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「容疑者Xの献身」すごい!!!

2006-01-21 15:56:37 | 大好き図書館新刊etc

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本年度直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」を読んだ。
半日かからず読み終えた自分にビックリした。


それ程までに「引き付けられる内容」と「無駄のない文章」。
出だしは結末の鍵となるエッセンスが散りばめられ、
中程から後半にかけては大学時代を共にした数学者Xと物理学者湯川の尊敬し合う深い友情。
後半からラストにかけては容疑者Xの無限(∞)に近い愛。


最近読んだ「白夜行」もすごい!!と思ったが、また異なったすごさが「容疑者Xの献身」にはある。
数学者Xの不器用な愛情表現、愛深き故に自分をおとしめてまでの完璧な犯罪。
物理学者湯川、Xへの尊敬し深い友情がなければ生まれなかった推理。
読みながらも勿論、読み終えてからも涙が出ていた。


しあわせレシピ:本が教えてくれる大切なもの、人生にも大切かも。



『白夜行』

2006-01-08 13:11:57 | 大好き図書館新刊etc
『白夜行』を読み終えた。
今余韻にひたっているけど、ちょっと後悔している事がある。
あと残すところ20ページ位のところで外に出る用事が出来た。


その帰りにTUTAYAに寄ったら
『白夜行』のドラマの宣伝用DVDが、すごいスペースを使って並べれられていた。
そのDVDにうっかり手を伸ばしてしまった。
ホントうっかり
http://www.tbs.co.jp/byakuyakou/


綾瀬はるかと山田孝之が何故か水中で裸と思わせる状態で寄り添っている。
キャッチコピーも「愛する事が罪だった、会えない事が罰だった」と
妙に胸を打つ。
まんまと手に取りそのDVDを隅から隅まで見てしまった。
そのお陰?!で残り20ページは、DVDパッケージのイメージをぶつけて読んでしまった。


うぅぅぅぅん。
「宣伝スタッフってすごいのね。」と多くは語らないでおく。
DVDの表紙となっている『裸と思わせる格好で2人が水に入る』必要性はあったの???
「幼少の2人が仲良さそうに走っている後姿」もなかなか罪作り。


しあわせレシピ:後悔を糧にする!!考える事も増えるしね。



『白夜行』、東野サンすごい!!

2006-01-07 12:52:09 | 大好き図書館新刊etc
東野圭吾さんの『白夜行』を今週中頃から読み始めた。
文庫本なのに850ページ超えている。
いつものrakuならこの厚さを見てビビッテしまう(ノ゚ο゚)ノ。


『白夜行』、ドラマ化もする。
ドラマが始まる前に読み終わらなければ!!
という変な使命感に操られ一生懸命に読んでいる。
この使命感は何?
きっと「ドラマのストーリーを知っている」というだけの優越感だと思う。
( ..)ヾ
でも始めたら面白すぎる。
残り100ページ弱、今日読み終えるかと思うと、
ワクワクと寂しさの共存した不思議な気持ち。((o(;б_б)o))


しかし東野さんてすごい。
他の作品もそうだけど、彼の作品は、
大脳だけで読むのではなく、海馬をフルに使わなければいけない。
(覚えなければいけない事を一旦処理し、この情報が大脳へ運ばれる)
いつものすっとぼけたrakuではダメ!!(≧ヘ≦)


・・・実はヘンテコリンな人間関係の図をメモしながら読んだ。
こんなの東野サン本人が知る事となったら「フッ」と顔も見ずに笑われそうだ。
いや、東野サンフアンの人にもそうだろう。
まぁ、これでraku本人が読みやすいのだから多めに見てもらおう。


しあわせレシピ:自分流、結局心地いい。