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Rainbow EXPO ~社会の五面記事~

もう一つのapricot club

ちょっと横槍

2006年03月02日 22時29分51秒 | スポーツ

私が言う事ではありません。
私が言う筋合いでもありません。だが・・・言っておきたい。

日本のプロ野球、読売ジャイアンツの渡辺恒夫球団会長が巨人ファンの財界人による「燦燦会(さんさんかい)」でのあいさつで「オールスターまでに(2位に)3ゲーム差。最終的には10ゲーム差で優勝」と希望を交えながら言い放ったそうな。

私もそれなら一言、言いたい。

「巨人は優勝しないで欲しい!」

選手や監督を始めとする現場スタッフが嫌いなわけではありません。
巨人ファンの方が嫌いなわけではありません。

渡辺○○球団××という方が嫌いです。

以上

めざせ!ツール・ド・フランス

2006年03月01日 22時17分05秒 | スポーツ

トリノ冬季オリンピックが終わりました。本日よりブログ再開します。
日本のメダルは、フィギュアスケート女子シングル荒川静香の金1つだけとなりました。前回のソルトレークからメダル数-1ですが、金メダルは長野以来となります。複雑ですね。

さて、今回は日本語に訳すと「黄金のジャージー」、すなわち「マイヨ・ジョーヌ」。そんなジャージをまとうのを目標に目指す、世界最大の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」をめざす日本純正チーム「バン・サイクリング」が結成されたという話です。

「ツール・ド・フランス」に出場するには、「ツール・ド・フランス」に出場できる名門チームに所属し、かつそのチーム内で「ツール・ド・フランス」に出場できるメンバーに入らないといけません。日本の自転車競技と言えば、2004年アテネ五輪でチームスプリントで銀メダルを獲得しました。その前では、アトランタとロサンゼルスで男子が銅メダルを獲得していますが、いずれもケイリンに裏打ちされた短距離種目でのメダル獲得実績があります。オリンピックにもロードレースがありますが、出場はあるものの上位の成績は残せていません。
今回、結成されたチーム「バン・サイクリング」は、100%ツール・ド・フランスのためのチームと記者会見で言っています。2010年を目標に日本初のスポンサー支援だけのプロチーム。まずは、フランス、スペインなどで36レースに出場する予定だそうです。ここで実績を残し、「ツール・ド・フランス」に出場できるチームにしないといけません。世界三大グランツールの中で「ジロ・デ・イタリア」は日本人出場実績は少々ありますが、「ツール・ド・フランス」は今中大介選手のみです。この時は他選手のアシストに回り活躍しましたがタイムオーバーで完走できませんでした。出場だけでも難しい「ツール・ド・フランス」。出場できるチームになって欲しいものです。

トリノチョコレート

2006年02月07日 00時29分23秒 | スポーツ

トリノオリンピックまでのカウントダウンが始まっていますが、ロッテ・ガーナが男女800人を対象に14日のバレンタインデーで「チョコをもらいたい」トリノ五輪日本代表選手は?(女子の場合はあげたい選手)というアンケートを実施し発表しました。
もらいたい第1位は、女子フィギュアスケートの安藤美姫選手が37.5%、第2位は、フリースタイルスキーモーグルの上村愛子選手で23.3%だったそうです。
逆に「チョコをあげたい」選手の第1位は、ノルディック複合の高橋大輔選手の33.8%で2位のスキージャンプの原田雅彦選手を大きく引き離してトップだそうです。
高橋選手のコメントは「お返しはリンクの上でしたいと思います。愛を込めて滑ります」という。非常に楽しみですね。
私? イリーナ・スルツカヤでしょ。
えっ、ロシア人だって? さらに、人妻じゃないの? という突っ込みは却下です(笑)。


