
無茶苦茶やってた過去から目をそらし続け自分の過ちなどを認めなくなかったため彼を無視し続けていたと知った蒼葉は欲望の蒼葉を受け入れる。

人格統合。


あっさりすぎねーか。


蓮はもうすでに蒼葉に別の人間だと認識されたため人格として戻ることはない。蓮にこうして会えるのも心の中だけ、寂しいなと思う。それは蓮も同じで本当は人の形として蒼葉の傍にいたい。離れがたい二人はお互いの気持ちを伝え、そのまま互いに触れ始めるわけですけど。


凄いことが判明。


いや、やるのはいい。なんていうか、もともとは同じ「蒼葉」なわけじゃん?感覚共有してるらしいんですよ。
やってるんだかやられてるんだかわからん感覚になってるという凄い状態に。


すげえや、その発想。
どう説明したらいいか非常に悩む。
要するに蒼葉は突っ込んでるような感覚もあるし、たぶん蓮も突っ込まれてるような感覚がある状態。

何でしょうねこの地産地消。(大混乱)


終わった後もオールメイトとしては一緒にいるので、これからずっと一緒だと約束して現実世界に戻る二人。
戻った先ではオーバルタワーが崩壊。実はこれセイが最後にやっていった仕事でした。全ルートタワー崩壊時セイがやったと思われる描写はありました。ただし蓮ルートやらんとわからんですね、セイがちゃんと出るのって蓮ルートだけなので。
で、蓮の機体を動かすと蓮の人格はなかった。蓮が意識を移さない状態の、本来の旧型オールメイトの犬の人格(?)しかなく蓮がどこにもいないことを知る蒼葉。一緒にいると言ったのに何故・・・?蒼葉は涙を流す。


1年後、蒼葉のもとに病院から連絡が。お兄さんが入院されてるので会いに来てほしいと言う。慌てて駆けつけるとそこに眠っていたのはセイ。目を開くセイに近づき気づいた。
瞳の色と、蒼葉の頬を舐める仕草。それは蓮だった。おかえり、と告げ終了。


と、いうわけで。
他のルートで語られなかった設定と伏線すべて回収しました。特にスクラップに関しては蓮ルートやらんとまったくわかりませんでした。咎狗でいうところのnルートってところですね。

感想としては、蓮が別人格だったとかのあたりがちょっと強引でしたけど普通に面白かったです。クリアやミンクルートに比べれば全然蓮と蒼葉のお互いを大切に思う気持ちが自然に伝わってきましたし。やっぱ会話って大事だと思うよ。ミンクは会話なし、クリアはあまり話がかみ合わないせいで何で気持ちが起こったのか全然理解できなかったので。


振り返ってみると蓮ルートが一番すっきりしますね。やっぱ総大将な立ち位置なだけあるわ。蓮の苦悩とかがわかりやすかったですし。一番好きかな?話的にも。蒼葉自身の苦悩とかもわかりやすく描かれていましたからね。
セイとの会話のあたりもちょっと強引だったけど、まあいいか。


一応すべてクリアしました。
全体の感想としては、設定は良いし面白いんだけど一人ひとりのルートがちょっと物足りないかな。スクラップという特殊な設定があまりいかせてないかなあという印象。後はまあ、蒼葉の性格嫌いじゃないけどあまりにも事なかれ主義な楽天的思考なのでちょっと感情移入ができなかった。
誤解しないでもらいたいのは蒼葉が嫌いってわけじゃないです。ただ深刻な物語の割にはあまりにも蒼葉の柔軟性ありすぎる考えに事がきれいに進みすぎたかなって感じ。すべてを受け入れる器の持ち主かコイツと思ってしまう。
でもよく読めば、面倒ごとが嫌だとか自分に閉じこもりがちだという設定があるので良い流れに流されてしまう性格らしいのでそういう方向に行ってしまうみたいですけどね。

咎狗がエロ抜いても面白かった分、今回ドラマダはどうかと聞かれると微妙な感じ。ストーリーとして楽しめたのは蓮と紅雀だけかなあ・・・人によって評価なんて変わりますので世間ではどう思われているのかわからないですけども。
メインディッシュは申し分ないけど付け合わせがいまいちな印象ですね。中途半端に終わる締めちらほらあったので。たぶんもう一回はやらないと思います。


まあ仕事でストレスマッハだったのでいい暇つぶしにはなりました。
たぶんBLやるのはこれが最後かな。どうしても強引にセクロスかます展開にもっていくのがちょっと、個人的にどうなんだろうなと思ってしまいます。話が面白ければいいんですけどそうでもない時は冷めてしまうので。

ちょっとぼろ糞に言ってるっぽい感想ですけど、普通に楽しめましたので興味ある人はやってみてね。


めっちゃネタバレしまくってますけど。


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