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人生、失敗しちゃった~ニート後遺症 闘病記~

十数年のニートをやめて一年。ニート後遺症と戦う、ニート研究家。

昨日【脱ニート者の今日】

2016年02月16日 | 脱ニート者の日常
愛描の話、読んでくださった方からコメントをいただいた。
「猫にとって何が幸せだったか、憶測でしかわからない」とおっしゃってくださった。また少し、不愉快にさせることをまき散らしてしまうかもしれないけれど、我が事でいえば、その最期にしてあげられることを全力でしてあげられなかった、あまつさえ自分を優先してしまった。辛かっただろうし苦しかっただろう時間に、俺は、待たせてしまった。ほんの一回ではあった。だから大丈夫と。その17年間、一度もそんなことはしなかったのにしてしまった。

だから、もうひと方、俺を気にかけてくださる方のコメントを読んで思う。
幸福だったかといえば、多分、幸福ではなかった最期にしてしまった。それはもうどうにもならないこと。それを思い出せば苦しい。それは罰として苦しみながら、それに引っ張られて俺がわけのわからんことになってしまうと、本当に彼女が俺をおかしくしてしまったという更に最低な結末へと続いてしまう。
悲劇の主人公になどなってはいけない。それは自分の為だし、彼女の為だし、家族の為でもある。全部、繋がっていく。

なんだかまとまらないけれど、まとまらなくていい。キレイにまとまるわけがない。まとまるならこんなことかいてない。やっていない。

コメントをくださった方、本当に、何度も同じことばかり言ってしまいますが、本当にありがとうございます。
何がどうなるか分からないけれど、この場に楽しい話をぶちまけることができるようになるよう、進みます。

笑うこと、幸福を感じること【脱ニート者は変化する】

2016年02月15日 | 脱ニート者の日常
「まず、自分を好きになれる自分を目指す。優先順位をつけて、ひとつずつクリアしていくと、いつか点が線となり、形作っていけば?」というコメントをくださった方がいる。自虐的でそれを知るからの前向きであろうとするアンバランスな日々の中、気付けないことを教えてくれた。「自分を好きになれる自分」「優先順位」。もう一度、何度でも、考え直そう。

他にもこのような、自分勝手な自分語りにコメントをしてくださった方がいる。その度に、頭を殴られたような、なのに切なくて泣きそうな温かみを感じる。

本当にありがとうございます。

「笑う」「幸福」について、少しモノ言わせてください。

実をいうと、何かをみて笑ったりちょっとしたことで幸福だと思うことは、ある。妙な言い方になるが、うっかり気持ち良く笑ったりうっかり幸福だなぁと思ってしまう。うん。思ってしまう。その度にその直後に、どうにもならない罪の意識に襲われる。笑うことができてしまう、幸福を感じられてしまうことに震えがくる。人生の三分の一を一緒に過ごした愛描を、たった一回とはいえ自分を優先したが故に適当な形で終わらせてしまったという事実。それなのに俺は馬鹿みたいに笑えてしまうんだよ。俺はいったいなんなんだ。こんなに大切なものを失くしておいて。
笑う資格がない、幸福になる資格がないというのは誤りだった。笑うと辛い、幸福だと辛い。だから笑えない。笑いたくない。つまり俺は、ここでもまた、俺が受ける苦痛だけを考えているということなのだろう。余りに自分勝手過ぎて、情けなくさえならない。
そんなことに気付いたとはいえ、起こしてしまった事実がある以上、多分、これは解消はできない。
でも、幾つかいただいたコメントを拝読させていただいて、少し変わった。
解消はできないかもしれないけれど、このままだと愛描を呪い猫にしてしまう。それは嫌だ。もう彼女に何もしてやれないのなら、せめて俺が彼女のせいでどうにかなってしまうという状況だけは阻止したい。
自分が好きな自分…はまだまだ分からないけれど、まずは、自分が許せない自分をこれ以上積み上げることはやめよう、と思う。

コメントでご指摘くださった主旨とは違うかもしれないが、少し、楽になれた。楽になれたと思うとまた罪の意識がもたげるのだけど、それとも向き合って好転させる方向へ行こう。すぐに変わることはできないのだろうから、言葉ひとつひとつをかみしめて暮らす。そうすれば好転する。

ありがとうございます。みなさん。

ニート・ひきこもりの人!1秒でも早く社会に戻れ!【ニート後遺症者より】

2016年02月13日 | 脱ニート者の日常
陽が、長くなった。
風が、暖かくなった。
ふと感じたとたんに、耳鳴りがする。眩暈がする。そして嘔吐感。全身の倦怠感。
季節の移り目がメンタルに作用する。
何も変わらなかった、ならいい。変化はした。先細る方に。
一年経って、多くの大切な者たちと死に別れた。間に合わなかった。最期に、ありがとうと言えなかった。すみませんしか言えなかった。
金が減り続けた、というほどなかった。入った金はそのまま消えていく。生活費と税金。支払いに追われるだけで日々が終わる。追われるだけならいい。支払えずに追い込まれる。
それでも仕事をさせてもらえている。1日四時間。月7万弱。そのおかげで飯だけは食えている。電気やガス・水道も使えている。ガスは一度、キレイに止められたけれど。電話もネットも止められた。とはいえ一応、復帰はできた。お金、ありがとう。