華麗?なオニハソト

2006年02月03日 19時40分09秒 | スポーツ

今、東京では、女子テニスの東レ・パンパシフィックオープンが開催されています。
そして今日は節分という事で今大会に出場中のマリア・シャラポワ(ロシア)とマルチナ・ヒンギス(スイス)が記者会見場で節分の豆まきをしたそうです。
内容は、鬼の面をかぶった記者たちに容赦なく豆をぶつけて「オニハソト」と言うもの。記事によると、日頃追い回す記者たちを相手に鬱憤を晴らしたそうで、シャラポワ選手は、 「メディア相手に豆をぶつけるなんて、リベンジのようで楽しい」とコメント。ふだんは気難しい顔で質問に答えることが多いが、この日ばかりはリラックスした表情で記者会見に臨んだそうです。
試合とはいえ来日中の二人に日本の文化というか習慣に触れてもらうという試みは面白いと思います。
この二人は、準決勝で直接対決。豆ならぬ、熱戦のぶつけあいも非常に面白そうです。

第2回女子ゴルフのワールドカップのブログ舞台

2006年01月24日 23時27分52秒 | スポーツ

宮里藍選手と横峯さくら選手の2人が出場した第2回の女子ゴルフワールドカップ。
結果は、優勝はスウェーデン。連覇を狙った日本は12位タイとなりました。参加国は20カ国でした。
私的には、第1回よりも見所多かったと思います。日本チームの2人のバランスが良いし、参加選手も昨年の第1回よりもレベルが高いから等です。
さて、今回は、敗因がラフに入ってしまったからなどと語るのではなく、二人がそれぞれ自身のブログを開設していますが、そのコメントが対照的であった事を述べたいと思います。
結論から言ってしまうと宮里藍選手のブログが非常に荒れています。
期待はずれ、生意気等、誹謗中傷が非常に見てとれるもので、いろいろ彼女自身も考え悩んだと思ったのでしょう、1/22には、コメントを2回出し、ファンのみなさまの理解を得ようと必死な様子が見て取れます。
横峯さくら選手は、最終日のストロークプレーは全体の7位だったせいか、労いの言葉がコメントに寄せられています。
宮里選手は、男子ツアーの開幕戦にも出場、来年(今年)US-LPGAツアーの準備等で到着が試合の2日前という厳しい日程をこなした部分もあるのでしょう。一昨年の優勝の立役者が、このような形で誹謗中傷にさらされるのは、非常に残念でなりません。

宮里藍選手のブログ
http://www.ai-miyazato54.com/blog/

横峯さくら選手のブログ
http://sakura.livedoor.jp/

止まらない、連続58時間!

2006年01月17日 14時35分58秒 | スポーツ

この時間は、バスケットボールの試合でかけた時間です。
慈善事業の募金のために全米大学バスケットの強豪であるデューク大とノースカロライナ大が、14日のAM8:00に試合を開始し、16日のPM6:00まで試合を行なったそうです。これまでの世界記録は、ギネスブックによると30時間ぐらいなそうなので倍近い記録更新となりました。
結果のほうは、3688-3444でデューク大が勝利。募金は6万ドル集まったそうです。
記事には詳しく載っていませんが、さすがアメリカというスケールの大きさ。町や村のイベントではなく、全米大学バスケの名門同士の対戦というところが、私には驚きでした。審判の方も当然交代制ですよね?参加者のみなさまお疲れ様でした。

ドイツサッカーワールドカップの開会式が中止だってさ

2006年01月14日 12時34分17秒 | スポーツ

FIFA、国際サッカー連盟は13日にサッカーワールドカップドイツ大会で6月9日の開幕戦に先立ち同月7日にベルリンの五輪スタジアムで予定していた開会式を中止すると発表しました。ほぼ完売していた最高750ユーロ(約10万円)の入場券は払い戻されます。
FIFAは総芸術監督のアンドレ・ヘラー氏らに、芝生を傷つけないような演出を要請したが、折り合いがつかなかったという事だそうです。開会式は「ガーラ・ベルリン」と名付けられ、歌や踊りのほか、ペレ氏らW杯で活躍した元選手らも出演し、世界のサッカーの歴史などを紹介する内容の予定で、総費用は2500万ユーロ(約35億2500万円)らしいです。
この記事を読んで思うのは、FIFAってなんなのよ、という事です。開会式を芝で傷つけないようにやれというほうが無理でしょ。
しかし思うところありますが、オリンピックの開会式は、過去の大会で何をしたか印象が残っているものですが、サッカーワールドカップの開会式は印象に残るシーンはあまりないように思います。FIFAのこのような注文がそうさせているかと思いますがいかがでしょうか。
私からFIFAに意見あり! 「別会場でやればいいじゃん!」
おそまつでした。


