健康、薬、予防の医学!調剤薬局や薬剤師を上手に活用して健康増進、病気予防!

巷にはたくさんの薬剤師さんいますね。
調剤薬局、ドラッグストア、等々
お気軽に薬や健康のことを相談してみましょう!

右が従来の薬、左がジェネリック、ねっ、似てるでしょ!

2011年11月21日 | くすり
従来(先発)薬品とジェネリック(後発)薬品。

その名前も姿も余程の事が無い限り、なんとなく従来の先発薬に似ています。

それもそのはず、特許の切れた有名な薬剤を安く作り直して、そのシェアを奪おうというものだから

患者さんの持参したジェネリック薬品の中には名前なんか見なくても

「きっと、あの先発薬のジェネリックだ」

と勘付くものもある。

そして、それはほぼ、当たる。

それほどに似ているとです

そして、その薬効成分の化学構造は、先発薬と全く同じであります。(ここが違うのはジェネリックとはいいません。薬品の化学構造はあくまでも正確な全くの同一成分と言えます)

違うのは見た目、剤形や溶け具合、色なんかも多少違うかな。

とにかく、肉眼で確認できる範囲は差別化のためのバリエーションあります。

とはいえ、先発薬より小さい物や、飲みやすい物もありますし、こうしたジェネリックの登場のおかげで、先発品も従来の地位に胡坐をかいていられずに、負けじと、溶けやすい剤形、少ない服用回数、等々の自らの改良をしてきています。

これは、薬業界にとってはある意味、良い傾向とも感じます。



さて、そんな数多あるジェネリック薬品の中から、患者さん個人で

「これがいい!」

と選ぶことは大変!

そこで、薬剤師さんの出番です。

(えっ、私の薬剤師さんへのイメージ偏ってる?

・・・新しいヒーローのイメージなんだけど・・・)

とにかく、何はともあれ、調剤薬局の薬剤師さんに相談してみましょう!

例えば・・・

「ジェネリックはいい薬」とは言え、所詮は模造品・・・どうしても、確実に、効果を期待しなければならない場合は、臨床実績や使用データの豊富な先発薬品を選ばないとならない場合もあります。

その反対に・・・

薬剤費の軽減を考えるのであれば、一生飲むことになる「血圧の薬」や「コレステロール
の薬」を、効果が変わらないのであればジェネリックに変更すると、年間を通すと凄くお得になってしまう!

そんなジェネリックにも、製造会社がいろいろあって、なんと、先発薬品の会社だって、子会社にジェネリックの部門を任せて、自分とこの純正のジェネリックを作っていたりするではありませんか

私も昔、院内の先発薬を事務課からの依頼でジェネリックに変更する際に、医師とさんざん検討したことがある。

処方しやすい名前、錠剤の大きさ、溶けやすさ、価格、等々・・・

そこで、皆さんが薬剤師さんにジェネリックの相談をする際に注意したいのは

「入荷のしやすさ」

そもそも、ジェネリックは種類が多すぎて入荷しにくい、という難点もあって薬剤師サイドに選択権は移ったので、在庫の有無も最近はさほどでもないけど、やはり薬局によって得意不得意はあるのです。


まとめますと、ジェネリックへの相談ポイントは

「効果と安全性」 「価格と飲みやすさ」 「在庫の有無と流通の具合」

です。この3点を聞き逃さない様にして相談に行きましょう!










薬剤さんはみんな、あなたや患者さんの味方です!

「一生懸命に対応させて頂きます!」



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
(^o^)/ (香世)
2011-11-21 20:23:58
後ろにあるコップの絵が気になります!!

私が今働いている薬局にはレンジャー隊(レッドとブルーとグリーン)がいます(^_-)


私はまだまだ黒子ちゃん…早く入隊したいです(>_<)


今の薬局はそんな遊び心があって大好きです☆
それは楽しそう! (RAKUTO)
2011-11-21 20:53:27
やはり、職場にも、恋人同志にも、楽しい刺激が無くっちゃね!これからクリスマスに向けて、ステキなサプライズが日本のあちこちで起こるんだろうね