２０２０年５月１５日（金）

TRAVERSEの白善アクション監督プレゼンツ　みんなでTRAVERSE応援動画がアップされました。その経緯、その動画の説明など．．．。

TRAVERSEキャストが一人一人リモートで撮影した動画をつなげて出来上がった作品です。みなさん元気になっていただけたのではないでしょうか．．．

映画の方は、少しお休み頂いていますが、再開の目処が立ちそうで、栃木、広島、愛知の刈谷．．．その先順次ロードショーですので応援お願いします。

この苦境をみんなで乗り越えて、元気が出るように頑張っていこうと思います！

道やりませんかは、３年目．．．入門編から初級編に．．．難しくなりますよ！みなさん！(笑)

新型コロナウィルスの関係で自粛が増え、リモートの仕事、学校の授業が推奨されていますが、そういうことを有益に使っていくのは大事ですが．．．

記号性と身体性の話。

記号性と言いますが、主に耳と目から入ってくる情報をとることが多くなってくると思いますが．．．

身体性．．．身体で感じることでしかできないこと．．．例えば風を感じることとか．．．皮膚感覚だけでなく、身体全体で感じること、もっと言えば人の気持ちを察するとか、雰囲気を察するとか、目や耳ではよく解らない情報を察するとか、人の顔色を伺うとか、森に行って気持ちよさを感じるとか．．．見えるものや聞くものだけじゃないものを感じたり、皮膚感覚や嗅覚もあるんでしょうけど、その奥にある能力もフルに使って感じる．．．それを身体性と言います。

文字を読んだり、画像を観たりとかの目や耳から入ってくる情報をとっていくという記号性が多くなっていきがちな現代で、カウンターバランスで、そういう時代だからこそ、身体に由来している五感の向こう側も含めてフルに自分の身体を感覚化して感じていく能力が大事なのですが、それが衰えるというか、偏っていきがちというか．．．。

便利さを享受していく一方で、カウンターバランスで身体というものをもっと感覚を研ぎ澄ませていったりとか、五感をフルに使っていって、その向こう側、第六感とか言いますが、そういう感覚を鋭くしていくことは、現代人にとって大切なことでは．．．と。

便利になって失われていくものを、どうやって取り戻していくかということも、武道の中では重要な目的のひとつだと思います。

武道だけじゃないですが、身体自体を感じることとか、より自然に接するとか、身体で感じることとか、目で見えないこと、耳で聞こえないことをなるべく身体全体で感じられるようなことをみなさんがやられていくと、埋まっていくんじゃないかと．．．

そういうことが失われていくところから、心の不安が出てくるという説もあるぐらいですから、身体性．．．是非、身体を研ぎ澄ませていくような機会を意識してやっていただけましたら、身心の健康に繋がるのではと。ここを乗り切ったあとも元気に頑張れるのではないかと．．．。

というお話でした。