プレーヤーズ選手権が2007年から5月第2週に開催

2006年01月13日 20時03分37秒 | スポーツ

ゴルフのアメリカPGAツアーは、2006年シーズンが先週のメルセデス選手
権で開幕したばかりで来年のスケジュールの詳細はまだ明らかにされていないが、
例年3月に行われていた準メジャーとされる大会の「プレーヤーズ選手権」が2
007年シーズンから5月の第2週に移動する事になりました。
10月開催の「WGCアメリカン・エクスプレス選手権」が代わりに3月にドラ
ルで開催されることになるようです。
※ドラルとは、フロリダ州にあるゴルフコースの事。3月の時期にはフロリダ州
で開催される大会が固まっている事から3月開催に移ってくる「WGCアメリカ
ン・エクスプレス選手権」の開催地が、フロリダ州のドラルリゾートにあるコー
スで開催されるという事になります。
「プレーヤーズ選手権」のスケジュールが変わる点についてPGAツアーコミッ
ショナーのティム・フィンチェム氏は、「プレヤーズ選手権を5月に開催するこ
とはプラスに働くと考えられます。4月のマスターズ、5月のプレーヤーズ選手
権、6月の全米オープンと毎月ビッグイベントが行われることになりますからね。
この5年間でプレーヤーズ選手権はさらに大きな大会へと成長し、スケジュール
を変えなければならないと判断しました。また5月に実施する大きな理由は3月
よりもいい天候と長い日照時間に恵まれ大会に相応しい、ドライで硬いコンディ
ションが実現でき、ファンがもっと楽しめるからです。日照時間が長ければ中継
時間を工夫することもできますから視聴率も上がると見込んでいます。いずれに
しても様々な要素を検討した結果、プレーヤーズ選手権の5月開催を決定しまし
た」と語っています。
「プレーヤーズ選手権」は、17番のショートホールがアイランドグリーンで有名
なTPCソーグラスで開催される大会で、非常に面白い大会です。5月の場合は
どんな”彩”のコースで見れるのでしょうか。楽しみです。

コロンビアサッカーの受難

2006年01月10日 09時15分55秒 | スポーツ

サッカーコロンビア代表のエルソン・ベセラ選手が、同国のディスコで踊っていたところを射殺されたというニュースがありました。享年は27歳。
ベセラ選手は、現在UAEのクラブに所属するFWの選手。2003年フランスで開催されたコンフェデレーションズカップで試合中に倒れて急死したカメルーン代表DFフォエ選手をピッチで助けようとしたことで知られている選手です。
地元警察の調べによると、数日前に友人と一緒にバーを訪れた時、何者かと口論になり、襲撃者は、ディスコで射殺の機会をうかがっていたとの事。現在容疑者は逃走中だが、その人物は特定していると発表しました。
ご冥福をお祈り致します。
それにしてもコロンビアは怖いところですね。1994年のアメリカW杯でオウンゴール(たぶん当時は自殺点)を献上したエスコバル選手も帰国後に殺された事件がありました。
ちなみに今回のドイツW杯にコロンビアは参加しません。

