今日もいいお天気ですね~。
土曜日は雨だと言われていたけど
まぁそれなりのお天気になってくれて
(寒かったけど。)
日曜日は快晴で
おかげでとても良い週末を過ごさせていただきました。
そぅ、この土日は、
この通り、
名古屋に登場してきたノダ!!
ぃやぁ~、ほんまに楽しゅうございました♪
ありがとうございました。
お目にかかれて嬉しかったです。
まさか、このブログで繋がりをいただいた方とお会いできるとはネ~。
びっくりしたのは
初対面とは全く思えなかったことですね。
いろーーーんな話を聞かせていただきました。
(私の話もだいぶ聞いてもらったョ。)
今日は野田の目に映ったお二人のことを書きたいと思います
が、
つぃ面白おかしく書いてしまっては失礼なので
お二人に敬意を表し、読み物風に書いてみましょう♪
面白おかしく思い出すのはまた今度。。
(書く気か!! さっきの敬意はどこに行った!?)
「絶対ここが綺麗になった方が住みやすいし、彼に心地いい家で暮らしてほしいなって思ったの」
彼女はたくさんの要らない物を処分し、リフォーム完了に辿りついた今、
これを成し遂げたいと思った動機をそんなふうに語った。
すっきりとした室内は動線の不便さが全くない。
ソファもテーブルも、ベッドもカーテンも何もかも全てが、リフォームされた部屋にマッチして心地良い空間を生み出している。
大きなテレビの後ろ側にだけ、他の壁とは違う目立つ壁紙が貼られているのが、何とも言えないお洒落さだ。
「広いし、素敵ですねー。良かったですねー」
私がそう言うと、彼は特に何も言わずニコニコしながら頷いている。
「途中で何度も挫けそうになったの。自分がしてるのは余計なことなんじゃないかなぁって思ったりね……」
彼女の話からは、今に至るまでの道が、決して平たんではなかったことが伺える。
広い家に住みながら、主な生活空間は押し入れの中。
あの猫型ロボットと同じタイプのベッドを愛用する彼は、
その不便さを解消したいとはなかなか思わなかった。
そんな彼を、ずいぶん時間をかけて説得した。
すっきりした家、人を呼べる家、腰痛でも過ごしやすい家、
そこでの生活がどんなにも、今より良いものかを、彼女は根気強く話したのだ。
そんな経緯があって始めた片づけやリフォームでも、
やり遂げるまでの間に何度も挫けそうになったというのだ。
何年も連れ添った夫婦のように見える二人。
まだ青いカップルみたいに、つまらないケンカや誤解から生じる行き違いは無いんだろうな、
と感じさせる、そんな雰囲気が漂う、大人の二人。
でも、
そうでもないらしい。
そりゃそうだ。
一緒に過ごしていればいろんなことがある。
二人で過ごす時間が長くなるというのは、そういうことなんだと思う。
二人は知り合って四年になる。
ネットの婚活サイトで知り合った二人は、ひとまわり年が離れている。
私より少し年上の彼女は、とてもキュートで可愛い女性だ。
いろんなことに「きちんと」できる女性だと思うし、料理上手に違いない。
顔だちも綺麗だ。
四年前、会える、となった時の彼の心の中のガッツポーズが私には見えた。
それでも彼女はサラリと言う。
「私ってね、波があるの。すぐ沈んじゃうのよ。
でもこの人は、ちゃんと拾い上げてくれるの。何度も救ってくれるの」
あぁ、
この二人は、
出会うべくして出会ったんだな。
この年齢で、出逢う必要があるから出会って、今をふたりで生きてるんだな。
なんか、
そういうの、
……いいな。
今はオトコは要らない。本気でそう思っている私でさえ、つい、そう思ってしまう。
心の中でほっこりした温かい気持ちが広がる。
でも、
それをうまく言葉にすることはできずに、私はただ頷きながら彼女の話を聞いていた。
なんか、
そういうの、
いいな。
そう思っていることを言葉にしなくても、
その気持ちは顔に出ているはずだ。
たぶん私は笑っている。意識せずとも。
そう思った時、
さっきから彼女(と私)の話を笑顔で、あまり口を挟まずに聞いている彼の気持ちが分かる気がした。
彼は幸せなのだ。
褒める言葉でも、もうちょっとこうしてくれたらねぇ、という要望でも、過去を振り返っての叱責であったとしても、
彼女が自分のことを話すのを聞いているのは、彼には幸せな時間なんだろうな。
そんな気がする。
うん、そうに違いない。
それでも、当然伝わっていると思っていることが言葉がないばっかりに伝わっていなかったり、
かと思えば、ひょんな話からしっかり伝わって誤解が解けたり、
男女の間にはしばしばそういうことがあるらしい。
何歳になっても、
意地を張ってしまったり素直になれなかったり
もういいっ!!と投げ出したくなったり終わりにしたくなったり。
そんなことがありながらも、それでも切れないふたりがいるのだ。
若い時のように、これからの人生の全てを二人で作り上げていくわけではない。
これまでの人生で作り上げてきたものを含めての、今の自分。今のあなた。
大人の男女には、大人だからこその深さがあるらしい。
時にそれが難しさになったとしても、
だから終わりにしましょう、と思う気持ちを上回る何かがあれば
たぶん、二人はこれからも一緒にいる方がいいのだ。
彼女に、父が暮らす環境を改善してくれたことへの感謝を伝える娘や、
彼のことを、あんな良い人はいないから大事にしなきゃだめだよ、と言う息子がいるならなおさらだ。
今日からまた新しい週が始まり、
いつもと変わらない一日を私は過ごした。
いや、
ふたりに会えて、少しだけ、変わったことがある。
それは、
いつか自分も、誰かと「ふたり」になってみるのも、よさそうだな。
と
思うようになったことだ。
今すぐに、ではないけれど。
うん。いつか。
※この話はノンフィクションです。
が、
あくまで野田目線のため、登場人物に対して多少の失礼があると思われます。
ご了承ください。