世間は新生活へ向けて慌ただしく、騒がしい。
疎外感ではなくて、それをみて感じてはどんどんダメになるだけの生活を変えられなかったことに気付いてしまう。
こうして、どこかでタガが外れたら何か危険な行動に出てしまうのだろうか。だから春にはアブナイ人が増えるのだろうか。

俺は壊れない。俺は勝手に壊れてはいけない。それだけのことをしてしまったのだから、死ぬまで正気を保ちながら決して贖うことのできない、許されることのない贖罪行を続ける。それで自分が満足することもない。
ニートはダメだ。時間を止めちゃダメだ。

今、ニートやってる子たち。引きこもっている子たち。1秒でも早く社会に戻れ。1秒でも続ければそれだけ手遅れになる。ニートになった時点で、ひきこもった時点で、すでに手遅れなんだ。

人生にはレールがある。なぜレールがあるか考えてくれ。
それが一番、まっとうでちゃんと生きられるからなんだ。それ以外で成功している人もいる。でも、そういう人たちの多くは「普通の人生」もきっちりこなせる、こなした人たちなんだ。「普通」ができない人と「普通」をやらない人は違う。レールを否定するのは中学まで。がんばって高校まで。
レールに乗らないと、手遅れになる。乗った人はみんな待ってくれない。どんどん先にいく。
後からそれを取り戻すことは、絶対にできない。

絶対にだ。
時間を巻き戻すことはできないからね。

人並みに睡眠など取っていいわけがない【ニート後遺症の症状】

2016年02月12日 | 脱ニート者の日常
よく、寝る。寝てしまう。パソコンを前にキーボードを打ちながらも、うつらうつらしては、そのままスーっと寝入ってしまう。体力が低下しているからだろうか。
体のダルさが抜けないことも一因と思われる。

寝て起きると、いいようない罪悪感。
人並みに、睡眠時間などもらっていいわけがない。一秒でも働かなければいけない。なのに人一倍、寝ている。

夜は、ほっとする。寝るしかないからね。夜だから、深夜だからと言い訳をしながら、寝る。こういう性格こそが、俺をニート化させた最大の原因なのかもと猛省しながら、寝てしまう。が、安眠ではない。二時間ごとに起きる。トイレにいく。空腹に耐える。寝る。その繰り返し。現状については考えないようにする。

せめて夜、寝る時くらいは、人と足並みを揃えて寝息を立てたい。

職探しとりんご【ニート後遺症と甘えと弱さ】

2016年02月11日 | 脱ニート者の日常
毎日の日課、求人募集確認が終わった。
見つからない、のは自分の甘さや脆弱さのためなのだろうか。
大変な仕事はしたくないとは、思う。でも、ゴリゴリと働いて休日を満喫したいとも思う。体を動かす仕事が嫌ではない。とはいえ、何度も言い連ねているように、体を壊すと本当に人生つんでしまう。俺だけじゃない。母も含めてだ。という考えが甘いと叱られるかもしれない。
今のバイトには感謝している。拾ってくれなかったらどうなっていたか想像もつかない。一方、あの時も今と同じことを考えていた。つまり、体を壊したら終わり。他には、なんらかの事情で退職した後、キャリアなる職にする、通いきれない場所は現実的ではない、フルタイム希望。高齢の母がいるので極力日中がいい。それで探していたところ、見つからなかった。そこへ品出し募集の張り紙を見つけたので応募。決まった。そのまま一年が過ぎる。結局、当時懸念していたことは、ほぼ全て正解だった。逆にいえば、今は不正解の状態だということ。

4時間のバイトでは生活を立て直せないどころか、先細る。内容は4時間、重いカートを引っ張ってひたすら店内を走りまわる。人生の後半を迎える身としてはそれだけで体力が尽きるがそれはがんばるとしても、その結果、膝・腰の痛みが慢性化しそうになっている。仕事の面接に行っても「現在品出しで」というとあからさまに「それはキャリアの内に入らないよ」という空気を出してくる方もいたし、実際、口にされる方も。遠い場所には電車で面接を…となるのだけど、その電車賃が出せない。

なかなか今の状況を変えることができない。体が4時間で赤信号というのは、深刻。体を酷使することを厭わないだけが売りなのに。他には何もないからね。

責任ある仕事をしたくないと思う、自分の脆弱さにも気付いた。これは反省しなくてはいけない。できれば単純労働で一人で黙々と働きたい。そういうことばかり言っているから探す職の幅が狭くなる。
アットホームな職場ですといううたい文句が、ストレスにしかならない…のもニート後遺症の症状なのだろう。

昨日は、パンを削ってりんごを買った。
母の体調がよくない。一月初めに引いた風邪が長引いているのか、咳が止まらない。時々、頭痛を訴える。何もしてやれないので、りんごを買った。うまそうに喰ってくれた。俺も少し食べた。何年ぶりかのりんご、うまかった。