W杯、ラグビー編

2006年01月09日 11時49分15秒 | スポーツ

2011年のラグビーのW杯は、ニュージーランドで行われます。
(ちなみに2007年はフランスで開催されます)
この2011年は、日本も開催に立候補したものの、ニュージーランドに敗れたのです。
その際、日本はラグビー発展のために欧州、オセアニア、南アフリカ以外の開催を求めて選挙運動をすすめたものの、IRB(国際ラグビーボード)は、収益面が第一である事を開催条件として投票を開始しました。
結果は第1回投票でニュージーランドに1票差、決戦投票で3票差で敗れたのです。
確かに日本でのラグビー人気は、今一つ。しかしながら日本に投票してくれた方々は、初のアジア圏での開催での意義に1票を投じてくれたと信じて止みません。
この開催決定の投票は、昨年の11月の私が夏休みを頂いている時にありましたのでブログで取り上げられなかったのですが、何でも投票のやりなおしをアジア連合がIRBに対して要求していたのです。その要求内容は、秘密投票だった上に得票数が公開されなかった投票は「透明性を欠き、不正が行われた余地がある」との事。そしてその回答としてIRBは、英国の法律事務所を通じて提出された要望そのものが、アジア連合の意思を反映したものではないと退けたのです。昨年の投票は、約20人の理事による秘密投票で、理事会の冒頭で各投票の得票数は公開しないことを決めていたもので、私から見て「きな臭い」感じがします。
ただ、日本で開催しても運営がうまくいくか。国内でのラグビー人気の起爆剤となるか等諸所の問題もありますが、過去全てのW杯に参加していながら、わずか1勝しか挙げていない日本代表が開催国に相応しい成績を上げることができるのかというと、確率はかなり低いを言わざるを得ません。W杯を生で観戦したい面もあるので複雑な気持ちですが、W杯の舞台でまずは、決勝トーナメント進出を果たして、国内でラグビーを盛り上げてから、招致するという手順のほうがよろしいかと思います。

ワールドカップが川崎で開催決定!

2006年01月04日 10時17分07秒 | スポーツ

ワールドカップといっても競技は様々であり、競技によっては、その大会の権威も様々です。
今回取り上げるワールドカップは、アメリカンフットボールです。
開催は来年の2007年で参加国は6カ国。既に開催国の日本、アメリカ、そしてスウェーデンの本大会出場が決まっています。
この大会は、来年の川崎大会で第3回になりますが実は、日本は大会2連覇中であり、日本以外の優勝国は生まれていないのです。

日本は世界でアメリカンフットボールがうまい国なのだ!・・・・・
これはすごい。

という事であまり知られていないと思うので以下に過去2回の結果を掲載しましょう。
第1回:1999年イタリアのパレルモ
1:日本、2:メキシコ、3:スウェーデン、4:イタリア、5:オーストラリア、6:フィンランド
第2回:2003年ドイツのフランクフルト
1:日本、2:メキシコ、3:ドイツ、4:フランス

見ての通り、過去にアメリカは参加していないのです(笑)。今回は、アメリカは出場との事ですが、NFLの一流選手は恐らく出場しないでしょう。
出場しなくてもカレッジの選手のチーム編成ならばアメリカが勝ちそうな気がしますがいかがでしょうか。川崎は近いので、時間があれば生観戦したいと考えております。

本題から外れますが、箱根駅伝駒沢大学と高校ラグビー啓光学園の5連覇はいずれも阻まれましたね。難しいものです。

新年一発目は、箱根駅伝関連から・・・

2006年01月01日 01時07分18秒 | スポーツ

新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

さて、2006年はスポーツ界では2大イベントがあります。
1つは、トリノ冬季五輪であり、もう1つは、サッカーワールドカップです。

しかし今回は、明日号砲の毎年正月恒例の箱根駅伝に関する秘話を語りましょう。
箱根駅伝の正式名は、「東京箱根間往復大学駅伝競走」と言い、今年で82回目を迎えます。2年前の第80回大会から箱根駅伝80周年を記念して金栗四三賞が創設されました。
この金栗四三(かなぐりしそう)は、日本マラソン界の父とも呼ばれますが、日本が初めてオリンピックに参加した1912(明治45)年の第5回ストックホルム大会に参加した2人のうちの1人です(もう一人は、短距離の三島弥彦で旗手も勤めました)。金栗選手は、今大会のマラソンに出場しますが、参加選手68人中34人が棄権するという気温の高い過酷な条件下で行われました。金栗選手も、その中の一人となり、26.7kn地点で日射病で途中棄権してしまいます。金栗選手は、その後も五輪マラソン代表選手として出場しますが、第6回ベルリン大会は、第1次世界大戦で中止、第7回アントワープ大会では、完走するも16位。第8回パリ大会では、32.3kmで途中棄権となり、悲劇のランナーとなってしまいました。
そんな彼は、沢田英一と野口源三郎との3人で次世代のランナーを育てようとアメリカ大陸横断駅伝という構想を練ったが、参加校数が減ったため、東京箱根間におちつき、ここに箱根駅伝が産声を挙げ、現在に至っています。
ここまでのストーリーでも感動するのだが、金栗四三の感動ストーリーは、まだ続きがあります。それは、1967(昭和42)年、金栗75歳の時にスウェーデンオリンピック委員会からのオリンピック記念行事への招待状からはじまります。そこには、「あなたがゴールするのをお待ちしております」とあり、途中棄権した場所から再び金栗四三は走り出し、ついにはゴールしたのです。
この時のアナウンスは「日本の金栗、只今ゴールイン。タイム、54年と8カ月6日5時間32分20秒3、これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の全日程を終了する」と流れ、拍手と歓声が鳴り響きました。
この54年8ヶ月6日5時間32分20秒3という記録は、オリンピックの公式記録として認定されています。

そんな彼が企画者の一人である箱根駅伝。今年はどんなドラマが待っているのでしょうか。楽しみにしています。

サッカー上の恋人たちへ、いかが?

2005年12月28日 00時54分00秒 | スポーツ

御茶ノ水から少し歩いたところに日本サッカーミュージアムがあります。ここは、日本
サッカー協会のビルになりますが、このミュージアムで結婚式が挙げられるのです。
日本サッカー協会が結婚式場として提供するプランを発表し、なんでも既に募集を開始
しているとの事です。普通は式場でしょうが、ユニークな例としては、船上とか、空港
とか、スタジアムとか、いろいろありましたが、サッカーミュージアムというのはこれ
またユニークです。雨天でもできるというのが利点でしょうか?私もこのミュージアム
には行った事ありますが、式を開くほど広くはないと思うのですが・・・(まさか展示
物をどかしてというわけでもないでしょうし・・・)。
料金が38万円という事で、小さな結婚式をしたいという方々にはオススメでしょう。
詳しくは、ホテル東京ガーデンパレス(03-3813-6211)までどうぞ。
※電話番号が間違っていても当方は責任を持ちません。

WBCって何やねん?

2005年12月27日 09時40分47秒 | スポーツ

今回取り上げるWBCは、World BoxingCouncil、 世界
ボクシング評議会の事ではなく、ワールドベースボールクラシック(敢えて
カタカナで)の事です。
既に日本代表は王監督から29人発表され、残り1人は、ニューヨークヤン
キースに所属する松井秀喜選手のための空きでしたが、先日正式に参加辞退
を王監督に伝え了承されたとの事だ。
私の意見としては、WBCなんてものに参加なんてしなくてもよいのではな
いかという疑問が再燃してきたというところです。以下に3つのファクター
を述べてましょう。
1つめとして、そもそもシーズン開幕直前での開催であり、アメリカ主導と
いう事で参加するかしないかを日本の選手会側でそうとう議論されています。
野球という競技に関しては、アメリカに次ぐ歴史を持ち独特の野球観があり、
強豪である日本の不参加はアメリカにとって今大会の開催意義は薄れるもの
として参加を訴えてきた推移があり、次回については開催期間等について同
じテーブルで議論をするという合意を取り付けて今回参加という事になって
います。
2つめとして、WBCのルールを取り上げます。この大会は、前述した通り、
メジャーリーグ機構の主導で開催が決定したこともあり、大会のルールもメ
ジャーリーグ側が検討していますが、その内容は投球数に制限を設けたり、
野手の出場イニングに制限を設けるという事も含まれています。開幕前のた
め選手の負担を減らそうという事、多くの選手を出場させようという配慮か
らでしょうが、こんなルールで野球は成り立つのでしょうか。あと2イニン
グで完封という場面や、あと1本で連続安打という時にルールによって選手
交代されては面白味がないし、残る記録という面で水を差す事になってしま
うのではないでしょうか。
3つめとして、メジャーリーグ側が主導で開催し、検討しているにも関わら
ず、結局は非協力になった事です。当初は大会出場に難色を見せていたヤン
キースからも、A・ロドリゲスやジーターらも出場予定だったのです。とこ
ろが最近になって彼らは出場を辞退しました。イチロー選手、井口選手、そ
して大塚選手が出場するのに、今回の松井選手の辞退には特定球団からの圧
力があったのは明らかでしょう。
以上3つ取り上げましたが、こんな大会を見て面白いでしょうか。実際に開
催されて見るべきものはあるかもしれませんが、見た後で、「シーズン開幕前
でいくつかの選手に真剣なプレーが見られなかった。」「こんな変則ルールだ
った。」、そして「あの一流選手が球団圧力で出場していなかった。」などと後に
引くような大会にならないでしょうか。
どうも、野球というのは、国内でも世界でもサッカーに比べて元締めの組織が
ファンの視点になった考えというものに欠けているように改めて感じました。

ソフトボールにも殿堂はあるんですね

2005年12月21日 10時53分44秒 | スポーツ

シドニー、アテネ両五輪でソフトボール女子日本代表を指揮した宇津木妙子前監督の国際ソフトボール連盟(ISF)殿堂入りを祝う会が20日、群馬県高崎市内のホテルで約200人のスポーツ関係者を集めて盛大に行われたとの事。

日本の指導者として初めて殿堂入りしたとありますが、国際ソフトボール連盟のHPへ行くと、確かに指導者としては初めてで、殿堂リストから確認すると1981年から2年毎に選出されているようで日本人の受賞は過去に2人居ます。
1人目は、1993年の宍倉博氏がアンパイアで受賞。氏は既に故人だが、元日本協会の副会長を勤めた人物。
2人目は、2003年の加藤宗司氏が同じくアンパイアで受賞。氏は元日本協会の審判部長を勤めた人で国際審判員としても活躍しアジア諸国での審判技術での指導も評価されました。
そして、今回の2005年の受賞に宇津木監督が選ばれたました。当然ながら日本人女性では初であり、指導者としても日本人初です。宇津木前監督は「本当に感謝でいっぱい」と涙ながらにあいさつ。夫の幸男さんから「彼女の努力は金メダルに値する」と両五輪で届かなかった純金製の「金メダル」を授与され、最後は教え子の五輪代表選手から胴上げで祝福されたといいます。
本当におめでとうと言いたいし心から拍手したい。宇津木監督の姿はプロジェクトXでも取り上げられたほどですし、ソフトボールという競技の発展や認知度を国内で上げた功績もあるでしょう。私のHPでも書いていますが、ノックが非常に芸術的で見る価値ありです(私は日本プロ野球の監督やコーチよりもうまいと思っています)。

さて、ここまで宇津木監督を持ち上げましたが、2005年の受賞には、もう一人居るのです。しかも、選手として日本人初受賞で、その快挙を達成したのは、三宅豊氏です。
氏は元日本代表のエースで現在日本協会選手強化本部長を勤めている方。現役時代は、腕を風車のように回して投げる「ウインドミル投法」で日本体育大時代は全日本大学選手権を4連覇。群馬教員クラブ時代は速球を武器に数々の記録を樹立し世界選手権にも4度出場したという経歴を持っています。
今回の受賞でもコメントで「ソフトボールを世間に認知させたい思いで、打者と勝負するだけでなく社会と勝負するつもりでやってきた。それがこんな形で認められたことは結果としてありがたい」と語り、感謝していたそうです。さらに「ソフトボールが野球の女性版としか見られていない。競技人口は世界的にも男子の方が多い。本来は男女で五輪競技に入るスタンスを忘れてはいけない」と力説したそうです。
ご存知の通りソフトボールは2012年ロンドン五輪から実施されなくなり、次回の2008年北京大会が最後となります。1996年のアトランタ大会から正式となったので、わずか4大会で正式競技から外れるのです。そこで「また戦いが始まった。これで終わったとは思っていない」と笑顔で言ったそうです。
知名度では宇津木監督より劣ると言わないといけませんが、競技発展向上のため、現役時代に情熱をそそぎ込んだソフトボールに、今でも情熱を傾けているコメントでした。三宅強化本部長にも、是非がんばってもらいたいものです。